「ラグビーワールドカップ2015」における日本の逆転勝利を題材にした2019年公開の映画「ブライトン ミラクル」のサウンドトラックが、本日9月19日に配信リリースされた。
「ブライトン ミラクル」は2015年のラグビーW杯で日本代表が強豪の南アフリカを下して“スポーツ史上最大の番狂わせ”と世界中のラグビーファンを震撼させた、“ブライトンの奇跡”を振り返るスポーツ映画。本作のサウンドトラックを手がけたのは、サイモン・ル・ボン、ヤスミン・ル・ボン、そしてエミー賞受賞作曲家のニック・ウッドによる音楽スタジオSyn(シン)。サントラには2022年にアメリカの音楽アワード「ロックの殿堂」入りを果たしたイギリスのロックバンド・Duran DuranのフロントマンでありSynの共同創立者であるサイモンのソロ曲「The Story of How」や、青葉市子による「Sukiyaki(上を向いて歩こう)」のカバーなどが収録されている。
本サントラのプロデュースを手がけたニックは、ラグビーボールをドラムマレットで叩く音を録音し、壮大なパーカッションのサウンドを再現するなど、独創的なアイデアを今作に取り入れた。SynのWebサイトでは青葉が歌う「Sukiyaki」のミュージックビデオと、ニックがラグビーボールを叩いて音を収録する様子が公開されている。なお映画「ブライトン ミラクル」の配信もサントラと同様、各種配信サービスでの配信がスタートした。
ニック・ウッド コメント
映画と音楽の制作におけるクリエイティブな繋がりは、まるで二人の親友同士が富士山を登ることのようで素晴らしい。登山中は険しいけれど、日の出を見たときにこれまでの努力が報われたようで。製作陣のマックス・マニックス、ティム・ファーマー、ミリッサ・ドゥポ
ンス、アダム・バリンと共にSynがプロデューサーとして、そして私のクリエイティブ・パートナーであるサイモン・ル・ボンと共に作曲家としてオリジナル曲を書き下ろし、この映画に貢献できたことを嬉しく思います。そして、2023年のラグビーW杯に合わせてこの映画
を世界に広げてくれたリチャードとBlue Skyの皆さんに感謝します。