yamaの新曲「色彩」が本日10月1日(土)にテレビ東京系で放送開始したテレビアニメ「SPY×FAMILY」第2クールのエンディング主題歌に決定した。
「SPY×FAMILY」は、遠藤達哉が集英社「少年ジャンプ+」で連載中の人気マンガを原作とした作品。第1クールのオープニング主題歌はOfficial髭男dism、同クールのエンディング主題歌は星野源が務め、先月9月にはBUMP OF CHICKENが第2クールのオープニング主題歌を担当することが発表された。
エンディング主題歌となる「色彩」はyamaの代表曲「春を告げる」以来、約2年ぶりにくじらとのタッグを組んで制作されたアップテンポなナンバー。自身も作品のファンであるというyamaは「ロイド、アーニャ、ヨルの人生にそれぞれの物語があります。過酷な人生で腐らずに『大人』になっていくのは難しいことだと思います。しかし悲しみや不安を抱えることも間違いなく人生の彩りの一つであり、ありのままで自らが信じている方へ進んでほしいと想いながら歌っています」と楽曲に込めた思いを語った。「色彩」の音源は、10月2日0:00より各サブスクリプションサイトにてデジタルリリースされる。
yama コメント
エンディング主題歌を担当することについて
自分yamaと今回楽曲を書いたくじらのタッグでオファー頂いた時はまさか主題歌を自分が担当できると思っておらず本当に嬉しく思いました。光栄な機会を頂いたからには必ず全力で応えたい! と思ったのを覚えています。
原作マンガ「SPY×FAMILY」を読んだ感想
互いの正体を隠している関係の危うさにハラハラしますが、アーニャが懸命に繋ぎ目となって小さな幸せを3人で積み重ねていく様子は読んでいて微笑ましくあたたかいなあと感じます。ロイド、アーニャ、ヨルそれぞれ人並外れた能力を手にしていますが人には言えない秘密や孤独、不器用さを抱えている人間らしさに共感します。
物語に非日常と日常が混在している中で、何気ない日常の幸せが当たり前ではないという普段自分たちが見失いがちなことにも作品を通して気付かされるように思います。
シリアスかと思いきや思わず笑ってしまったり、感動したり、ときめいたり、とにかく読んでいて元気づけられます。
曲名や楽曲に込めた思いについて
完璧な人間はおらず、周囲の人から影響を受けながら危機や困難を乗り越え成長していく過程はまさに物語です。ロイド、アーニャ、ヨルの人生にそれぞれの物語があります。過酷な人生で腐らずに「大人」になっていくのは難しいことだと思います。しかし悲しみや不安を抱えることも間違いなく人生の彩りの一つであり、ありのままで自らが信じている方へ進んでほしいと想いながら歌っています。
誰かの物語と交わった時に黒く濁るのではなく、それぞれが持つ色の影響を受けながら色彩が豊かになっていくようにと。この物語の彼、彼女等が輝いていくようにと願っています。
テレビアニメ「SPY×FAMILY」ファンに向けたメッセージ
「SPY×FAMILY」という素晴らしい作品に関わることができて本当に嬉しく思います。
原作、アニメ第1クールと拝見してきて一人のファンとしてアニメを楽しみにしています。
自分の好きな作品で自分の楽曲が流れると思うとドキドキします。
是非、エンディング主題歌の「色彩」も一緒に楽しんでいただけたらと思います。