「好きだよジナン」「永遠にジナン」iKON日本公演最終日でJAY「またね！」今秋に追加公演4DAYSも決定

9か月前2023年07月14日 2:05

iKONのワールドツアー「2023 iKON WORLD TOUR [TAKE OFF]」の日本公演が7月9日に丸善インテックアリーナ大阪で閉幕した。

「iKON WORLD TOUR [TAKE OFF]」は、iKONが5月から9月にかけて台湾やフランス、スペイン、タイ、アメリカなどを巡るワールドツアー。日本公演は5月26、27日に東京・東京ガーデンシアター、7月8、9日大阪・丸善インテックアリーナ大阪で開催された。

9日に開催された日本での最終公演では、BOBBY、CHAN、そしてiKONIC（iKONファンの呼称）が「早く戻ってジナン（JAYの本名）」「好きだよジナン」「大好きジナン」「永遠にジナン」コールを響き渡らせたり、メンバーがJAYに向けた手紙を読み上げるなど、公演直前に入隊が発表されたJAYに向けて数々のサプライズが。BOBBYは「10代から30歳になるまで一緒にいてくれてありがとうございます。お前のおかげでたくさん学んだよ。韓国はお前に任せたぞ。またすぐ会おう。愛してるぜ」、SONGは「ヒョン（韓国語で『兄さん』の意）のいない空間が大きく感じられるけど、iKONは変わりなくがんばっていくから、病気とかしないで健康で行ってらっしゃい」、CHANは「8年もの間、iKONを引っ張ってくれてありがとう。ジナン兄さんが少しいない間、僕たち5人とiKONICが元気に待ってるからね。愛してるよ」、JU-NEは「ヒョンを少しの間、見送らなければならない瞬間がくるなんて、なんか気持ちが変だよ。これまでiKONの活動をしながら、ヒョンがいたから楽しかった瞬間が多かったと思う。いつも感謝してるよ」、DKは「10年も一緒に時間を過ごしたね。こうやって離れて過ごすと思うと変な気分だよ。怪我せずに元気に帰ってくると信じてる。いつも長男として大黒柱のように構えてくれて、大きな力になってくれてありがとう」「6人一緒の旅路が少しの間止まってしまうけど、かっこいい姿で戻ってきて、iKONICの前に立ちましょう」とそれぞれメッセージを送った。

これを受けて、手紙が読み上げられる前は「普段こういうのしないじゃん、お前ら」と苦笑いしていたJAYも涙をこらえきれずに号泣。全員で身を寄せ合ってそのままぐるぐる回り出すも、JAYはその後もしばらくDKに抱きついたまま涙を流し続けた。

客席のあちこちからすすり泣きの声が聞こえる中、BOBBYは「今、これを言ったら空気読めないやつになりますよ、俺」と口火を切り、本ツアーのアンコール公演が10月7、8日に東京、11、12日に大阪で開催されることを発表。残念ながらJAYは不参加となるが、彼は「僕のメンバーをよろしくお願いします！」と思いを託した。

「最後の曲です！」と始まった「Tantara」を終え、これでライブが終了するかと思われたが、BOBBYの提案によって、JAYのソロ曲「PARADISE」が最後に披露されることに。パフォーマンスが終了すると、最後にBOBBYに肩車をされていたJAYが「またね！」とファンに語りかける。メンバーが1人ひとりステージから去っていく中、最後までステージに残ったJAYは、ステージから大きな声で「行ってきます！」と叫んで日本のiKONICにしばしの別れの挨拶を告げ、ライブを締めくくった。