スピッツによる主題歌を使用した映画「水は海に向かって流れる」の予告編がYouTubeで公開された。
6月9日公開の「水は海に向かって流れる」は田島列島の同名マンガを原作とした映画。26歳のOL・榊千紗と高校1年生の熊沢直達を中心に、曲者ぞろいのシェアハウスのにぎやかな日常を描く。主人公の榊は広瀬すず、直達は大西利空が演じる。予告編にはシェアハウスの個性的な住人や、榊に「彼氏とかいるんですか?」と直球の質問を投げかけ「私、恋愛しないので」と言い放たれる直達の姿などが切り取られている。
本作の主題歌はスピッツが書き下ろした「ときめきpart1」。5月17日リリースのアルバム「ひみつスタジオ」に収録される。草野マサムネ(Vo, G)はこの曲について「世の中ポジティブシンキングだけでは乗り切れないよなぁ、そんなことを考えさせられる、心に残るというより“心に引っかかる”お話です。それでもやっぱり障壁を乗り越えて、出会いの『ときめき』を大事にしたい。なのであえてポジティブな曲を作ってみました」とコメントしている。なお「ときめきpart1」の音源は映画の予告編で初公開となった。
草野マサムネ(スピッツ) コメント
世の中ポジティブシンキングだけでは乗り切れないよなぁ、そんなことを考えさせられる、心に残るというより“心に引っかかる”お話です。
それでもやっぱり障壁を乗り越えて、出会いの「ときめき」を大事にしたい。なのであえてポジティブな曲を作ってみました。
元気なイメージの広瀬すずさんが今回は翳りのある役というのも楽しみです。
広瀬すず コメント
映画が完成した最初の試写でスピッツさんの主題歌を初めて聞いて、
嬉しく、ご縁があるなと思いました。
映画を観たすぐ後でしたので、榊さんの気持ちと曲がとてもリンクしました。
大人なんだけど大人じゃない。
子供なんだけど子供でもない。
絶妙なポジションにいる榊さんの中の、からまった糸がほぐれていくような印象を受けました。
榊さんへ「もっとフラットに生きていいんだよ」と言って頂いているようでした。
この曲はpart2があるのでしょうか…?(笑)