緑黄色社会の新曲「馬鹿の一つ覚え」が、11月22日公開の映画「六人の嘘つきな大学生」の主題歌に決定した。
本作は浅倉秋成の同名小説を実写化した青春ミステリー作品。エンタメ企業の新卒採用で最終選考に残った6人の就活生の姿が描かれる。本作には佐野勇斗(M!LK)が慶応義塾大学総合政策学部の九賀蒼太役、山下美月がお茶の水女子大学で国際文化を学ぶ矢代つばさ役で出演。このほかにも、浜辺美波、赤楚衛二、倉悠貴、西垣匠がメインキャストに名を連ねる。
「馬鹿の一つ覚え」は映画のために書き下ろされた楽曲。長屋晴子(Vo)が作詞作曲、穴見真吾(Ba)が編曲を手がけた。楽曲について、長屋は「作品では様々な角度で“嘘”が描かれていると思いますが、私が思う“嘘”に対しての気持ちを曲にしたいなと思い、そこから着色をしていきました」、穴見は「ハラハラしたり、振り回されるような映画のアミューズメント感みたいなものが曲に出ると良いなと思い、フレーズやキリキリとした音色を取り入れるなどを意識して作りました」とそれぞれコメント。また「六人の嘘つきな大学生」のプロデューサーを務める稲垣優は、緑黄色社会に主題歌を依頼した経緯について「“嘘”とは無縁のイメージがある緑黄色社会さんに、『もし“嘘”をテーマにした曲があったら、どんな楽曲になるのだろうか?』と思ったのが、本作の主題歌オファーのきっかけでした」と語っている。
コメント
長屋晴子(Vo)
今回、「六人の嘘つきな大学生」の主題歌のお話をいただけて率直にうれしかったです。作品では様々な角度で“嘘”が描かれていると思いますが、私が思う“嘘”に対しての気持ちを曲にしたいなと思い、そこから着色をしていきました。
穴見真吾(Ba)
ハラハラしたり、振り回されるような映画のアミューズメント感みたいなものが曲に出ると良いなと思い、フレーズやキリキリとした音色を取り入れるなどを意識して作りました。エンドロールで流れるのを観たらはまっていて良かったです! ぜひ映画館で聴いてほしいと強く思いました。
「六人の嘘つきな大学生」プロデューサー・稲垣優
これまでファンの一人として緑黄色社会さんの楽曲を聴き、ライブを拝見し、一つ一つの作品に籠められた真っすぐなメッセージとメンバー皆さんの真摯なパフォーマンスに、何度も心を打たれてきました。そんな“嘘”とは無縁のイメージがある緑黄色社会さんに、「もし“嘘”をテーマにした曲があったら、どんな楽曲になるのだろうか?」と思ったのが、本作の主題歌オファーのきっかけでした。そしてデモを聴いた瞬間、これまでの皆さんのどの楽曲とも異なる新たな魅力溢れる歌詞、メロディに鳥肌が立ったと同時に、映画「六人の嘘つきな大学生」の最後の1ピースはこの主題歌によって埋まり、完成するという確かな手ごたえを感じました。メンバー皆さんに原作、映画本編をご覧いただき書き下ろしていただいた、正真正銘の“嘘の無い”主題歌。是非エンドロールの最後までお楽しみください。