橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)がダブル主演を務める映画「禁じられた遊び」が9月8日に公開される。
「禁じられた遊び」は清水カルマによる同名ホラー小説を原作とした作品。監督は「リング」「スマホを落としただけなのに」「事故物件 恐い間取り」といったホラー作品を世に送り出してきた中田秀夫が務める。企画プロデュースは「64-ロクヨン- 前編 / 後編」「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」「ラーゲリより愛を込めて」などヒット作を生み出してきた平野隆が担当する。
橋本と重岡が共演するのは今作が初めてのこと。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人をそれぞれ演じる。初のホラー作品出演となる重岡は本作について「ホラー映画の出演は初めてなので、『これはどうやって撮るんだろう』と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました」とコメントしている。
YouTubeでは映画の予告映像が公開されている。
橋本環奈 コメント
今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子は
すごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で
初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。
服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。
重岡大毅(ジャニーズWEST)コメント
ホラー映画の出演は初めてなので、「これはどうやって撮るんだろう」と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。
そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。
本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。
もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点)
中田秀夫監督 コメント
ダブル主演の2人について
橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、
現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。
おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。
重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行ってくださり、
おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。
私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。
原作者・清水カルマ コメント
まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。
自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。
もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。
ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても十人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。
それでもずっと映画に対する憧れがあったので、「禁じられた遊び」の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。
実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。
今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません。