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CUBERSが9年間の集大成を見せるラストライブ、最後にファンと“再開”を誓う

CUBERS(撮影:上溝恭香)
約1か月前2024年04月01日 14:01

CUBERSが昨日3月31日に東京・豊洲PITにてラストライブ「CUBERS LAST LIVE - Final scene and Life goes on -」を開催した。

9年の集大成を見せるラストライブ

2015年に結成され、2019年には「メジャーボーイ」でメジャーデビューするなど約9年にわたって活動してきたCUBERS。結成当初から誰一人欠けることなく活動してきた5人の最後の勇姿を見届けに、会場には多数のキュー部(CUBERSファンの呼称)が駆けつけた。

ラストライブの1曲目は、つんく♂が提供したメジャーデビュー曲「メジャーボーイ」。さらに彼らはライブで何度も披露してきた自己紹介的なナンバー「Five Step」でファンの声を引き出し、「妄想ロマンス」「Bi’Bi’Bi’」とライブの人気曲を立て続けに並べるセットリストで、序盤から会場内のテンションを一気に引き上げた。4曲披露したところでTAKAが「最後の自己紹介をします」と発言すると、フロアからは一瞬ファンの悲しそうな声が上がるが、MCをする本人たちは普段のライブ通りの自己紹介とトークでファンを楽しませていた。

グループの恒例イベント「踊らないワンマン」でのパフォーマンスを再現するかのようなパートが用意された「君に願いを」、バックダンサーが加わることでより華やかなパフォーマンスとなった「Dance Section」など、CUBERSのライブで繰り広げられてきたお馴染みの展開はそのままに、9年間の集大成的を見せる5人。CUBERSの楽曲の中でも“カッコよさ”を際立たせた「Beautiful World」「Please call me」では、7人のバックダンサーを従えた豪華な演出でファンを唸らせた。

大好きなまま、それぞれの道へ

ライブ中盤のMCでは、9年の歴史を振り返るトークを展開。嘘をつけない性格の優が、握手会でのファンとのトークでどうしても冷たい1言を放ってしまっていたことや、春斗の握手会では会話が成立しないとファンの間で囁かれていたことなどが話された。MC明けの曲振りを任された春斗に対して無茶振りをするといういつもの“春斗イジリ”をひとしきり楽しんだメンバーは「全然今しかない」でパフォーマンスを再開。CUBERSのわちゃわちゃとした雰囲気を楽曲に落とし込んだようなファンクチューンを聴きながら、オーディエンスは体を揺らして彼らの歌声を楽しんでいた。

「Chi-Chi-Chi」で持っていたタオルを客席に向けた投げた5人は、次曲「Romantic」で客席まで降りて行き、ファンから手の届く距離で歌唱。さらにラストシングル「スキャンダラスKISS~final act~」では、スマホでの撮影が許可されるなど最後までファンサービスを忘れない。「Fire Dance」「Circus」といったCUBERSのライブで終盤に披露される楽曲が立て続けに歌われると、ライブの終わりを悟ったのか、涙を流すファンの姿も。春斗は「少しだけ話をさせてください」と切り出し、言葉を詰まらせ、目頭を押さえながら「僕もTAKAも優も9太郎も綾介も、みんなCUBERSが大好きです。大好きなまま、明日からそれぞれの道を歩みます」「寂しくなったとき、泣きたくなったときは、空を見てください。僕たちもみんなもきっと空の下でつながっています」と話し、本編最後の楽曲「空の上」につなげる。5人が向かい合って歌うパートでは、グループを引っ張ってきたリーダーの末吉9太郎が感極まって歌えなくなり、春斗が歌声でそれを支えるひと幕も。9年間を振り返るように20曲を歌ったCUBERSは「本当に9年間ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、集まったファンに向けて深々と頭を下げた。

全部笑い飛ばせたのはあなたたちのおかげです

ライブのアンコールでは、メンバー1人ひとりが改めて思いを吐露するMCを展開。9太郎は「ここ数日、この9年間を思い起こしてみて、楽しいことしかなかった。……楽しいことしかなかったは嘘」と笑い、「今になってみて、楽しい瞬間しか思い出せないのはこのメンバーだったからだと思う。僕、人生で人との出会いに感謝とかしたこともなかったけど、こんな僕でもメンバーやみんなとの出会いに感謝してる。だからみんなも僕との出会いに感謝しな!」と呼びかけた。優はメンバーのほうを向き、「メンバーの皆さん、9年間本当にいろんなことがありました。本当にいろんなことがあったけど、全部笑い飛ばせたのはあなたたちのおかげです。この5人じゃなかったら笑い飛ばせなかった」「何もできなくて、生意気で、気難しくて、何考えているかわからないような僕と一緒に仕事をしてくれて、一緒に夢を見てくれて、本当にありがとうございました」と頭を下げる。さらに優は「死なねえ程度に幸せになってください」と追い討ちをかけ、最後まで“破天荒で生意気な弟キャラ”を貫いた。

春斗は「めっちゃ泣いてごめんなさい」と謝りながら「素直なことを言うと、悔しい。もっと大きい場所、もっと素敵な場所にみんなを連れて行きたかった。でも今日という日は待ってくれなくて。CUBERSとしてのエンディングをこんな大切な人たちと過ごせて本当に幸せです」と話し、何度も「ありがとう」を繰り返してファンへの感謝を述べた。綾介は「リハーサルで泣きそうになったけど、実際にステージに立ってみるとすごく楽しくて。みんなが声援を送ってくれるし、こんなに素敵な笑顔にも囲まれて。寂しい気持ちはもちろんあるけど、今日のライブはすごく楽しかった」と笑顔で語り、「明日から僕ら5人はそれぞれの道に進むけど、みんなのことは忘れません」と結んだ。TAKAはCUBERSでの活動を「夢のような物語」と表現し、「思い返せば全部が愛おしくて、全部が僕の宝物です」と9年間を振り返る。最後にTAKAは涙ぐみながら「今日でみんなと会えなくなってしまうけど、この先どんなことがあってもCUBERSはずっとみんなのそばにいます。何かあったらまた僕たちのことを思い出してください」と自身の気持ちを伝えた。5人が自身の気持ちを伝えたMC後に披露されたのは、CUBERSの数多くの楽曲を手がけてきたチーフマネージャー・堀切裕真が最後に提供した楽曲「Add Love Song」。この“別れの曲”で声を合わせた5人は最後に「以上、CUBERSでした。たくさんの幸せをありがとうございました」と挨拶し、ステージをあとにした。

ファンと結んだ“新たな約束”

アンコールを終えてもファンの声は止まず、ライブはダブルアンコールに突入。三たび登場したTAKAは「最後に皆さんに1つお伝えしたいことがあります。僕たちCUBERSは3月31日で解散してしまいますが、いつかまた必ず再結成したいと思います」と話し、オーディエンスを驚愕させる。さらに彼は「でもそれは1年後かもしれないし、5年後、10年後かもしれない。たった1日限りかもしれないし。春斗くんはもうハゲているかもしれない」と話し、会場内の驚きの声を笑い声に変える。春斗が「TAKAに限ってハゲるんだからね」と言い返すと、ムードは一気にいつものCUBERSのMCに。楽しげなトークが繰り広げられる中、TAKAは「5人はみんなCUBERSが大好きだから、いつか再結成することを皆さんの前で誓います」と宣言した。「10年後、俺たちがハゲても会ってくれますか?」という呼びかけに対して、満場一致の声が上がったところで、この日最後の楽曲として「Samenaide」の演奏がスタート。“聴けるボーイズユニット”という方向性を決定付けた大事な楽曲を、5人は肩を組みながら声を合わせ、「覚めないで 消えないで 夢を輝かせ」というフレーズを会場内に響かせた。すべての楽曲が終わり、ステージ上から花吹雪が舞い始めるとメンバーは大はしゃぎ。メンバー同士で集めた花びらを投げ合うなど、仲睦まじい様子を見せた彼らは、最後まで笑顔でファンとの時間を惜しんでいた。

セットリスト

CUBERS「CUBERS LAST LIVE - Final scene and Life goes on -」2024年3月31日 豊洲PIT

01. メジャーボーイ
02. Five Step
03. 妄想ロマンス
04. Bi'Bi'Bi'
05. WOW
06. 本日晴天快晴
07. 君に願いを
08. Dance section
09. Twilight
10. For Good
11. Beautiful World
12. Please call me
13. 全然今しかない
14. つまり、ぞっこんLOVE
15. Chi-Chi-Chi
16. Romantic
17. スキャンダラスKISS~final act~
18. Fire Dance
19. Circus
20. 空の上
<アンコール>
21. CHOICE
22. Baby Fever
23. SHY
24. Add Love Song
<ダブルアンコール>
25. Samenaide

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