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「誰ひとりとして置いていかない」The BONEZのホールツアー開幕、初日はハルカミライと熱戦展開

The BONEZとハルカミライ。(Photo by  nekoze_photo)
7か月前2023年09月01日 9:05

The BONEZにとってキャリア初のホールツアー「LIVE TONIGHT」が、8月25日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開幕した。

The BONEZと言えば結成以来ライブハウスを主戦場とし、観客やBONER(The BONEZファンの呼称)との密なコミュニケーションを大切にしてきたが、初のホール公演ではゲストバンドを招くという試みに加え、子供連れのファンも参加できるようファミリーシートを用意し、車椅子の観客も楽しめるように配慮するなど、“誰ひとりとして置いていかない”自分たちのスタンスを更新。活動10周年を機に新たなライブスタイルに挑んだ。

ツアーの初日公演ゲストに招聘されたのは、昨年開催されたライブイベント「REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M」でThe BONEZと競演経験のあるハルカミライ。開演直前にサウンドチェックのために現れたメンバーたちは出音を確かめると、そのままライブ本番へ。橋本学(Vo)は1曲目から上半身裸になり、須藤俊(B, Cho)、関大地(G, Cho)、小松謙太(Dr, Cho)もステージを躍動。橋本は観客とハイタッチをしながら伸びやかな歌声を響かせ、自分たちのポジティブで奔放な魅力をホール中に広げる。

そんな橋本がMCで放ったのは、「ホールとライブハウスの違いはない!」というひと言。その言葉通り4人はホールだからとかしこまった雰囲気はなく、The BONEZ同様に自分たちのホームであるライブハウスのマナーをステージで再現してみせ、次々と楽曲を投下しながらシンガロングを巻き起こしたり、コール&レスポンスを繰り広げたりして、会場に温かな一体感を生み出した。なおライブ中盤では血気盛んにパフォーマンスをするあまり、須藤のズボンが破けてしまう珍事も。橋本がその事実を確認しようと須藤のコートをめくると、その前に現れたのはおしり。そこで橋本がライブ中はノーパンであることが明かされ、ホールに笑いが起きるというおよそロックバンドのライブとは思えない事態が起きる。しかし、メンバーはそのハプニングすらも逆手に取りつつ、生命力あふれる情熱的なパフォーマンスを繰り広げ、観客の1人ひとりに鮮烈なインパクトを残した。

地鳴りのような歓声を浴びながら現れた主役のThe BONEZはまず、心地よいアンサンブルをホール中に響かせライブをスタート。JESSE(Vo, G)の「行くぞ、渋谷!」の言葉を合図に、1曲目から盛大なシンガロングが起き、メンバーとオーディエンスの心の距離をグッと縮めた。ライブハウスのような距離の近さを打ち出しながら、4人は楽曲のメッセージやサウンドとリンクした多彩で躍動感あふれるライティングを用いたステージングを展開。「LIVE TONIGHT」の文字が躍る床の上を、JESSE、T$UYO$HI(B)、KOKI(G)を所狭しと動き回り、ZAX(Dr)は3人を支えるような盤石のリズムを刻む。バンド主体でホール公演をしたことがないというThe BONEZだったが、そんなことはどこ吹く風。ハルカミライ同様にライブハウスと同じような熱量で観客にぶつかっていき、自分たちがこの10年で世に放ってきた楽曲を次々披露した。

序盤ですでに客席から熱気が立ち上り、一体感が作り出されていたが、ZAXの「ガッツリこれから盛り上げて行くからな。ダイブ、モッシュしてるパワーで来いよ」という煽りから、4人はアクセル全開のパフォーマンスを繰り広げる。JESSEはコロナ禍で失われたものや変わったことについて触れつつ、客席全体を見渡して「誰ひとり置いていくつもりはないんで!」と宣言。さらに、自身が着用しているTシャツが、10代の頃に渋谷公会堂で開催されたThe Smashing Pumpkinsのライブで購入したことであることを明かし、誇らしげに胸を張った。ライブ後半ではBONERたちが「おおっ!」と驚きの声をあげるレアな楽曲も披露するなど、初のホールツアーにふさわしい特別な演出も交えながら本編を完走。アンコールでは「初日大成功だった……」と噛み締めるように口にするJESSEに同意するようにT$UYO$HI、KOKI、ZAXも笑顔を浮かべ、観客との再会を約束するようにラストナンバーを爆音で奏でた。

「LIVE TONIGHT」は9月9日にSUPER BEAVERを迎えて愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、9月18日にTHE ORAL CIGARETTESを迎えて大阪・オリックス劇場で開催される。その後The BONEZは47都道府県ツアー「47 AREAS」の後半戦へと乗り出す。

LIVE TONIGHT(※終了分は割愛)

2023年9月9日(土)愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
<出演者>
The BONEZ / SUPER BEAVER

2023年9月18日(月・祝)大阪府 オリックス劇場
<出演者>
The BONEZ / THE ORAL CIGARETTES

47都道府県ツアー “47 AREAS”(後編)

2023年10月13日(金)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2023年10月15日(日)高知県 X-pt.
2023年10月17日(火)徳島県 club GRINDHOUSE
2023年10月19日(木)三重県 CLUB ROOTS
2023年10月22日(日)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2023年10月26日(木)石川県 金沢EIGHT HALL
2023年10月27日(金)福井県 福井CHOP
2023年10月29日(日)岐阜県 岐阜club-G
2023年11月2日(木)青森県 青森Quarter
2023年11月3日(金・祝)岩手県 Club Change WAVE
2023年11月5日(日)山形県 山形ミュージック昭和Session
2023年11月7日(火)福島県 郡山HIP SHOT JAPAN
2023年11月28日(火)群馬県 前橋DYVER
2023年11月29日(水)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2023年12月2日(土)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2023年12月3日(日)山口県 周南RISING HALL
2023年12月6日(水)鹿児島県 CAPARVO HALL
2023年12月8日(金)熊本県 熊本B.9 V1
2023年12月9日(土)佐賀県 SAGA GEILS
2024年1月13日(土)神奈川県 Yokohama Bay Hall
2024年1月14日(日)千葉県 KASHIWA PALOOZA
2024年1月19日(金)奈良県 EVANS CASTLE HALL
2024年1月21日(日)島根県 松江 AZTiC canova
2024年1月23日(火)大分県 DRUM Be-0
2024年1月24日(水)宮崎県 LAZARUS
2024年1月27日(土)沖縄県 桜坂セントラル

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