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桜田通がありのままの姿見せた初のZeppツアーに幕「これからも音楽を続けていきたい」

桜田通(撮影:浦田大作)
2年近く前2023年07月06日 3:04

桜田通初のZeppツアー「Dori Sakurada Debut Tour 2023 "Retrograde Satellite"」最終公演が、6月29日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で開催された。

このツアーは桜田のアーティストデビューシングル「MIRAI」のリリースを記念して行われたもの。最終公演で桜田は、自身のナンバーやゆかりのある楽曲のカバーなど全14曲を熱演した。

ライブは煌びやかなサウンドの「Brand new world」で華やかに幕開け。全身白の衣装に身を包んだ桜田は、「盛り上がる準備はできていますか?」とさっそく観客を煽る。序盤には宇宙を彷彿させるような映像演出や楽曲が用意され、桜田は「Moon and Back」で月の映像をバックに豊かなハイトーンボイスを響かせた。彼は「今日はありのままの姿を見せていこうと思います」と宣言しつつ、NCT 127のユウタこと中本悠太をはじめとした、ドラマ「クールドジ男子」の共演者が本ツアーの愛知公演に足を運んでくれたことをうれしそうに振り返った。

そんなエピソードに続いて桜田が披露したのは、「クールドジ男子」のエンディングテーマであるNCT 127「Sunny Road」のカバー。桜田はリラックスムード漂うメロディを楽しげに乗りこなし、場内をピースフルなムードで包んだ。さらに桜田はラブバラードの新曲を歌唱。この曲と「Moon and Back」はリリースされておらず、本ツアーで初披露したことをMCで説明し、「お客さんと一緒に作っているような感じがしてうれしいです」と声を弾ませる。そしてこのツアーのタイトル「Retrograde Satellite」について「逆行衛星という意味で、30歳を過ぎた今のタイミングでメジャーデビューするということが逆行しているんじゃないかなと思って。あとは原点に戻るというような意味も込めてます」と語った。

「普段ははしゃぐタイプじゃないけど、今日だけは本性見せていきます!」という桜田の言葉を合図に、ハードなサウンドのナンバーが並ぶセクションに突入。彼は「NOISE」のラウドな音色に乗せ、自身の深部をさらけ出すように荒々しく歌い上げたかと思えば、ヒップホップやEDMの要素が融合した「Seize the day」で激しくラップを繰り出した。チーム・ハンサム!「君だけのHERO」のカバーは重低音が際立つロック調にアレンジされ、コール&レスポンスで場内に一体感を生み出した。

ここで衣装チェンジした桜田は、重厚感のある「One World」でパフォーマンスを再開する。さらにアンダーグラウンドな雰囲気の「FICTION」、疾走感のある「あの空へ」を続け、本編最後に歌唱したのはフューチャーベース調の「MIRAI」。桜田は穏やかにこの曲を歌い上げ、「『未来はそんなに悪くない』。この言葉を胸にがんばっていきます」と「MIRAI」の歌詞を引用し、充足感のある表情を浮かべた。

アンコールで桜田は「また暴れちゃった」とはにかみつつ、「これからも音楽を続けていきたいなと心から思いました」と音楽やライブ活動ができる喜びを噛み締める。彼は最後にピアノの繊細なイントロが印象的なバラード「Hero」を披露。ファンに寄り添うような優しい歌声で場内を満たして本ツアーの幕を下ろした。

「Dori Sakurada Debut Tour 2023 “Retrograde Satellite”」2023年6月29日 Zepp Haneda(TOKYO) セットリスト

01. Brand new world
02. Moon and Back
03. Sunny road(オリジナル:NCT 127)
04. 限りある日々
05. Don't step on Me
06. 新曲(タイトル未定)
07. NOISE
08. Seize the day
09. 君だけのHERO(オリジナル:チーム・ハンサム!)
10. One World
11. FICTION
12. あの空へ
13. MIRAI
<アンコール>
14. Hero

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