JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

ピエール瀧×成田結美が主演務める恋愛映画「マリの話」公開、高野徹の初長編監督作品

映画「マリの話」場面写真(c)2023 ドゥヴィネット
約2年前2023年09月22日 6:05

ピエール瀧と成田結美が主演を務める映画「マリの話」が、12月8日より東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」で劇場公開される。

「マリの話」は、濱口竜介監督作品「ハッピーアワー」「偶然と想像」の助監督を務め、ひと夏の恋愛を描いた短編映画「二十代の夏」でベルフォール国際映画祭のグランプリと観客賞を受賞した高野徹監督の初長編作。海辺の町で脚本を書く映画監督の杉田は、偶然出会ったマリに心を奪われ、映画に出演してほしいと声をかける。その情熱的で憎めない杉田のキャラクターに戸惑いながらも恋心を抱くマリ。2人は映画作りを始めるが、杉田が突然失踪してしまう。マリは喪失感に苦しみながらも、愛猫を探すフミコと出会い、人生を変えるような対話を通して小さくも大きい1歩を踏み出すある決心をすることになる。

美しくも謎めいた魅力を放つマリを成田、スランプ中の映画監督・杉田を瀧、マリとユーモラスな恋愛トークを繰り広げる女性・フミコを松田弘子が演じる。瀧は本作の出演オファーを受けた理由について、「同時に僕も『なぜこの役を自分に依頼したのでしょう?』と監督に聞きたいです。つまり、それくらいこれまでと違った角度の依頼だったということです。そういうのって何かありそうで楽しそうじゃないですか(笑)」とコメントしている。

YouTubeでは映画の特報を公開中。また本日9月22日より「マリの話」の配給支援を目的としたクラウドファンディングがスタートした。詳しくはMotionGalleryのオフィシャルページにて確認を。

成田結美 コメント

「マリの話」を観ながらなぜか自然と涙が溢れていました。マリの心の葛藤、傷ついてもそれでも誰かを愛し続けたいと思うマリの姿。そんなマリを観て、とても切なくなり、でも思いがけない素敵な出会いに、また胸がほっこりと温かくなり…最後にはなんだか魔法にかけられたような気持ちになり、もう一度観たくなりました。この作品を通して、本当に誰かを愛するってどういうことなんだろう、と考えさせられました。そして女性として強く生き抜いていこうと、マリに背中を押してもらえたような気がします。
本作を通して、皆さんにも少しでも元気を与えられたら嬉しいです。

ピエール瀧 コメント

この映画はいくつかのパートで構成されています。自分はそのうちのひとつを担当させていただいたので、実は全貌はわかっていないんです。でも、観客の皆さんの感じ方でいくつもの物語を紡ぎ出せる面白い作品だと脚本を読んで思いました。どうか楽しんで。

松田弘子 コメント

夢なのか、日常なのか、夢だとしてだれがだれの夢を見てるのか。「マリの話」を見ていると、いろいろなことがわからなくなります。でも、そのときどきに自由な見方をして良いのだと言われている気がします。出てくる人たちは、一つのことを言いながらどうも別のことを考えてるみたいだし、それが何なのかわかりません。わからないことをわからないまま味わったり、ああなのかこうなのかと思いをめぐらせたり、そういう豊かな時間を過ごせてくれる作品だと思います。

高野徹監督 コメント

観客が自由に想像し、楽しんでもらえる映画「マリの話」が完成しました。この映画には、「発見できる喜び」と「あなただけの解釈」、つまり「主体的に映画を見る」という、特別な映画体験が待っていると思います。わかりやすさに甘んじない、チャレンジングな本作の不確かさを支えているのは、俳優さんたちの素晴らしい演技です。是非、劇場で確かめてください!

関連記事

「石野卓球の地獄温泉2025 ~綱吉石野の生類憐れみのRAY,2025~」告知ビジュアル

石野卓球の「地獄温泉」15周年! 今年は竹ひごもらえる

約24時間
「へびツアー」キービジュアル(designed by Yojiro Sugimoto)

電気グルーヴ、Zeppツアーのタイトルは「へびツアー」

15日
「YOKOHAMA UNITE 音楽祭 2025 presents チャンピオン・カーニバル スチャダラパー35周年シリーズファイナル」フライヤー

スチャダラパーのアリーナ企画「チャンピオン・カーニバル」に電気グルーヴとレキシ

19日
「キッズが見てる!もしもタレントじゃなかったら」でロケに挑戦するピエール瀧。

ピエール瀧が密かに憧れていたガントリークレーンの操縦席へ

約1か月
電気グルーヴ

秋の電気グルーヴは3都市Zeppツアー

約1か月
映画「ホウセンカ」の完成披露舞台挨拶の様子。

ピエール瀧が「ホウセンカ」舞台挨拶に登壇、小林薫とのアフレコを回顧し「この人、ジブリやってる!」

約1か月
「SUMMER SONIC 2025 ハイライト」告知ビジュアル ©SUMMER SONIC All Copyrights Reserved.

WOWOW「サマソニ」特番、本放送に先駆けてハイライト版オンエア

約2か月
牛尾憲輔

今夜「プロフェッショナル」で牛尾憲輔を特集、師匠の石野卓球も登場

約2か月
フローティング・ポインツのステージに登場した宇多田ヒカル。(撮影:岸田哲平)

宇多田ヒカルもサプライズ出演!Perfume、電気グルーヴ、Tohji、ブンブンに沸いた「ソニマニ」

約2か月
「LIQUIDROOM 21st ANNIVERSARY × Pasocom Music Club 10th Anniversary DANCE ADVANCE」フライヤー

パソコン音楽クラブ×LIQUIDROOM周年イベントに石野卓球、tofubeats、KEN ISHIIら

3か月