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水着だらけの「豆柴の大群なりの合宿」クロちゃん助言ありのコント&運動会で現役メンバー全員脱落

クロちゃんと参加者の記念写真。
2年以上前2022年12月13日 15:02

豆柴の大群の新メンバーオーディション「豆柴の大群なりの合宿」が12月11日から14日にかけて開催中。この記事では3日目の模様をレポートする。

「豆柴の大群なりの合宿」には12名の候補生に、豆柴の大群からナオ・オブ・ナオ、ハナエモンスター、ミユキエンジェル、アイカ・ザ・スパイの4名を加えた計16名が参加。合宿の模様はニコニコ生放送で最終日まで生中継されている。2日目終了時点でのメンバーは下記の通り。

「豆柴の大群なりの合宿」参加メンバー

候補生

ハノン / スズノ / レオナ / シオン / カンナ / リノ / モモカ
脱落:ウンヒ
脱落(救済対象):ミユウ / アユミ / ミサキ / ハルナ

豆柴の大群

脱落(救済対象):ナオ・オブ・ナオ / ハナエモンスター / ミユキエンジェル / アイカ・ザ・スパイ

候補生のミユウ、アユミ、ミサキ、ハルナと、豆柴の大群の全メンバーは2日目で脱落を言い渡された。彼女たちは3日目6:00にスタートした救済措置・シャトルランに参加。その結果、ミユウ、ミサキの脱落が決定。豆柴の4人のうちナオは78回とほか3人より早く離脱したが、脱落した候補生2人よりも10回以上多くのシャトルランを走ったため、脱落をまぬがれた。1位のミユキは限界まで走り切る姿勢を崩さず、2位のアユミより1回多い91回を記録した。

6:30には障害物付きの早朝マラソンがスタート。ハナエが1位でゴールし、2位以降にカンナ、ミユキ、ナオ、スズノが続いた。またアイカが11位でゴールし、12位がシオン、最下位がモモカとなった。シオンは朝食を時間内に食べきれず減点。この合宿では食事、発表会の結果などで各メンバーにポイントが付与され、その数が審査の対象となる。

早朝マラソン終了後、昼の審査内容がコントであることが発表された。コントの練習開始から1時間ほど経ったタイミングで豆柴のアドバイザー・クロちゃん(安田大サーカス)が“漫才のスペシャリスト”として登場。クロちゃんは「日常をいかに取り込むか。わかりやすくもぶっ飛んで、自分たちの個性を出して。それを評価させてもらいます」「僕は多くの人と笑うところ(ツボ)が違うので、そこを理解してくれているのかを含めて楽しみです」とコメントしつつ、「ナオが脱落しなくてよかった。ありがとう」と本合宿の総指揮を執るWACK辻山氏をハグした。

その後、クロちゃんは面談を実施。看護師のモモカと即興で採血ごっこをするなどクロちゃんらしいやり取りを交えつつも、候補生や現役メンバーの声に耳を傾ける。メモ帳を手に取り、参加者たちの印象などを書き記すクロちゃん。彼はハルナに「声が小さい」と指摘したうえで、大声で挨拶させる。独自の助言を経て、ハルナが大きく声を張り上げ、これまでで一番の笑顔を見せた。豆柴メンバーに向けてクロちゃんは「ここで、変わろう!」とエールを送った。ミユキとの面談中には2人で成立する一発ギャグを披露するなど、日頃からの関係性をにじませた。さらにナオに向けては「まとめ役のナオじゃなくて、いちプレイヤーとしてのナオを見たいな」と激励した。

昼のコント審査は5チームに分かれて行われ、クロちゃんがその模様を見届けた。順番にチーム“大”のアイカ、スズノ、レオナが「老人?ラジオ体操」、チーム“の”のアユミとハルナが「豆柴の達人」、チーム“柴”のハナエ、シオン、カンナが「未成年飲酒ダメ絶対」、チーム“群”のナオとハノンが「ナオの筋肉」、チーム“豆”のミユキ、モモカ、リノが「魚人」というコントを披露。面談でのクロちゃんのアドバイスが影響したのか、見応えのあるネタが続いた。クロちゃんによる総評は下記の通り。

クロちゃんによるコント審査コメント

チーム豆(ミユキエンジェル / モモカ / リノ)1ポイント

段取り忘れで確認するところとか面白かったけど、コントという見方をすると少しテンションが低くなった。モモカの生クリーム好きとかが入ってるのはよかった。

チーム柴(ハナエモンスター / シオン / カンナ)4ポイント

わかりやすい。飲酒ネタをやって最後に「(未成年飲酒)ダメ、絶対」と言うのは大事。テレビでネタをやるにしてもネタに加えて何か情報が入ってるのはいいと思うので。(過去に未成年飲酒問題で話題になった)ナオをいじってるところもわかりやすくて笑えました。パンストを被るところもそうだし、変わった一面を見られてよかった。

チームの(アユミ / ハルナ)2ポイント

「太鼓の達人」のオマージュも、どぶろっくさんの「イチモツ」ネタもわかりやすかったけど、どぶろっくさんまでいく必要はあったのかな、オリジナリティが減ったぶん、点数が低めになった。「太鼓の達人」で叩いてワンワンワンと吠えるのはよかったです。

チーム大(アイカ・ザ・スパイ / スズノ / レオナ)2ポイント

タイツを着た2人(スズノとレオナ)が年配の方の動きをイメージしていたと思うけど、もう少しわかりやすく丁寧にアイカのツッコミがあるといいな。年配の方が急に元気になって体操するところの説明がなくてわからなかった。アイカの役割がにゃんこスター(のアンゴラ村長)的なだからもっと前に出てツッコまないと。タイツを着ている意味はわからなかった。

チーム群(ナオ・オブ・ナオ / ハノン)4ポイント

何かのネタのオマージュなの? とりあえず意味がわからない。よくあれで場を持たせたなと思うの。チーム柴では意味のあるメッセージ性がよかったけど、群は意味がないネタで同じ点数です。ハノンの変な動き、ナオの無表情、もう本当になんなの?って感じで。ナオの「言いたいことあるなら言いなさいよ」って感じが面白かったです。

総評

各チーム、いろいろ考えてやったのがわかりました。点数で優劣は付けましたけど、点数よりも「殻を破れたかどうか」が大事。もっと皆さんが自分たちを表現できたらいいなと思います。コントはどれもよく合わせてきたなと思いました。

昼食後に発表された次なる審査は、3チーム制による「運動会」だった。ちなみに豆柴は2020年10月にメジャーデビューを記念した運動会を東京・東京ドームで催したことがある。参加者は水着の上に運動着を着た状態で体育館に集合。アイカ、リノ、レオナ、モモカが赤チーム、ハナエ、アユミ、スズノ、シオンが白チーム、ナオ、ミユキ、ハノン、ハルナ、カンナがクロチームに分けられた運動会では各競技で負けるごとに1枚脱いでいく“野球拳システム”が導入され、クロちゃんは「アイドルと水着は付き物です!」「新しい魅力が1枚1枚見えていって、“殻を破れる”んじゃないかな」と下心をちらつかせながら開会を宣言した。ハナエ「水着は豆柴の大群になってからのお楽しみにしたいので、負けないぞ!」、アイカ「全戦全勝は赤チームです!」などと豆柴メンバーは候補生を率いて気合いを入れる。候補生からはハノンが準備体操をリードし、リノ、スズノ、カンナの3名が代表して選手宣誓を行った。

用意された競技は全12種目。13:30から約6時間をかけて「大玉転がし」「大縄跳び」「障害物走」「綱引き」「玉入れ」「ドッジボール」「ガチ相撲」「叩いて被ってジャンケンポン」「イス取りゲーム」「ムカデ競争」「騎馬戦」「リレー」が行われた。序盤は回数の多さやタイムの速さを競う間接的な勝負が続いたが、後半に行くにつれてフィジカルでぶつかり合う競技が増えていく。ガチ相撲から一気に参加者同士がぶつかり合う機会が増えていき、競技を終えるごとに参加者が水着に近い格好になっていった。アユミは相撲や騎馬戦でここ一番の勝負強さをアピール。シオンは相撲初体験ながら連勝することがあり、彼女自身もその結果に驚いていた。また“野球拳スタイル”の運動会では、参加者のエンタテインメント性が試されることに。競技で負けるたびに各チームのメンバーたちはニコニコ生放送のカメラに向かってセクシーなポーズを見せた。

最終競技のリレーが終わり、順位が確定。1位はハナエらの白チーム、2位はアイカらの赤チーム、3位はミユキ、ナオらのクロチームという結果になった。夕食後にこの日の審査結果が発表され、脱落者はシオン、スズノ、レオナ、ハノン、そして豆柴のハナエ、ナオ、アイカ、ミユキ。豆柴メンバーは3日連続で脱落者として名を連ねた。4日目の早朝には脱落者への救済措置としてスクワット対決が行われる。

なお4日目にはこの合宿で初めてとなるパフォーマンス審査が行われる。課題曲は豆柴の楽曲「MUST CHANGE」のリアレンジバージョン。2チーム制になる予定で、1組目のチームモンスターがリノ、ハンナ、モモカ、ハルナ、アユミ。2組目は3日目の脱落者の中から救済されたメンバーで構成されたチームとなる。

ニコニコ生放送「豆柴の大群 新メンバーオーディション『豆柴の大群なりの合宿』」

配信日時:2022年12月11日(日)14:00~
配信URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv339446371

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