聖飢魔IIが10月16日に千葉・森のホール21 大ホールで全国ツアー「35++執念の大黒ミサツアー」の初日公演を開催した。
聖飢魔IIは魔暦22年にあたる2020年に地球デビュー35周年を記念した期間限定の再集結を予定していたが、新型コロナウイルスの蔓延という“ゼウスの妨害”を受けた。本来の大黒ミサを行うまで、聖飢魔IIの地球デビュー35周年は完遂とならず、魔暦24年の2022年、約7年ぶりに本来の「大黒ミサツアー」を実施することとなった。ツアー初日で聖飢魔IIは長年のキャリアに裏打ちされた貫禄のステージングを見せつけ、予想外の選曲や演出を含む内容で会場全体を熱く盛り上げた。
またライブがクライマックスに向かっていく中、デーモン閣下(Vo)が10月1日にこの世を去ったアントニオ猪木についてコメント。「吾輩とルーク参謀はよく新日本プロレスの1.4東京ドームに行っていたのだが、今日は先日亡くなったアントニオ猪木氏の冥福を祈りたいと思う」と述べ、「1、2、3、ダー!」のかけ声で信者(ファン)たちと拳を掲げて追悼した。ライブの終盤では涙する信者の姿も多数見られ、熱狂のままに初日公演は幕を閉じた。
35++執念の大黒ミサツアー(※終了分は割愛)
2022年10月23日(日)長野県 ホクト文化ホール 大ホール
2022年10月30日(日)京都府 ロームシアター京都 メインホール
2022年11月6日(日)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
2022年11月12日(土)広島県 上野学園ホール
2022年11月20日(日)群馬県 ベイシア文化ホール 大ホール
2022年11月26日(土)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
2022年12月5日(月)大阪府 オリックス劇場
2022年12月10日(土)東京都 東京ガーデンシアター
2022年12月18日(日)福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール
2022年12月24日(土)静岡県 アクトシティ浜松 大ホール
2023年1月7日(土)宮城県 仙台サンプラザホール
2023年1月14日(土)石川県 本多の森ホール
2023年1月21日(土)岡山県 岡山市民会館
※2022年=魔暦24年
※2023年=魔暦25年