昨日12月27日に大阪・NMB48劇場にて「渋谷凪咲 卒業公演~なぎさ前で待ち合わせやで♡~」が行われ、4期生の渋谷凪咲がグループから卒業した。
“すべてが詰まった”劇場でアイドル生活に終止符
2012年に活動を開始し、約11年にわたり活動してきた渋谷。彼女は石田優美、泉綾乃、瓶野神音、川上千尋、小嶋花梨、佐月愛果、田中雪乃、平山真衣、福野杏実、松岡さくら、松本海日菜とともに最後のステージに上がり、アイドル生活に終止符を打った。
ライブは渋谷のセンター曲「夢中人」で始まり、彼女の思い入れの深い楽曲が次々に披露されていく。本編最後を飾ったのは、渋谷がセンターを務める最新シングル「渚サイコー!」。渋谷は「皆さんの『渚サイコー!』のコールがめちゃくちゃうれしくて。もうこのコールを聞くこともないのかなと思うとちょっと寂しいですけど、本当に皆さんの気持ちがうれしいです」とファンへ語りかけた。
渋谷の活動の軌跡をたどるスライドショーを経て、12月16、17日に大阪・Asueアリーナ大阪で行われた卒業コンサートでも着用していた水色のドレスを身にまとった渋谷がステージに再登場。彼女がソロで「ジャングルジム」を、メンバーと一緒に「人生は長いんだ」を歌唱したのち、卒業セレモニーが始まった。劇場ロビーに飾られる金色のプレートを受け取り、感慨深げな渋谷は、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを述べ「すべてがこの劇場に詰まっています。これからもぜひこの劇場を皆さんも好きで思い続けていただけたらうれしいです」とこの場所に対する思いを口にした。
「覚悟しておいてください」活躍誓って指切り
「私は本当にアイドルになってよかった。それに、“アイドルになってよかった”というよりも、NMB48になってよかったです。NMB48だったから今の私があります」とグループへの特別な感情を語った渋谷。彼女は「グループは卒業するけど、私は本気でがんばって、『こんな一面のなぎちゃんがあるんだ』って、新たな刺激や楽しみをお届けすることを誓いますので今後ともどうぞよろしくお願いします」と今後の活躍を誓った。チームNキャプテンの平山は「これから凪咲さんにも大変なことがあるかもしれませんが、私たちはいつでもここでニッコニコの笑顔で待ってるので、そんなときは大阪で、NMB48劇場で待ち合わせましょう!」とエールを送った。
そして「なぎさ!」というコールが響く中、卒業セレモニーは笑顔あふれるエンディングへ。最後までステージに残った渋谷は、指切りのポーズをして「アイドル最高に楽しかったですよ。また皆さんとお会いできる機会を作りたいと思います。そのときは来てくれますか? もっともっと大きくなりますので覚悟しておいてください。本当にありがとうございました。そして、これからもなぎさ前で待ち合わせやで!」とファンに約束し、たくさんの投げキスを飛ばして自らの卒業公演に幕を下ろした。
セットリスト
「渋谷凪咲 卒業公演~なぎさ前で待ち合わせやで♡~」2023年12月27日 NMB48劇場
00. Overture
01. 夢中人
02. ハートの脱出ゲーム
03. Blue rose
04. 蜃気楼
05. シャワーの後だから
06. アイラブ豚まん
07. 君と出会って僕は変わった
08. 渚サイコー!
<アンコール>
09. ジャングルジム
10. 人生は長いんだ