JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

えびちゅう風見和香17歳すくすく成長中!ピアノを弾いて、憧れのおじさんに変身して

トレードマークの八の字眉毛を強調する風見和香。
約1年前2024年09月05日 8:04

8月25日に17歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の風見和香が、昨日9月4日に神奈川・KT Zepp Yokohamaでソロライブ「ののかまると犬の散歩~すくすく成長中~」を開催した。

風見家ならではのバースデー

誕生日に合わせたソロライブは、2016年から続くえびちゅうの恒例行事。風見は2022年より毎年「ののかまると犬の散歩」というシリーズタイトルでライブを行っている。3年目となった今回のサブタイトルは「すくすく成長中」。えびちゅう“転入”(加入)4年目、中学5年生(高校2年生)になり、文字通りすくすく成長している彼女の充実した笑顔があふれるステージとなった。

17歳になった今の自分にとって「わかるー!」と共感できる楽曲でセットリストを組んだという風見は、まず「Go! Go! Here We Go! ロック・リー」で元気いっぱいにステージへ。デニムのセットアップに担当カラーの白で装飾を施した衣装で、ステージ上をところ狭しと駆け回りながら、「使ってポートフォリオ」「スウィーテスト・多忙。」と自身が加入する以前のえびちゅうナンバーを続けて披露した。「のんのん(ののか)、のんのん(ののか)、のんのん(ののか)、まる~!」とおなじみのコール&レスポンスで自己紹介すると、風見は「Happy Birthday」ではなく、風見家で代々誕生日に歌われているという「たんたんたんたん誕生日 のんちゃんののんちゃんの誕生日」という独自のバースデーソングを観客にレクチャーし、フロア全体で大合唱。アットホームな空気の中、風見は“ちちまる”(父)と“ははまる”(母)のリクエストだという南沙織の「17才」を歌う。この楽曲は森高千里によるユーロビートアレンジのカバーでも知られており、風見と同期メンバーの桜木心菜も17歳のバースデーライブで歌ったが、風見は昭和歌謡テイストあふれる南のオリジナルアレンジで歌唱した。

ピアノ弾き語りに初挑戦、17歳の目標は……?

幕間には、事前投票をもとに風見やえびちゅうにまつわるさまざまなランキングの1位を当てるクイズ企画「No.1を当てよう!」が行われた。「えびちゅうの好きな夏曲No.1」「風見和香の好きな衣装No.1」「風見和香の好きな髪型No.1」「えびちゅうの印象的なライブNo.1」「風見和香の推しポイントNo.1」という5題が出題され、風見は「なんだろう?」「あれ、わかんねえなー」と時折ぶっきらぼうな言葉になりながらあれやこれやと考え、そんな風見の天真爛漫ぶりに場内ではたびたび大きな笑い声が上がった。一転、風見が緊張の面持ちで「お願いします」とスタッフに声をかけると、ステージには電子ピアノが運ばれてくる。5歳からピアノを習っていたという風見に対し、えびちゅうファミリー(私立恵比寿中学ファンの呼称から)「弾き語りをやってほしい」というリクエストが複数寄せられていたこと受け、ソロライブ3年目でついに実現することに。風見は奥華子の「変わらないもの」、あにまる(義理の兄)からのリクエストだというtuki.の「晩餐歌」を、自ら演奏するピアノ1台の演奏に乗せて歌い上げた。

緊張の弾き語りコーナーを終えた風見が一旦ステージを離れると、ステージ背面のスクリーンに風見家の愛犬・QOO(クー)の姿が映し出される。ブログなどでファンにはすっかりおなじみのQOOがボーッとしたり元気に散歩したりする様子に、場内はすっかりほっこりムード。再び登場した風見は、えびちゅうの「あたしきっと無限ルーパー」「結果オーライ」を1人で表情豊かに歌う。最後に「今日のセトリの中でも、私が特にすごく共感したこの2曲を」と前置きして歌われたのは「お願いジーザス」と「ポップコーントーン」。ラストの「ポップコーントーン」では銀テープが華やかに発射された。弾き語りを含む10曲を歌い終えた風見は、17歳の目標を発表。安定や現状維持を選んでしまいがちな自分を変えたいという思いや、「頭が知恵の輪になるんじゃないかってくらいこんがらがってパンパンになっていた」というえびちゅう転入直後からの意識の変化について語り、「グループの方向性とかを考えると不安になることもあるけど、進まないとわからないじゃないですか。進めば新しい出会いや発見があったりするので、今年は個人でもグループ全体でも変化を恐れないでいろいろチャレンジしていく年にしたい」という思いから、その目標を「変化を恐れない」とした。

変な風見和香

「ちょっと時間がかかるので、2分後くらいにアンコールしてください」と意味深な言葉を残して退場した風見。観客は従順に少し間を置いて「アンコール!」の声を上げる。再びステージが明点すると、そこにはベンチコートのフードを目深に被った不審な人物が。駆け寄ったスタッフたちが「この人、変なんです」と指差し「なんだ君は?」と呼びかけると、不審者はベンチコートをおもむろに脱ぎ捨てる。「なんだチミはってか? そうです、私が変なおじさんです」と、ピンクの肌着にハゲ頭、ヒゲ面の「変なおじさん」スタイルで決めた風見が顔を出した。しっかり「だっふんだ!!」で落とした風見は、幼少期からの憧れだった故・志村けんの「変なおじさん」への思い入れをたっぷりと語り、わざわざ持参した私物の「変なおじさん」腹巻きをアピール。そして「こんな格好でこの曲?って曲をやります」と、「チュパカブラ」「また明日」の2曲を歌い、大満足の表情でステージをあとにした。

また風見はこの日、新たな挑戦の1つとして個人YouTubeチャンネル「ののかまるのまるっとチャンネル」を開設。さっそく1本目の動画をアップし、YouTubeを始めた趣旨と意気込みを語っている。

セットリスト

私立恵比寿中学 風見和香生誕ソロライブ「ののかまると犬の散歩~すくすく成長中~」2024年9月4日(水)KT Zepp Yokohama

01. Go! Go! Here We Go! ロック・リー
02. 使ってポートフォリオ
03. スウィーテスト・多忙。
04. 17才(オリジナル:南沙織)
05. 変わらないもの(オリジナル:奥華子)
06. 晩餐歌(オリジナル:tuki.)
07. あたしきっと無限ルーパー
08. 結果オーライ
09. お願いジーザス
10. ポップコーントーン
<アンコール>
11. チュパカブラ
12. また明日

関連記事

氣志團(撮影:平野タカシ)

「氣志團万博」2日目はNEWS、RIP SLYME、BUCK∞TICKら熱演 綾小路翔「俺の大好きだけでできてる2日間」

4日
「氣志團万博2025 ~関東爆音パビリオン~」ロゴ

「氣志團万博」WOWOWで12時間放送、事後特番は舞台裏に密着

7日
yama

yamaが齊藤京子主演映画「恋愛裁判」主題歌書き下ろし、恋愛禁止の掟を破ったアイドルの物語

7日
私立恵比寿中学「ちゅうおん2025」の様子。

えびちゅう秋のコンサート「ちゅうおん」初の屋内開催、総勢20名でつむぐ豊かな音楽のひととき

14日
「私立恵比寿中学 新体制始業式『GOLDEN EIGHT ーnew againー』」の様子。

私立恵比寿中学、小林歌穂の卒業式&新体制初ライブ収めたBlu-rayリリース

19日
ウインクする中山莉子25歳。

中山莉子「ホントはかわいく歌いたい!」えびちゅうのエンジン、25歳の本音

23日
私立恵比寿中学

えびちゅう、BUDDiiS、ラブワン、Lienelが「スター☆オーディション」に登場!歌とダンスでファイナリストを応援

25日
「SASUKEアイドル予選会2025 ー出場権争奪バトルー」出場者と応援メンバー。©TBS

「SASUKE」アイドル予選会にえびちゅう風見和香、イコラブ瀧脇笙古、きゃんちゅー桐原美月ら

26日
「ライブナタリー “私立恵比寿中学 × Juice=Juice”」キービジュアル

えびちゅう×Juice=Juiceツーマンの生配信決定!完売した現地観覧チケットのリセールも

29日
「KUNOICHI2025秋」に参加するアイドル勢と応援者たち。前列左から岩本理瑚(僕が見たかった青空)、佐藤莉華(Rain Tree)清司麗菜(NGT48)、結城りな(ukka)、風見和香(私立恵比寿中学)、大信田美月(≒JOY)。©TBS

女性版「SASUKE」えびちゅう風見和香、僕青・岩本理瑚、≒JOY大信田美月ら出場

29日