JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

細野晴臣プロデュース、リンダ・キャリエール幻のアルバムが47年経て正式発売

リンダ・キャリエール「Linda Carriere」の仮ジャケット。
約1年前2024年04月22日 3:01

細野晴臣がプロデューサーを務めた、リンダ・キャリエールのアルバム「Linda Carriere」のCDが7月17日、アナログ盤が8月3日にリリースされる。

アメリカのニューオーリンズで生まれ、ロサンゼルスのクラブ・Maverick's Flatにて歌手活動を開始し、のちにR&Bグループ・Dynastyの一員として知られるようになったリンダ・キャリエール。彼女のデビューアルバムとなる予定だった「Linda Carriere」は1977年に細野とアルファレコードがプロデューサー契約を結び、その第1作として山下達郎、佐藤博、吉田美奈子、矢野顕子ら協力のもと制作されていたが、世界戦略を担う当時の海外スタッフの反応が悪かったこともあり発売中止となった。

レコーディングから47年間お蔵入りとなっていた「Linda Carriere」だが、今回アルファミュージックに保管されていたマルチテープを用い、細野立ち合いのもと、Goh Hotodaがミックスを施し商品化が実現。CDの発売日はアルファミュージックの創立記念日にあたり、アナログ盤はアルファミュージック創立55周年プロジェクトの一環として発売される。

リンダ・キャリエール「Linda Carriere」収録曲

01. Up On His Luck
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:山下達郎]

02. Loving Makes It So
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:吉田美奈子]

03. Sunday Girl
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:細野晴臣]

04. All That Bad
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:細野晴臣]

05. Proud Soul
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:吉田美奈子]

06. Laid Back Mad Or Mellow
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:矢野顕子]

07. Child On An Angel's Arm
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:細野晴臣]

08. Vertigo
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:佐藤博]

09. Love Celebration
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:山下達郎]

10. Socrates
[作詞:ジェームス・レイガン / 作曲:細野晴臣]

関連記事

「FUJI ROCK FESTIVAL '25」ラインナップ

JJJ「フジロック」出演決定、功績称え特別な形で実現

3日
ダイハツ「MOVE」新CMのワンシーン。

山下達郎がダイハツCMソングを書き下ろし、永井博の世界をMOVEが走る

4日
細野晴臣(左)と原田郁子(右)。

細野晴臣が「細野さんと晴臣くん」を体験、母校で青春時代を回顧

5日
星野源

星野源の最新アルバム&ツアー密着特番OA 細野晴臣、ルイス・コール、YOASOBIらが魅力語る

10日
「別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界」書影(帯あり)

渡辺信一郎が憧れの細野晴臣に会う、「別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界」

11日
UA

UAが30年の活動を凝縮したステージを展開、福岡の音楽ファンに愛を届けた「CIRCLE」2日目

15日
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」オープニングショー「RYDEEN REBOOT」より。

Perfume、砂原良徳、ちゃんみな、Number_i、山口一郎、10-FEET、YUKI、岡村靖幸…豪華17組登場「MAJ」オープニング映像YouTubeで公開

17日
Yellow Magic Orchestra(Photo by Kenji Miura)

YMOトリビュートコンサートの放送&配信決定!松武秀樹、岡村靖幸、小山田圭吾、山口一郎ら出演

19日
やのとあがつま

矢野顕子&上妻宏光ユニット・やのとあがつま「恋の季節」カバー、鹿児島民謡収録のEPリリース

約1か月
「細野ゼミ」ビジュアル

ハマ・オカモトが細野さんに聞きたい、あの曲この曲(後編)

約1か月