FENDIのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」が、明日3月26日から31日まで、東京・MEDIA DEPARTMENT TOKYOにオープン。本日3月25日にオープンに向けた記者会見が行われ、FENDIのジャパンブランドアンバサダーである目黒蓮(Snow Man)が登壇した。
FENDIは2025年に創業100周年を迎えることを記念し、2024年春夏コレクションより創業期にさかのぼるコードやモチーフにフォーカスを当てた「Selleria 1925」を発売。これにちなんだポップアップストア「FENDI selleria」では新作コレクションの販売のほか、イタリアのレザー工場から来日する職人によってアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程が披露される。また事前にDIYキットを購入した来場者は、チャーム作りが体験できる特別ワークショップに参加することもできる。
春らしい淡いベージュのスーツに身を包んだ目黒は、本日のコーディネートのポイントを聞かれると、「1月にフィレンツェで見たバッグをメインに、リス(のチャーム)と一緒に着てみました」とコメント。ハンドステッチが施されたバッグを手にした目黒は、実際にレザー工場を見学したときのことを回想し、「性別年代問わずたくさんの職人さんが作業していて、こうやって技術が受け継がれていくんだなと。お店で商品を見るときの視点が変わりました」と語った。さらに職人たちの仕事に対する姿勢について「誰かじゃなく、“自分じゃないとできない”という誇りを持っている。そういう気持ちの大切さを改めて感じました」と述べた。
職人さんから「(ハンドステッチを)やってみる?」と聞かれて、隣で実際にハンドステッチを体験したというエピソードを明かし、「今頃、世界のどこかで僕が縫った『ピーカブー』が売られているかも(笑)」とうれしそうに話す場面も。さらにワークショップが展開されるチャーム作りも体験したと言う目黒は「小学生のときに図工の時間が大好きだった」「何も話さずに黙々と作業できる」と夢中で楽しんだと語った。
最後に目黒は「見学した工場の工場長は『僕らは下の世代に技術だけでなく思いを伝えてるんだ』と言っていたんです。気持ちも受け継がれているから、こんなに長く愛されるブランドなんだなと。実際に職人技を見ると商品の見方が全然変わってきます。ポップアップストアでは僕が工場を見学したときのスペシャルムービーも流れるので、ぜひ足を運んでほしいですね」と来場者へ向けてメッセージを送った。
FENDI selleria
2024年3月26日(火)~31日(日)東京都 MEDIA DEPARTMENT TOKYO
OPEN 10:30 / CLOSE 20:30(最終入場20:00)