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JO1白岩瑠姫が夜明けに一番に会いたい人は?映画館を沸かせまくる

ハートマークを作る白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加。
約1年前2023年08月10日 12:04

白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加がダブル主演を務める映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の最速上映会が本日8月10日に東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。

9月1日公開の本作は、小説サイト「野いちご」で連載され、第1回「野いちご大賞」を受賞した汐見夏衛の同名小説を原作とした映画。マスクが手放せず周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の丹羽茜が、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト深川青磁に惹かれ、変わっていくラブストーリーだ。白岩が青磁、久間田が茜をそれぞれ演じ、「美しい彼」シリーズを手がけた酒井麻衣が監督を務めた。

上映会の前に舞台挨拶が行われ、白岩、久間田、茜のよき理解者である友人・沙耶香役の箭内夢菜、茜を陰ながら見守る母・丹羽恵子役の鶴田真由、酒井監督の5人が登壇。鶴田が目を丸くして「舞台立って、瑠姫くん人気にびっくり」と客席を見渡すと、白岩はうれしそうに照れ笑いした。「キャラクターに共感する部分はあるか?」と司会に尋ねられると、瑠姫は「青磁は時間が永遠ではないとか、人生一度きりなんだからやりたいことをやったほうがいいとか、現実的な考え方をしているんです。ここにいる方はわかってくださっているかもしれないんですが、ライブの最後のMCで僕はよく『このステージが自分の人生最後のステージになってもいいと思って、全力を出し切ってやってます』と言っていて。始まったら終わり、時間は永遠ではないという現実的な考え方は青磁と似ているんじゃないかなって」と青磁との共通点を挙げ、「セリフを言うというよりは、自分が普段思っていることがたくさんあった。演じるというより、『青磁、わかるよ』という気持ちでやった部分もめちゃくちゃあった。近しいキャラクターだなと思いながら演じました」と語った。

映画のタイトルにちなみ「夜が明けたら、一番に会いたい人は?」という質問を受けた白岩は「大切な人ですよね……」と溜めたあとに「JAMの皆さんじゃないですかね」と客席を見つめて映画館を沸かせる。白岩は「常にファンの方の立場になって、ファンの方ファーストで何事も考えるようにしているので、それが少しでも伝わってくれていたらうれしいなと思います」と愛たっぷりに語った。

“撮影当時は言えなかった、今だからこそ言えること”というテーマで司会に話を振られると、白岩は「撮影が進むにつれて、久間田さんがめちゃくちゃ強気になってきたんですよ。撮影のとき、僕は偏食でご飯をあんまり食べなくて、ずっとお菓子で撮影をつないでいたんです。それを久間田さんはいじってくるようになって。さっき舞台挨拶の前に『緊張してる?』って聞かれて、『僕は今のところ平常心です』と言ったら、『私も』って強気に言われて。明らかに対抗心を抱いてる」と断言。2人は人見知りがゆえに、最初は本読み以外でしゃべることがなかったそうだが、酒井監督にアドバイスされたことをきっかけに話すようになったという。白岩は「演技だけではなくて、現場の雰囲気も自分が作っていかなきゃいけないと教えてもらって、スタッフさんやカメラマンさんに積極的に話すようになった。“現場の雰囲気を作る”ことをできるだけがんばるようになりました」と座長としての意識の変化を語った。“今だからこそ言えること”というテーマで久間田は「白岩さんにひと言あります」と話を切り出し、「運動神経がよすぎ!」と声を張る。「自信があります」とにっこりと自画自賛する白岩の隣で、久間田が「走るシーンがあるんですけど、足がとにかく速くて、私が後ろから追いかけようとすると青磁くんを見失うんです。すごく困りました」と眉を下げると、箭内も「運動神経がよすぎると私も思ってました。青磁くんが茜の手を引っ張って走っていくときにめっちゃ大変そうで、ちょっと面白かったです」と証言した。

舞台挨拶では「一番会いたい人に見せたい空」というテーマでSNSを通して一般募集した、空の画像をつなぎ合わせた映像がスクリーンに投影された。白岩は「本当にたくさんの素敵な写真をありがとうございました。すごく感動しています」としみじみと語り、最後にこれから映画を観る人々に向けて「出演者だけではなく、監督さん、スタッフさんがいるからこそできた映画だなと思います。そして今日こうやって観に来てくださった皆さん、9月1日から観に来てくださる皆さんがいるからこそ、完成した映画です。すべての人に感謝しています。これから映画を楽しみにしていてください。がんばりました」とメッセージを贈った。

撮影の最後にはマスコミ向けのフォトセッションが行われた。白岩は1つひとつのカメラに向けてハートマークや指ハート、「Go to the TOP」ポーズ、「夜きみ」ポーズなど、愛嬌たっぷりにさまざまな表情とポーズを披露。ポーズと表情が切り替わるごとに映画館には大きな歓声が沸き起こり、観客も出演者も最後まで白岩に魅了されていた。

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