亀梨和也(KAT-TUN)の出演する、石原さとみ主演ドラマ「Destiny」の記者会見が本日4月4日に東京・ EX THEATER ROPPONGIで行われた。
4月9日よりテレビ朝日系で放送される「Destiny」は、検事・西村奏が、運命に翻弄されながらも自らの意志で人生を切り開いていく姿を描く“20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリー”。3年ぶりの連続ドラマ復帰となる石原が初の検事役に挑み、奏の大学時代の同級生で、彼女の初恋の相手でもある野木真樹を亀梨が演じる。主題歌は椎名林檎が書き下ろした新曲「人間として」に決定している。
会見にはキャストの亀梨、石原に加えて、矢本悠馬、田中みな実、安藤政信、宮澤エマ、仲村トオルも登壇した。まず司会者から「共演してみて意外だった出演者は誰か」の質問が。石原は「亀梨さんって言いたいんですけど……。実はプライベートで美容院が一緒なんですよ。なので、とても男気があって、優しくて、ジェントルマンだと、いいお噂はかねがね聞いていて。噂通りの素晴らしい方だったので、そこまでギャップはなかったんです」と説明したあと、安藤のことをクールそうに思っていたが実際の印象はそうではなかったと語った。亀梨は矢本を挙げ「体が日に日に大きくなっていくんですよ」と感心。矢本は「確かにだんだん衣装がキツくなっていきました(笑)」と筋トレに励んでいることを明かした。
続いて司会者がドラマのタイトルにちなんで、「運命的な出会いをした人やモノは?」と問いかける。亀梨は仲村を挙げ「今いる会社に入る前なんですけど、僕の親戚が劇団に入っていて、ドラマで野球をするシーンがあるということで、声をかけてもらって。人生で初めてドラマの撮影にエキストラとして参加させてもらったことがあるんですね。そのときに出演されていたのがトオルさんで。そのときは野球をするだけだと思っていてほかの子より志が高くなかったので、空き時間に口開けて寝ちゃってたんですよ(笑)。そのときに開けていた口にかき氷を入れられて。『へっ』と目を開けたらトオルさんで。そしたら今回お父さん役ということで」というエピソードを披露。仲村は「まったく覚えていなくて。自分はまずやらないだろうという行動だったので、よっぽど小学生の亀梨くんが間抜けな顔をして寝ていたのか、かわいかったのかどっちかだったんじゃないかなと。でもこのエピソードは役作りにすごくプラスになりました。ドラマではあまりよくない親子関係なんですけど、こんな冷めきった親子の間にも、一緒に笑った瞬間があったんじゃないかなと思えて」としみじみとした表情を浮かべた。
また記者から「時を経て愛がゆがむ」というドラマのキャッチフレーズにちなみ、愛しているモノは何かと質問が飛ぶと、石原が亀梨からもらったキャラクターグッズと回答。彼女は「亀梨さんがうちの子供のために、とあるキャラクターのぬいぐるみを買ってくださったんです。Gから始まる◯◯フィーというキャラクターで(笑)。うちの子は最初はそのキャラクターを知らなかったんですけど、今では愛し続けて寝るときも一緒なんですよ」と笑顔を見せた。亀梨は「手に入るタイミングがありまして、肌触りがよくて」と少し照れつつ購入した際のことを振り返る。そして自身が愛しているモノについて「イカが大好きで。お寿司を食べにいくと連チャンで食べちゃいます」と明かすと、石原が「え、わかる!」、矢本も「俺も!」と矢継ぎ早に同調。亀梨は「イカパーティやりたいですね。毎日食べたい。こないだも自らさばいてイカを食べました」とイカへの愛を熱弁して会見を終えた。