渡辺翔太(Snow Man)と中村アンがダブル主演を務めるドラマ「青島くんはいじわる」の制作発表記者会見が、本日7月2日に東京・テレビ朝日本社で行われた。
7月6日にテレビ朝日系のオシドラサタデー枠で放送スタートする「青島くんはいじわる」は吉井ユウの同名マンガを原作としたラブコメディ。イケメンでモテるが恋愛や結婚に興味がない“年下絶食系男子”青島瑞樹と、35歳目前の“干物系女子”葛木雪乃の、小さな嘘から始まる“協定恋愛”が描かれる。主題歌はSnow Manが歌う「君は僕のもの」に決定している。
会見には渡辺と中村が浴衣姿で登場。冒頭から目を合わせて微笑み合い、仲睦まじい様子をうかがわせる。渡辺は中村の印象について「最初はどんな方なのかなと構えてたんですけど、実際に会ったらたくさんお話ししてくれる優しい方で。本当に楽しくやりやすく撮影させてもらってます」とにっこり。中村は「私のことを気難しい人だと思っていたみたいで(笑)」と茶化すと、渡辺は「最初はそう思ってたんでしたけど、真逆だった。印象がガラリと変わりました」と説明した。一方の中村は渡辺について「テレビで見た通りの裏表のないまっすぐな方で、頼もしいですし、現場も盛り上げてくださいますし。私もすごくやりやすく撮影させていただいております」と絶賛した。
司会者から「自身が思う役と似ている部分は?」と聞かれると、渡辺は「僕自身も女性に関することは鈍感な部分があるから、通ずる部分があるかもしれませんね」と言い「“モテるんだけど”女心はわかってない」と強調しながら続けるとアンが笑い始め、渡辺は「笑うところじゃないんですよ! 事実でしかない」と真顔でボケた。
撮影エピソードについて、中村は「基本的に青島くんがぐいぐい来てくれる感じで、距離感がおかしいんですよ。だから私も若干気持ちをグッと寄せるというか、恥ずかしさはありますけど、それを言っていたら作品に深みが出ないので、ちょっとバグらせながらやってます」と振り返り、渡辺も「初回はかなりいろんなキュンが詰まってますので、その撮影をしてたら距離感がちょっとバグってきましたね」と補足した。
司会者からの「渡辺さんから見た雪乃さんのキュンポイントは?」の質問に、渡辺は「やっぱり年上のバリキャリはカッコよくて。僕個人としてはすごく好みですね。目の前でもPCをいじってるバリキャリ女子がいますけど、やっぱキュンキュンしちゃいますよね。カッコいいなと思います」と語る。中村は青島のキュンポイントについて「勢いでまっすぐストレートにくるところがキュンポイントかなと」と述べた。
その後もジョークを飛ばしまくる渡辺。冗談を口にするも周りから特に反応がないタイミングでは、「けっこうスベるんですよね、俺。でも数打てば何かしら使っていただけるんで。数打つタイプなんで」と少し肩を落とし、中村は「数打ってこう!」と励ました。
視聴者から募集した願い事を叶えるコーナーでは、中村が「年下男性を励ます言葉をお願いします」というお題に対して「なんとかなる」とひと言。それに対して渡辺は「もうひと言欲しかったっすね。俺は。『なんとかならないときもあるじゃん?』と言われたら?」と無茶ぶりし、中村は「なんとかする」と力強く返す。さらに渡辺が「『それしか言わないじゃん?』と言われたら?」と食い下がるも、中村は「なんとかしよ?」とかわいらしく返し、渡辺は観念したように「はい……」と返事をして、「目で圧を感じました」と語った。
渡辺は「キュンセリフを言ってください」のお題を選ぶも、「『君は僕のもの』、7月31日発売です!」とSnow Manの両A面シングル「BREAKOUT / 君は僕のもの」をアピール。「『君は僕のもの』って言おうかなって思ったら、たまたま次のシングルのタイトルだったんですよ。そのまま発売日も行っちゃえば宣伝にもなるかなーと思って。で、ラウールくんの映画(「赤羽骨子のボディガード」)のほうの主題歌も収録されてますんで、特典とかもすごいんで!」とあっけらかんとした表情で宣伝を続けた。
短冊に書かれた願い事を叶えるべく、2人がハートポーズを作ったり、手を合わせて大きさを比べ合ったりするひと幕を挟み、渡辺と中村は事前に願い事を書いた短冊をお披露目。渡辺は「テレ朝にハマりますように」と書いた短冊を掲げ、「視聴者に面白いと思われながらも、テレ朝の局員たちにも『渡辺、面白いじゃん』と思われたい。Snow Man全体に還元できる機会が増えるといいなと」と貪欲な姿勢を見せる。中村が「渡辺くんの魅力ってこういうところなんですよね。恥ずかしがらずにまっすぐ言える」と添えると、渡辺は「こういうフォローをしてくださるからこういうことが言えるんですよ」と中村への信頼をのぞかせた。しかしその後中村が「たくさんの方に愛される作品になりますように」と書いた短冊を掲げると、周辺にいた観客から拍手が上がる。それを聞いた渡辺は「俺のとき拍手なかったのに……」とショックを受けていた。
最後に渡辺が「まずは今日、この制作発表でふざけすぎてしまったことを反省したいなと思っています。そして、本当に皆さんに毎週キュンキュンしてもらえるような土曜日になればいいなという思いでがんばってますので、ぜひ一緒に盛り上げていただけたらうれしいです。ありがとうございました」と挨拶して締めくくった。