菊地成孔と岩澤瞳による第2期SPANK HAPPYの全5作品の配信およびダウンロードが各サブスクリプションサービスでスタートした
SPANK HAPPYは1992年に活動を開始。2001年から2004年までの期間が岩澤をボーカルに迎え、菊地とのデュオスタイルで活動していた”第2期”にあたる。菊地は今年60歳を迎え、“還暦フェア”の一環としてSPANK HAPPY楽曲の配信リリースを告知していたが、本日ついに配信日を迎えた。対象作品は2001年11月発表のシングル「インターナショナル・クライン・ブルー」、2002年4月発表のシングル「ANGELIC」、2002年9月発表のアルバム「Computer House of Mode」、2003年12月発表のアルバム「Vendôme, la sick KAISEKI」、そして菊地成孔 feat. 岩澤瞳名義で2004年1月に発売されたマキシシングル「普通の恋」となっている。このうちオリジナルのリリース時にDSDマスタリングされた「Vendôme, la sick KAISEKI」については、ハイレゾ音源も配信されている。またYouTubeでは「ANGELIC」「SWEETS」「Vendôme, la sick KAISEKI」の3曲のミュージックビデオが公開された。
本日の音源配信、MV公開について、菊地は「『二期スパンクハッピー』という運動体によって、人生が狂ってしまった全ての皆様へ。そして『なにそれ聴いたことない』という全ての皆様へ」と題し、5000文字近いコメントを発表。このコメントでは、配信解禁に至る経緯と第2期SPANK HAPPYへの思いがつづられているほか、SPANK HAPPYの全曲をDJプレイするパーティを2024年に開催することがアナウンスされている。DJパーティの詳しい日程などは追って発表となるので、続報にも注目しておこう。