でんぱ組.incの楽曲「あした地球がこなごなになっても」が、全国で公開されている映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の後章の挿入歌として使用されていることが明らかになった。
幾田りらとあのが主演声優を務める映画「デデデデ」は浅野いにおによる同名マンガを原作としたアニメ。東京上空に巨大な宇宙船が襲来するという絶望的に思えた異常事態が、次第に日常へと溶け込んでいった世界が舞台の物語が描かれている。
「あした地球がこなごなになっても」は浅野が作詞を担当した楽曲。映画「デデデデ」後章ではクライマックスシーンで使用され、物語をエモーショナルに彩っている。なお、後章の初日舞台挨拶で浅野はこの曲について「当時は『デデデデ』の世界観で頭がロックされていて、この曲をこの世界観で作ってみようと思いました。そのときはアニメの企画の話はなかったので楽曲を使ってもらおうなんて思ってもいませんでした」と語った。
また本日5月28日20:00にでんぱ組.incのYouTube公式チャンネルで、「あした地球がこなごなになっても」のライブ映像が公開される。映像は4月から5月にかけて開催された東名阪ツアー「We need the DEMPA TOUR 2024」で撮影された。
でんぱ組.inc コメント
相沢梨紗
「あした地球がこなごなになっても」が挿入歌に決まった際の思い
いにお先生の大切な作品にでんぱ組の曲も関わらせてもらえてすごく嬉しかったです! 時を経て、この曲がアニソンに! と高まりました。
楽曲制作当時にした浅野いにおとのやりとり
「世界が滅亡するなら?」とご質問をいただき、「でんぱ組を好きなみんなとライブをしてたい。」とお話しをした記憶があります。こんな風に思えるものが自分にも出来たのだと思ったら泣いていて、いにお先生をびっくりさせたのではないかと思います。
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の感想
最後の瞬間に笑っていられる生き方がしたい、生きているうちに大切な「絶対」を見つけられたらいいなと思いました。
映画の鑑賞者へのメッセージ
ずっと記憶に残る作品との出会いになると思います。我々は歌で、観てくださる皆様の心を揺さぶるお手伝いが出来ていたら光栄です。
藤咲彩音
「あした地球がこなごなになっても」が挿入歌に決まった際の思い
まさか現実世界とデデデデの世界がクロスして、物語に関われる日が来るとは夢にも思いませんでした。
楽曲制作当時にした浅野いにおとのやりとり
曲名通り「あした地球が終わるとしたら何をしますか?」という質問をいただき、空港内の控室でメンバーと泣きながら自分自身のことを話した記憶があります。泣きすぎて記憶がありません…。
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の感想
思春期、自分自身の正義。沢山考えさせられ、一人一人のキャラクターに「頑張れ!」と願うことしか出来なくて胸がいっぱいでした。
映画の鑑賞者へのメッセージ
門出ちゃんとおんたんの「絶対」を、大きなスクリーンで目と耳で是非捉えてください。後悔しない未来がそこにあります。
高咲陽菜
「あした地球がこなごなになっても」が挿入歌に決まった際の思い
こんなに素晴らしい作品に曲を使っていただけるということで、長い歴史を紡いできたからこそ今があるのだなと感じることができました。そんなでんぱ組.incが誇らしく、心の底から嬉しい気持ちです!
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の感想
どの場面を切り取っても、自分の心がひっくり返されるほどに衝撃的で、今まで抱いたことのなかったいろんな感情が生まれました。人生の中でこの作品に出会えて本当に良かったです。
映画の鑑賞者へのメッセージ
作品の中だけにとどまらず、作品を見た帰り道、今を生きる自分自身とその世界に不思議なワクワクを感じるかもしれません!いろんな形で楽しんでもらえたら嬉しいです。