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ミセス大森がNiziUの10人目のメンバーに!?「点描の唄」で歌のコラボも披露、愛と涙にあふれた対バン

Mrs. GREEN APPLEとNiziUのコラボレーションの様子。
約1か月前2024年04月15日 9:01

テレビ朝日主催の音楽イベント「The Performance」が4月12日から14日まで神奈川・Kアリーナ横浜で開催された。

「The Performance」はテレビ朝日の開局65周年を記念した音楽フェスティバル。12、13日にはMrs. GREEN APPLE、NiziU、14日にはDa-iCE、EVNNE、FANTASTICS、RIIZE、THE BOYZ、THE JET BOY BANGERZ、TWSらが出演した。この記事ではミセスとNiziUの対バンライブのうち、13日の2日目の模様をレポートする。

10人で一糸乱れぬダンス披露

先攻のNiziUはバンドを引き連れ、「Make you happy」で元気いっぱいにライブを開始。9人がグルーヴ感のある生演奏に乗せてエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げると、会場には瞬く間に笑顔があふれた。その勢いのまま「Take a picture」をキュートに届け、MAKOは「今日は皆さんと一緒に楽しめるようなセットリストを準備してきたので、この曲聴いたことあるなという曲があったら、全身を使って一緒に踊ってくれたらうれしいです!」と呼びかける。MAYAが「NINAちゃんは音楽がとても大好きで、楽しみにしていたことがあるよね」とNINAに話を振ると、NINAは「今回NiziUバンドを準備しました! 私がバンドと一緒にライブをするのが大好きで。グルーヴ感があると思うので、たくさん盛り上がっていきましょう!」と声を弾ませた。

1日目はミセスのライブを観て、ステージ袖で盛り上がっていたというNiziUのメンバー。MIIHIが「普段からミセスさんを音楽番組などで観させていただいてるんですが、大森さんの“縦眉毛”がすごく好きで。昨日とある曲でやってくれて、ギャーって喜んだんです。今日もやってくれるかな?」と眉毛を縦にする大森の特技に期待を寄せた。その後もNiziUはデビュー曲「Step and a step」や、パワフルなラップが炸裂するヒップホップ調のナンバー「PRISM」で会場を盛り上げていく。「Paradise」では9人の澄み渡るような美しい歌声が場内に響き渡った。

韓国1stシングル曲「HEARTRIS」では大森元貴(Vo, G)がNiziUの“10人目のメンバー”としてステージに登場し、NiziUのメンバーと一緒にフォーメーションダンスを展開。10人で一糸乱れぬダンスを繰り広げ、会場を大きく沸かせた。大森がステージを去ったあと、RIMAは「皆さんびっくりしたんじゃないんですか? JAM’S(ミセスファンの呼称)の皆さんも大森さんが踊ってるのをもっと見たいなと思っていたと思うので、お見せできてよかった。練習のときから本当に完璧でした」とにっこり。大森に感謝の気持ちを伝えたいというNiziUは、オーディエンスと「大森さん!」「大好き!」「ミセスさん!」「最高!」と一体感あふれるコール&レスポンスを行った。さらにNiziUは火花の上がるステージで「SWEET NONFICTION」をパフォーマンス。最後に春を感じさせる最新曲「Memories」を届け、カラフルなペンライトが左右に揺れる美しい景色を生み出した。

「点描の唄」で響かせた美しい歌声

NiziUからバトンを受け取ったMrs.GREEN APPLEが「私は最強」でライブをスタートすると、会場はすさまじい高揚感に満たされていく。スモークが噴射される中、3人は大きなエネルギーを放ち、そのまま「青と夏」へ。みずみずしいバンドサウンドが会場に鳴り響き、ライブ序盤から盛大なシンガロングが沸き起こった。さらにミセスが続けて披露したのは、4月12日に配信リリースしたばかりの新曲「ライラック」だ。癒えることのない傷を背負いながらも自分を肯定し、前に進んでいくさまが描かれたこの曲。青春感のある空気とストレートなロックサウンドは「青と夏」と通ずるものがありながら、かつて歌われた若き日々からの時間の経過を感じさせる。楽曲が配信されてから間もないにも関わらず、コーラスが重なるラストパートではオーディエンスの合唱が広がった。

ジャジーなプレイで心地のいい空気を生み出した「Feeling」を経て、ミセスはサイケデリックな雰囲気を持つナンバー「Loneliness」を投下。火柱が立つステージで重厚なアンサンブルを轟かせ、ダークな表情を見せた。生い茂る草の映像をバックに「フロリジナル」を届けたあと、大森がソファに腰掛けてそっと歌い始めたのはバラードナンバー「ナハトムジーク」。大森は壮大なサウンドに乗せて、1つひとつの言葉を大切に紡ぐように感傷的な歌声を響かせた。

「ダンスホール」ではNiziUから期待が寄せられていた縦眉毛を大森がカメラに向かって披露する場面も。さらに間奏になるとNiziUが登場し、軽快なギターサウンドをバックに華やかなダンスを繰り広げた。その後、暗転したステージで藤澤涼架(Key)が弾き始めたのは「点描の唄」のイントロ。人気ナンバーながらも、ライブでなかなか披露されることのない楽曲の披露に会場から大きな歓声が上がるが、ここでさらなるサプライズが。ステージの明かりがつくと、そこにはMIIHI、RIKU、NINAの姿があり、歌でのコラボレーションが行われる。NiziUの3人と大森の美しい歌声をオーディエンスはじっくりと堪能し、割れんばかりの大きな拍手を送った。

オーディエンスが一斉にジャンプした「Magic」を経て、会場の盛り上がりは最高潮に。「楽しいー!」と大森は無邪気に声を弾ませ、「ひさびさの『点描の唄』だったんだけど、どうだった? なかなか歌う機会もなかったんだけど、なんかこう……すごくよかった」と感慨深げに口にする。さらに大森はコラボしたNiziUの3人に「リハーサルのときから緊張されていて。すごく曲を大切にしてくれて、うれしかったです」と述べ、先ほどNiziUからコール&レスポンスを受け取ったお返しとして、オーディエンスと一緒に「ありがとうございました!」と感謝の思いを伝えた。

大森は「NiziUといえば、我々が休止してた年に『Nizi Project』をメンバーみんなで観ていたなと。僕らからするとテレビの向こう側の人。休みながら、すごく勇気をもらったよね。泣いてたもんね」と、NiziUが生まれたオーディションプロジェクト「Nizi Project」を視聴していた2020年を回顧。若井滉斗(G)も「こんなにがんばってる方々がいるんだから、僕らもがんばらないとなという気持ちになりましたね」としみじみと当時を振り返った。大森が「彼女たち、リハからバチバチですごいんだよ。めちゃくちゃ感動しちゃいました。とってもいい子たちだし、すごいなって」と絶賛の言葉を続けると、ステージ袖でミセスの言葉に感極まり、涙を流すNiziUのメンバーの姿がスクリーンに映し出される。大森は「“なるようになる”という曲を書きました。皆さんにも歌いますし、僕自身にも歌いますし、彼女たちにも届けたいなと思います」と述べ、「ステージに立ってテレビの向こう側にいるってすごい大変なんだからな! 彼女たちすげえんだぞ! 大感謝だよ。いつもありがとう、勇気と笑顔を」とNiziUに伝えた。

大森が「不安なことはたくさんあると思いますし、いつ終わるんだよこれというそういう境地や瞬間があると思うんですけど、やり過ごしたりするのって大事かなと。乗り越える必要はないと思うんです。やり過ごしたり、自分を紛らわしていることもすごく大事だなと思っています。いつか絶対たどり着く場所を信じて、その祝福を込めて高らかに我々は今日ここで鳴らしたいなと思います」とまっすぐに語り、歌い始めたのは「ケセラセラ」。会場に集まったすべての人に向けて、3人は晴れやかに人生讃歌を贈った。

愛にあふれた空間と、あふれ出る涙

最後にはミセスとNiziUが全員で記念撮影。涙を流しながらNiziUはステージに現れ、AYAKAは「『ケセラセラ』は普段すごく聴いてるんですけど、こんなに号泣して聴いたのは初めて」と話す。NINAは「この2日間、ミセスさんと対バンできて力になりましたし、すごく幸せで、この空間をみんなで楽しむことができて本当に最高の思い出になりました!」と喜びを語った。RIOは「最後の言葉が突き刺さって……すごくありがたい言葉だったなって。JAM’Sの皆さんも、WithU(NiziUファンの呼称)の皆さんもすごく楽しんでいて、この平和な時間がずっとずっと続いてほしいなと思いました。とても素敵な対バンライブだったなって思いますし、ここにいらっしゃる全員がすごく素敵な関係性だなと思いました。ありがとうございました」と涙で声を詰まらせながら伝える。そして大森が「本当に今日はありがとうございました! 以上、NiziUでした!」と最後までNiziUになりきるお茶目な一面を見せたところで、ミセスとNiziUは笑顔で手を振ってステージをあとにした。

セットリスト

「The Performance」2024年4月13日 Kアリーナ横浜

NiziU

01. INTRO+Make you happy
02. Take a picture
03. I AM(COCO nut Fes. ver.)
04. Joyful
05. Baby I'm a star
06. Step and a step
07. PRISM
08. Paradise
09. Love & Like
10. HEARTRIS
11. SWEET NONFICTION
12. Memories

Mrs. GREEN APPLE

01. 私は最強
02. 青と夏
03. ライラック
04. Feeling
05. Loneliness
06. フロリジナル
07. ナハトムジーク
08. ダンスホール
09. 点描の唄
10. Magic
11. ケセラセラ

(c)The Performance / 撮影:田中聖太郎写真事務所

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