8月12日(金)にNHK総合で放送される特番「#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして」にHey! Say! JUMPの伊野尾慧が出演する。
この特番は戦争の記憶を10~30代の若者に伝えるため、映画「この世界の片隅に」の主人公・すずのように戦時中を懸命に暮らした人たちを探すキャンペーン「#あちこちのすずさん」の一環としてオンエアされるもの。ウクライナでの戦争が続く中で放送される今年のテーマは「戦争が“身近”になって…そして」。番組ではVR空間に再現された“すずさんの家”に現代の若者がアバターとなって飛び込み、戦時中の暮らしを体感する。伊野尾は、千原ジュニアや池田エライザ、黒柳徹子、「この世界の片隅に」の片渕須直監督とともに、当時の若者たちを描いたアニメ作品を見ながら「現代の私たちと何が違うのか? 何が同じなのか?」「戦争の何が問題なのか?」といったことを戦争体験者やウクライナの人たちと語り合う。
「#あちこちのすずさん」特設サイトでは「戦争の中の日常」に関するエピソードを募集中。TwitterやInstagramでもハッシュタグ「#あちこちのすずさん」とともにエピソードを募っている。
片渕須直 コメント
世界中から戦火が絶えることがないのは悲しむべきことなのですが、今年は特にウクライナでの戦争で、それまでふつうの生活を営んでいた人たちが、突然戦火の中に投げ込まれてしまった姿が、SNS などを通じて目の当たりにされてしまっています。80 年近く前の戦争がどんなものだったのかも含めて、「『戦争』が自分の身の回りにやって来る」とはどういうものなのか、感じていければと思います。
千原ジュニア コメント
毎日のように戦争の報道がある中で例年以上に、この番組を放送する意義があるのではないかと感じております。皆さんと一緒に戦争というものについて、深く向き合うことができればと思っております。
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) コメント
僕が「#あちこちのすずさん」に参加し始めて今年で4年目。たくさんの戦争体験者にお会いしてきたけれど、生きた人の分だけドラマがあって、それぞれ全然違うことにいつも驚かされます。今年は“戦争は他人事だ“と言いにくい状況になっているけれど、じゃあ僕は自分なりに戦争をどうとらえればいいのか?皆さんの生き方をヒントに考えたいです。
池田エライザ コメント
未来を彩る学生たちと、未来を守る私たち。なかなか語り合えない戦争のこと。
もっと話し合いたい戦争のこと。世代もルーツもそれぞれな私たちが学んだ先にはどんな言葉が生まれるのか、どんな希望が生まれるのか、と考えると今からドキドキします。
NHK総合「#あちこちのすずさん 戦争が“身近”になって…そして」
2022年8月12日(金)19:30~20:42
<出演者>
片渕須直 / 千原ジュニア / 伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) / 黒柳徹子 / 池田エライザ