KiQによる提供曲を収録した、映画「よっす、おまたせ、じゃあまたね。」のサウンドトラックが本日6月16日に配信開始。また7月5日にはサントラの収録曲2曲を収めたアナログ7inchシングル「Boys」が雷音レコードからリリースされる。
サウンドトラックにはKiQが映画に提供した書き下ろし曲8曲を収録。このうちオープニングテーマであるパワーポップチューン「Boys」と、エンディングに使用されているスワンプロックナンバー「Ghost」がアナログ7inchシングルに収められる。雷音レコードのオーナーを務める本秀康はKiQの魅力と、映画の試写会に訪れたことを触れつつ「猪股(和磨)監督からこの2曲を雷音レコードからリリースできないかと持ちかけられましたが、監督に言われるまでもなく、映画で『Boys』がかかった瞬間、僕は7inch化することを決めていたのでした!」とアナログ盤リリースの経緯を語っている。
本秀康(雷音レコード)コメント
昨年発表されたKiQの1stアルバム「FuU」は、サイケデリック / アシッド・ロックの名盤誕生!と大きな話題となりました。僕もその内容に感銘を受け、ジャケット・イラストを引き受けたほど大好きなアルバムなのですが、実は僕はその方面のロックにあまりに詳しくなく、「FuU」の素晴らしさを声高に発信できないもどかしさがありました。ところが、最近のKiQのライヴを見ると、「FuU」の頃よりドライブ感が大幅に増して、KiQの音楽性が僕が普段聴いてるロックに接近していると感じていたのです。
そんな中、映画「よっす、おまたせ、じゃあまたね。」を試写で観て、劇中で流れた「Boys」と「Ghost」にド肝を抜かれました。やっぱり! KiQがバッド・フィンガーみたいな、僕が推薦すべきバンドに変貌している!
試写会のあと、猪股監督からこの2曲を雷音レコードからリリースできないかと持ちかけられましたが、監督に言われるまでもなく、映画で「Boys」がかかった瞬間、僕は7inch化することを決めていたのでした!
インディーファンの皆さんにも、オールド・ロックが好きな洋楽マニアの方にも、今のKiQをお勧めします。是非7inchで聴いてほしいです!
KiQ「『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』オリジナルサウンドトラック」収録曲
01. KUINIGE
02. Boys
03. UMIMADE
04. UMIBENITE
05. TOHO
06. TOKYO
07. BAR
08. Ghost
KiQ「Boys」収録曲
SIDE A
・Boys
SIDE B
・Ghost