10月7日に同時公開されるアニメーション映画「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」の主題歌を須田景凪とSaucy Dogがそれぞれ担当する。
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は乙野四方字の同名小説を原作とした映画。並行世界を行き来することができる同じ名前の2人の少年が、それぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるラブストーリーだ。「僕が愛したすべての君へ」は松本淳、「君を愛したひとりの僕へ」はカサヰケンイチが監督を務め、2作品の主人公である暦を宮沢氷魚、「僕が愛したすべての君へ」のヒロイン・和音を橋本愛、「君を愛したひとりの僕へ」のヒロイン・栞を蒔田彩珠が演じる。
須田は「僕が愛したすべての君へ」の主題歌として「雲を恋う」(くもをこう)、Saucy Dogは「君を愛したひとりの僕へ」の主題歌として「紫苑」(しおん)を書き下ろし提供。YouTubeではこれらの楽曲を使用した、映画の本予告映像が公開された。
また栞の母役で水野美紀、おばあさんになった和音役で余貴美子、おじいさんになった暦役で西岡徳馬が出演することも明らかになった。
須田景凪 コメント
今回、映画「僕が愛したすべての君へ」への主題歌に「雲を恋う」という楽曲を書かせて頂きました。
最初に絵コンテを見せて頂き、既に繊細な情景や心模様が描かれていたことがとても印象に残っています。
様々な関係性の形がある中で、共犯者で在れるように音楽を作りました。
過去が霞んで行って未来のことがわからずとも、確かなものがあると信じています。
少しでも、この映画を彩る事が出来れば幸せです。
Saucy Dog 石原慎也(Vo, G)コメント
風化していくには綺麗過ぎる思い出。
時間を戻せたら、あの時どうしていれば
僕らはまだ「ふたり」でいたのか。
そんな誰かと誰かの物語。
望んでいた未来には程遠いけれど、きっとまたそっちで会えるよね。
その時はまた笑って「待ちくたびれたよ」なんて言ってくれ。思い出話はその時にしよう。