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RYUTistと曽我部恵一のツーマンライブ、「春風烈歌」の“おかわり”で夢のような大合唱

「春風烈歌」を歌うRYUTistと曽我部恵一。(撮影:石垣星児)
1年以上前2024年06月13日 11:04

RYUTistと曽我部恵一による対バンライブ「RYUTistと曽我部恵一」が、6月10日に東京・下北沢CLUB Queで開催された。

新潟のレコーディングが「すごく心に残っている」

曽我部から提供を受けた楽曲「春風烈歌」を3月に配信、4月にCDシングルでリリースしたRYUTist。曽我部によるRYUTistへの楽曲提供はこれが初めてで、メンバーは宇野友恵を筆頭に、かねてより曽我部やサニーデイ・サービスのファンを公言していた。彼女たちが開催を熱望し、ついに念願が叶って開催された対バンライブには2組の良質な楽曲を堪能しようと多くの音楽ファンが集まった。

最初にステージに上ったのはRYUTistの3人。「きっと、はじまりの季節」でライブの幕開けを告げた五十嵐夢羽、宇野、横山実郁は、「センシティブサイン」「春にゆびきり」など今の季節にぴったりのさわやかなナンバーを中心にパフォーマンスを展開し、会場に瑞々しい歌声を充満させた。

そして計5曲を歌い終えたところでRYUTistはステージをあとに。入れ替わりで曽我部がアコースティックギターを手にして観客の前へ姿を見せた。曽我部は「愛し合い 感じ合い 眠り合う」を1曲目に披露し、さらに梅雨の風景を想起させる「あじさい」をしっとりと歌い上げる。MCに入ると、RYUTistの活動拠点・新潟で行われた「春風烈歌」のレコーディングについて「すごく心に残っていて」と回顧。「最初はハードルを上げるとどうなんだろうと遠慮していたんですけど、何回でもやるという一生懸命さがすごくうれしかったです。僕も納得までいくまでやらせてもらって、『春風烈歌』といういい曲ができたなと思います」という言葉にフロアから拍手が沸き起こった。

その後、曽我部はギターを激しくかき鳴らしながら「さよなら!街の恋人たち」を熱唱し、オーディエンスの心を震わせる。最後は「これからもRYUTist、彼女たちの命が輝いているのをずっと見ていきたいなと思います」と語ったのち、自身の娘が生まれたときに書いたという「おとなになんかならないで」を披露。フロアを優しい歌声で包み込んだ。

横山実郁のひと言で「もう1回!」

曽我部が出番を終えると、RYUTistが再び登場してライブの後半戦へ。3人とも曽我部のライブを観て大いに感激した様子で、合間のMCでは宇野が「涙がポロポロ流れてきました」と噛みしめるようにして感想を口にした。その後、彼女たちは「春風烈歌」のカップリング曲「echo」などをパフォーマンス。情感あふれる歌声としなやかなダンスにオーディエンスが酔いしれる中、ラストに披露されたのが、RYUTistと曽我部をつなぐ1曲「春風烈歌」だ。メンバーはファンに一緒に歌うように呼びかけると、息の合った大合唱を繰り広げ、「春風烈歌」への愛を曽我部にアピールした。

RYUTistと会場のファンが一体になってのパフォーマンスが終わると、喝采に包まれながら曽我部もステージに合流。場内に幸福感が満ちる中、ここでライブが締めくくられるかと思いきや、横山の「本当に夢のような時間だったんですけど、1つだけ悔いがありまして……一緒に歌いたかった!」というひと言を受けて「もう1回!」コールがフロアから発生した。この光景に笑顔を浮かべた曽我部は、PA卓のスタッフに向けて「春風烈歌」を“おかわり”。RYUTist、曽我部、オーディエンスの全員で「春風烈歌」を歌うという特別な時間が会場に流れ、大盛況の中でライブの幕が閉じた。

セットリスト

「RYUTistと曽我部恵一」2024年6月10日 下北沢CLUB Que

RYUTist

SE. haru-kaze
01. きっと、はじまりの季節
02. センシティブサイン
03. 涙のイエスタデイ
04. たったいま:さっきまで
05. 春にゆびきり

曽我部恵一

01. 愛し合い 感じ合い 眠り合う
02. あじさい
03. さよなら!街の恋人たち
04. コンビニのコーヒー
05. One Day
06. おとなになんかならないで

RYUTist

01. GIRLS
02. ALIVE
03. オーロラ
04. echo
05. 黄昏のダイアリー
06. 春風烈歌

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