岩本照(Snow Man)が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「恋する警護24時」の制作発表会見が本日1月9日に東京・テレビ朝日で開催。岩本と共演の白石麻衣、藤原丈一郎(なにわ男子)、溝端淳平が登壇した。
「恋する警護24時」は無骨かつストイックなボディガード・北沢辰之助が、負けず嫌いで頑固な弁護士・岸村里夏の24時間警護を請け負うラブコメディ。岩本が辰之助を、白石が里夏を、藤原が辰之助の後輩ボディガード・原湊を、溝端が辰之助のライバル役・漆原透吾を演じる。
岩本はボディガード役を演じる難しさを「相手が仕掛けてきたことに対して常に最悪の思考で動く、すごい職業だなと思いながら体作りをしています」と話し、常に同じ場所から動かないという職務に対する印象を「撮影の初めの頃は『ずっと同じ場所にいて表情に出さないのは苦手かもしれない』と思っていました(笑)」と話す。そんな辰之助と対峙する里夏は内面がすぐ表面に現れるタイプ。白石は「何をしても辰之助は無表情なので、楽しくやらせてもらっています(笑)」と岩本のリアクションを楽しんでいる様子を見せ、岩本も「表情豊かなので、笑わないように必死です」と苦笑いしていた。
本作で初のアクションシーンに挑戦したという藤原は「最初は慣れなかったですね。でも照くんのアクションシーンは美ボディが効いてるな!と思いました」と座長・岩本を絶賛するが、岩本は「めちゃくちゃ褒めてくれるのでありがたいんですけど、褒められすぎていじられてるんじゃないかと……」と複雑な表情。その言葉に藤原が「マジで言いたいんですけど、座長感がすごいんですよ! 現場を円滑に進めてくれるしスタッフさんへの気配りがすごいし」と言い返すが「周りを見まわ……わた……誰か僕を警護してください(笑)」と言葉が出てこなくなる事態に。横からすかさず溝端が「見回す?」とフォローを入れ、“警護”を成功させた。
岩本の座長っぷりについては白石も「毎日っていうぐらい素敵な差し入れをしてくださるんです」と語り、藤原は「2日連続でカフェカーが来たんですよ」、溝端は「そのうち店ごと来るんじゃないかって(笑)。石原軍団さん的な男らしさ、座長感がありますね」と話す。共演者たちの喜びに岩本は「『これ、うれしい』というみんなの顔が好きで勝手にやってるので……ウザいなって言われないラインを狙っています」と照れ笑いした。また甘いもの好きで知られる岩本は、溝端が差し入れたシュークリームを「『照のために甘いもの用意したから』って小声で言っていただいたので、2個いただきました」というエピソードを語る。そんな岩本の表情に、溝端は「辰之助にも通じる岩本くんの魅力、恋のライバルとしては強力だなあと(笑)。みんな好きになっちゃうなと」と笑顔を浮かべた。
また会見ではプロの警護チームの監修を受けているという岩本と藤原のアクションを、壇上で2人が実際に披露するコーナーも。襲いかかる犯人役から白石を守るというシチュエーションだが、犯人を取り押さえた藤原は報道陣に向けて満面のドヤ顔を決めて共演者たちを爆笑させる。白石は「すごく切れのあるアクションで、横から見るキメ顔が決まってましたね」と褒め称えるが、岩本は「ドヤ顔まではすごいよかったんですけど……(笑)」と渋い表情。一方の岩本はさらに手数の多いアクションをクールな表情で披露する。藤原は「ドヤ顔しないのがカッコよかったですね。僕はすみません、カメラ映りを気にしてしまいました(笑)」と反省。岩本は報道陣を前にしてのアクションを「緊張感もあったんですが、でも1つひとつ丁寧に」と振り返りつつ、「犯人役の方がいい動きをしてくださいました」と最後まで座長らしい気配りを忘れなかった。