12月31日にNHK総合ほかで放送される「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月30日に行われた。この記事では、番組の司会を務める大泉洋と橋本環奈、そしてスペシャルナビゲーターを担当する櫻井翔(嵐)のコメントを紹介する。
「紅白」のリハーサルを経て、大泉は「我々も、どういうステージになるのか全貌が見えてきました。例年通りド派手な楽しい演出もあれば、コロナ前の紅白のような、出演者が一堂に会すようなシーンもあって。『これが王道の紅白なのかな』とワクワクしました」、橋本は「すごく楽しみですね。オープニングとエンディングでアーティストの皆さんが一堂に会するのは圧巻だなと思いましたし、近い距離でリハーサルを見させていただいて感動しっぱなしでした。4時間近くの生放送もあっという間だと思うんですけど、最後まで楽しめたらなと思います」とそれぞれコメント。櫻井は「お客さんを満杯に入れての紅白は3年ぶりですよね? 全部埋まっていたら空気感もガラッと変わると思いますし、アーティストの皆さんや後輩のコメントを見ていても、お客さんの前に立てた喜びを感じられた1年だったかと思います。お客さんはもちろんですが、ステージ上に立つアーティストの喜びを間に立って伝えることができたらなと思います」と話した。
3年連続で司会を務める大泉はまだまだ「紅白」に慣れないと語る。一方で「環奈ちゃんの落ち着きは異常」と言って橋本に視線を向けると、櫻井もすかさず同調。2人から「もうちょっと緊張したほうがいいんじゃないかなってくらい!(笑)」と感心された橋本は、「確かにまだ緊張はしてないですけど、まだ本番になっていないので。お客さんで満員の会場を見たら、もしかすると緊張するかもしれません」と笑顔を浮かべた。そんな橋本は、「紅白」で楽しみにしていることを尋ねられた際には「1回だけで終わるのが寂しくなるくらい。1つを選ぶのは難しいんですけど」と前置きしつつ、「私は松任谷由実さんが大好きなので、実際に生でお会いするのが楽しみです」とキラキラとした眼差しで語った。
櫻井は3年ぶりの「紅白」現場について、「3年ぶりに足を運ぶと、ガラッと雰囲気も変わっていますし、チームも変わっていますね。2022年の『紅白』は1回しかありません。何回(出場を)重ねても、毎度リセットされるというか」と毎度新鮮な気持ちで「紅白」に臨んでいると明かす。また会見の後半には、「紅白」にゲスト審査員として登場する松本潤(嵐)の話題に。松本と顔を合わせることについて、櫻井は「めちゃくちゃ楽しみです。昨日食堂でご飯を食べてたら、甲冑の衣装合わせをしている松本潤がいて。写真を撮っていたら『写真はやめてください』って言われました(笑)。厳しいですね、大河ドラマって!」とエピソードを明かしたのち、「(松本とは)普段から会ってますけど、メディアで会うのは今年最初で、最後になるんです。僕自身も楽しみですし、ファンの皆さんにも喜んでいただけたらなと思います」と声を弾ませた。