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富士山の麓で森山直太朗やネバヤンら総勢32組が熱演「FUJI & SUN'24」に6500人が来場

「NEC presents FUJI&SUN'24」の様子。(c)FUJI&SUN'24
約2年前2024年05月13日 10:01

キャンプインフェス「NEC presents FUJI &SUN'24」が5月11日と12日に静岡・富士山こどもの国で開催された。

「富士山と学び、富士山と生きる。」をコンセプトに掲げる「FUJI & SUN」は、富士山の麓で音楽やアクティビティ、キャンプなどを楽しむことができるフェス。5度目の開催となった今年は、ステージ横から見える大きな富士山が魅力のメインエリア「SUNステージ」、木々の中の幻想的な空間を楽しめるサブエリア「MOONステージ」、キャンプサイト内の新エリア「STONE CIRCLEステージ」で総勢32組がライブパフォーマンスを行い、2日間でおよそ6500人が来場した。

1日目

1日目には計18組が登場。オープニングセレモニーに続き、「SUNステージ」のトップバッターを飾ったのはクレイジーケンバンドだ。「フジアンドサーン!」の掛け声で観客の心を掴んだ彼らは、「タイガー&ドラゴン」など全9曲を熱唱。観客と抜群の一体感を生み出し、フェスを勢いよくスタートさせた。

「MOONステージ」では、ブラジル出身でアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動するギタリストのファビアーノ・ド・ナシメントと、いまや日本一忙しいと言われる敏腕ドラマー石若駿が初のコラボパフォーマンスを披露。木々に囲まれたステージで、ファビアーノ・ド・ナシメントは自然と調和した神秘的なギターの音色を響かせ、石若は彼と時折目線を合わせて相手の様子を感じながらドラムを叩き、初共演とは思えないグルーヴを生み出していた。

今年新たに誕生した「STONE CIRCLE STAGE」では、海外からも熱烈な支持を集めるトラックメイカー・食品まつり a.k.a foodmanが登場した。フォレストキャンプサイト内に位置し、既存の半円状の形を生かしたステージは、アーティストとの距離も近く一体感を感じられるのが特徴。食品まつりが生み出す軽快なビートに観客は身を任せ、 思い思いに踊っていた。

2021年に続いて2度目の「FUJI&SUN」出演となるくるりは「ばらの花」など全10曲を「SUNステージ」で演奏。日が落ち気温も下がってきた中、岸田繁(Vo, G)は「寒ないの?」と観客を心配するが、「東京」のイントロが演奏されると、観客は大いに沸き上がった。

1日目の「SUNステージ」のトリを飾ったのは、メンバー全員半被を着て登場したnever young beach。「やるぞー!」と叫んでライブをスタートさせた彼らは、「最後まで残ってくれてありがとう! くるりが終わったらみんな帰っちゃうと思ってたけど、最後まで楽しんでいってねー!」と茶目っ気あふれるMCを挟みつつ、気合いの入ったパフォーマンスで会場を最後まで盛り上げ続けた。

さらに「MOONステージ」のキャンパーのためのプログラムには石野卓球が登場し、キャンプイン宿泊者に向けたセットを披露。重低音に突き動かされるように観客も体を揺らし、会場は一体感に包まれた。

2日目

2日目は計14組が登場。「SUNステージ」のトップバッターを務めた民謡クルセイダーズは、民謡のメロディにトランペット、サックス、ボンゴなど、さまざまな楽器を融合させ、観客を陽気に踊らせる。終盤のパフォーマンスの盛り上がりとともに、曇り空に晴れ間が差し込んだのも印象的だった。

「STONE CIRCLEステージ」にはラッパーのCampanellaが登場。鎮座DOPENESSが飛び入りで参加するサプライズもあり、観客も大いに沸き立った。

その後、「STONE CIRCLEステージ」のラストを飾ったのは柴田聡子だ。弾き語りスタイルでライブを行った彼女は、エレクトリックピアノを演奏しながら「Movie Light」を歌い、2曲目からギターに切り替えると「Synergy」「白い椅子」「素直」など最新アルバム「Your Favorite Things」の収録曲をプレイ。少し霧がかった空間に美しいギターの音色と歌声を響かせ、最後は再びエレクトリックピアノの弾き語りでアルバム表題曲「Your Favorite Things」を静かに歌った。

KID FRESINOは6人の実力派ミュージシャンをバックバンドに迎えて「SUNステージ」に登場。堂々とした佇まいから繰り出すラップと息の合った心地よいバンド演奏で集まった多くの観客を魅了する。ここでも鎮座DOPENESSがステージにサプライズ参加する場面があり、大きな歓声が上がった。

「MOONステージ」のトリで登場したのは、EGO-WRAPPIN'。積極的にコール&レスポンスを行って会場を巻き込み、観客は前方で揺れながら楽しんだり、後方で座りながら耳を傾けたり、自由にライブを楽しんだ。

「FUJI&SUN」2日間のラストを飾ったのは森山直太朗。白い衣装で登場した彼は、自身の代表曲の1つである「生きとし生ける物へ」をライブを開始し、赤い衣装のバンドメンバーとともに華やかなステージを繰り広げる。そして霧が晴れた「SUNステージ」に森山は1人残ると、最後に「生きてることが辛いなら」を歌唱。森山の心を震わす美声が富士山の麓にこだまし、今年の「FUJI&SUN」は幕を閉じた。

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