JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

大滝詠一「EACH TIME」、40年の時を超えて幻のジャケットデザイン公開

「EACH TIME」幻のジャケットデザイン。 (c)THE NIAGARA ENTERPRISES INC.
10か月前2024年02月02日 4:05

大滝詠一が1984年に発表したアルバム「EACH TIME」の幻のジャケットデザインが公開された。

流れ落ちる滝をモチーフにしたイラストは、イラストレーター河田久雄がオリジナル盤制作の際に、最初に提案したもの。製品に採用されることなく、このたび40年の時を超えて公開されることとなった。なおこのビジュアルは、3月21日発売の「EACH TIME」40周年記念盤のボックスセット「EACH TIME VOX」に同梱されるブックレットの表紙に使用される。

表紙の公開に合わせて、ブックレットの内容も明らかに。72ページにおよぶブックレットには、大滝が生前にアルバムについて語った貴重なロングインタビューや、1984年当時の時代背景、歴代「EACH TIME」の音像の変遷、歌詞についての考察などの膨大なテキストに加え、大量のマスターテープや販売促進用グッズの貴重な写真が多数掲載される。

またボックスセットには、アルバム宣伝用に制作されたフリーペーパー「EACH TIMES」の全種類をまとめた冊子も同梱される。これはレコード店などでプロモーション用に配布されたタブロイド紙のようなフリーペーパーで、1984年、2004年、2014年に合計7種類が発行された。アルバム発売40周年を記念して全種類がコンパイルされることになり、こちらも非常に資料性が高い冊子に仕上がっている。

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

V.A.「シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一」ジャケット

曽我部恵一が選曲したURC新作コンピ発売、テーマは“シティ・フォーク”

約2か月
鈴木雅之の音楽履歴書。

鈴木雅之のルーツをたどる|ブラックミュージックだけじゃない、ラブソングの王様を作った10曲

6か月
「短冊CDの日」ロゴ

短冊CDの日に大瀧詠一プロデュース「ナイアガラ音頭」が8cmCD化

6か月
「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」シーズン4「21世紀の地政学」ポップス編 第2回より。(写真提供:NHK)

70年代「日本語ロック論争」についてEテレで放送、当時の日本人にとって洋楽とはなんだったのか

6か月
大滝詠一「MAKING OF “EACH TIME”」ビジュアル

DOMMUNEで大滝詠一の特別番組配信、「EACH TIME」誕生の背景に迫る

8か月
大滝詠一「ペパーミント・ブルー」ミュージックビデオより。

大滝詠一「ペパーミント・ブルー」MV公開、依田伸隆が河田久雄のイラストを使用

8か月
「大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.3」

大滝詠一の貴重な肉声を使用、「レコーディング・ダイアリー Vol.3」トレイラー公開

8か月
鈴木茂と大瀧詠一。

鈴木茂、大滝詠一のボーカルトラックとデュエット

9か月
「西寺郷太のPOP FOCUS」

ノーナ西寺郷太が「ひょうきん族」のエンディングテーマを解説

10か月