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大滝詠一「ペパーミント・ブルー」MV公開、依田伸隆が河田久雄のイラストを使用

大滝詠一「ペパーミント・ブルー」ミュージックビデオより。
約1か月前2024年03月20日 23:03

大滝詠一の楽曲「ペパーミント・ブルー」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「ペパーミント・ブルー」は1984年3月にリリースされたアルバム「EACH TIME」の収録曲。同アルバムの発売40周年を記念したこのたびのMVは、大滝の大ファンである映像ディレクター・依田伸隆によって制作され、同アルバムのジャケットを手がけた河田久雄の複数のイラストで構成されている。

なお本日3月21日には「EACH TIME」の発売40周年を記念したアイテム「EACH TIME 40th Anniversary Edition」が発売された。

依田伸隆 コメント

「A LONG VACATION」発売40周年記念「君は天然色」に引き続き今回は「ペパーミント・ブルー」、ダイジェスト映像である「EACH TIME THE MOVIE」という超名盤のMVを制作させていただきました。河田久雄さんのたくさんのイラストと「EACHTIME」の名曲に囲まれて仕事ができる幸せ。「色」と「音」は密接な関係にあると言われていますが、大滝さんの音楽はタイトルにもあるようにそれが顕著で、イラストを使用させてもらえる事でよりそこを意識して制作しました。色褪せないというのは、取りも直さず色が想起できるという事なんだと制作していて改めて思いました。そして「色」が想起できるだけでなく、ファンの方なら今まで聴いてきた想い出、景色、匂いなどあまりにも多くの情報量が詰まっている音です。音楽全般に言えることではありますが、特に大滝サウンドは聴いた方それぞれの記憶や解釈を全て内包している感がすごい。「ある時代の」「あるシチュエーションの」事を歌っているのに過去も未来も関係なく普遍的な印象を与えるような魅力があります。そして普遍的ではあるのですが実際その音をよくよく聴き込んでみると、本当に面白いギミックやアイデアが遊び感覚のように散りばめられていて斬新! 語り出したら魅力は尽きません。この映像がファンの方々にも、これから聴く方々にも「大滝色」を浴びる一助になれたら幸いです。

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