KinKi Kidsと吉田拓郎による音楽バラエティ「LOVE LOVE あいしてる」が復活し、 7月21日(木)20:00よりフジテレビ系で特別番組「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」として放送される。
「LOVE LOVE あいしてる」は1996年10月から2001年3月にかけてレギュラー放送され、その後、不定期でオンエアされてきたプログラム。この番組の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」ではKinKi Kidsが吉田や坂崎幸之助(THE ALFEE)からギターを教わり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」の作詞を堂本剛、作曲を堂本光一が手がけるなど初の曲作りに臨み、音楽性を高めていった。番組終了後もKinKi Kidsと吉田の交流は続き、6月29日にリリースされる吉田のラストアルバム「ah-面白かった」には光一が題字で、剛が編曲とギター演奏で参加している。
今回の特番決定のきっかけとなったのは光一が吉田へ宛てたメッセージだったという。2人は年始にメールを交わし、光一が「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と吉田に送信。そのメッセージを受け取った吉田はすぐに剛や同番組に出演していた篠原ともえと話した末、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打合せしませんか?」と連絡し、52年のアーティスト活動にピリオドを打つ自身にとって最後のテレビ出演に向け動き出した。
また特番のためにKinKi Kidsと吉田は新曲「Sayonara あいしてる」を制作。吉田が作詞、KinKi Kidsが作曲を担当している。3人で楽曲を制作することが決まると、その翌日には吉田が歌詞を2人に送った。それを受け取った剛と光一はお互いに作ったメロディをすり合わせながら、作曲を進めていった。そうしてできあがった「Sayonara あいしてる」を3人は一夜限りでパフォーマンスする。これに向けて剛は「大変でしたが、拓郎さんの詩がとてもすてきなので、とても良い曲ができました。久しぶりにこのメンバーで過ごして、めちゃくちゃ楽しいです。『LOVE LOVE~』をもう一度やりたいなと思うくらい。この空気感を皆さんに伝えるべく、本番はナチュラルに過ごそうかなと思っています」と話し、光一は「おのずと道ができていく、そこに全員が向かっていってしまう、それが拓郎さんの持つエネルギー。昔も今もそうやって変わらないのがすてきだし、そこにいられることが幸せだと感じながら準備しています」と吉田の魅力を交えてコメントしている。