坂本美雨が、3月28日に亡くなった父・坂本龍一への追悼コメントを発表した。
美雨は昨日4月5日夜にSNSを更新し、約440文字のコメントを掲載。「ずっとずっと、憧れていました。私が生まれた時から父はたくさんの人に愛され、近くて遠い存在でした。父に会いに行く時は、好きなワンピースを着て、きれいな姿で会いたかった」「最期の日々も、そうして会いに行きました」と振り返り、「今、ちっちゃくなってもう一度娘をやりたい」「思いきり抱きつきたい。大好きでたまらない」と素直な思いを吐露した。さらに彼女は「彼の人生は、濃密な、美しい人生だったと思います」と偉大なアーティストとして世界的に称される龍一の人生を称えつつ、「坂本龍一を幸せにしてくれたすべてに、深く感謝します。お父さん、ずっとずっと愛してます」とつづっている。
坂本美雨 コメント
ずっとずっと、憧れていました。
私が生まれた時から父はたくさんの人に愛され、近くて遠い存在でした。
父に会いに行く時は、好きなワンピースを着て、きれいな姿で会いたかった。
私にとって父はそういう人でした。
最期の日々も、そうして会いに行きました。
世界一かっこいい、憧れのお父さんだから。
今、ちっちゃくなってもう一度娘をやりたい。
もっと甘えたり反抗したり迷惑をもっとかけてそれでもやっぱり大好きだと言って思いきり抱きつきたい。
大好きでたまらない。
これからは父と共に生きていきます。
私のなかにいる父が、私に美しいものをたくさん見せてくれ、生きる喜びを教え、この世を生きていく力と、立ち向かう強さをくれるでしょう。
彼の人生は、濃密な、美しい人生だったと思います。
今こうして世界中から寄せられる、知らなかった父を発見し嬉しくなります。
大好きな人のことをまだまだ知ることができて私はとても幸運です。
坂本龍一を幸せにしてくれたすべてに、深く感謝します。
お父さん、ずっとずっと愛してます。
坂本美雨