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THE RAMPAGE再び東京ドームで吠える!佐野玲於、MIYAVI、ドーベル、EXILEと熱狂コラボ

「THROW YA FIST」を披露するTHE RAMPAGE。
7か月前2024年09月12日 14:04

THE RAMPAGEの東京・東京ドーム単独公演「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR at TOKYO DOME」が、昨日9月11日と本日12日に開催された。この記事では現在の16人がTHE RAMPAGEの正式メンバーに選ばれた日からちょうど10年後、9月12日の公演の模様をレポートする。

「夢を与える存在に」責任感じた2回目の東京ドーム

今回の公演のコンセプトはTHE RAMPAGEがRAVERS(THE RAMPAGEファンの呼称)との会議=Rプロジェクトを開き、未来の可能性を広げるために東京ドームに集結し、不安定な世の中を変えていく強い気持ちをパフォーマンスで表現するというもの。サプライズで登場したRAG POUND、佐野玲於(EXILE、GENERATIONS)、DRUM TAO、KADOKAWA DREAMS、MIYAVI、DOBERMAN INFINITY、EXILEとともに、ゲストのパフォーマンス曲3曲を含めた全36曲を披露した。

開演前にはメンバーを代表してLIKIYA、陣、山本彰吾、 RIKU、川村壱馬、吉野北人が報道陣の取材時に応え、初日を終えた思いや2日目に懸ける意気込みを語った。初日を振り返り、LIKIYAは「僕らだけでは成り立たない、ファンの方々や多くの人に支えられてこのステージに立っているんだと実感しました」、川村は「10周年に合わせて平日にはなってしまったんですけど、たくさんの方に足を運んでいただいてうれしいです。皆さんのサポートがあったからこそも見られた景色だと思っているので、1人ひとりを沸かせて楽しませたい」とコメント。陣は「先輩方が築き上げてきたのと同じ景色を次は自分たちがファンの皆さんに届けたい、いう気持ちもあったので。自分たちの足でこの地に立てて、同じTHE RAMPAGEとしてメンバーが誇らしいです」とメンバーたちへの感謝を述べた。

吉野は「やっぱり自分たちはライブが本業で、ライブでしか見せられないところがある」とTHE RAMPAGEの強みを明かし「改めて16人ってすごく強いな、と。ライブをやっててほかのメンバーからパワーやエネルギーをもらっています」とメンバーたちを見やる。山本は「前回とは全く別のベクトルの、クリエイティブな部分でのライブ作りを意識してきました。1回東京ドームに立っているからこその準備もできたと思います」と語り、「改めて『やっぱりTHE RAMPAGEでドームツアーを絶対やんなきゃいけない』という目標が明確に見えてきたかな、いう気もします」と意気込む。中学生の頃にEXILEの東京ドーム公演を観てアーティストを目指したというRIKUも「自分がEXILEに夢をもらったように、仲間たちと自分が逆に夢を与えていくような存在にならなければいけないなという責任を感じるステージでした」と振り返り「本当に前回に比べると自分たちのパワーが付いたなと誇れます。すごく遠い存在に感じたドームツアーが今は射程距離には見えてきたな、という感覚はつかんでいるので今日全部出し切りたい」と力強く前を向いた。

RAG POUND、佐野玲於とクランプ合戦

ライブのオープニングを飾ったナンバー「THROW YA FIST」では2019年に開催した初のアリーナツアーを彷彿とさせる、メンバーが花道に縦1列に並んでのパフォーマンスを展開してファンを大喜びさせる。川村は「暴れる準備はできてるか?」と観客を煽り、ドームの熱狂を誘った。最初のゲストであるRAG POUNDと川村、武知海青、長谷川慎によるクランプパフォーマンスには、途中から佐野が参加してドームを驚かせる。THE RAMPAGEとRAG POUND、そして佐野のコラボレーションで披露されたのは「HARD HIT」。力強いダンスとボーカルでオーディエンスを熱狂させたあとはDRUM TAOが登場。「Summer Riot~熱帯夜~」「LA FIESTA」「Fandango」といったラテン調のナンバーを雰囲気たっぷりに披露した。

中盤では「INVISIBLE LOVE」「Knocking Knocking」などのミディアムチューンで妖艶な世界観を展開したあと、COLORの楽曲「Lost Moments~置き忘れた時間~」をカバー。各曲でパフォーマーたちがそれぞれのスキルを存分に発揮するダンスを披露し、ドームの空気を変えていった。ここで登場した新たなゲストはKADOKAWA DREAMSの面々。「PERFORMER'S SOUL」に続いて「SOLDIER LOVE」でコラボレーションし、ドームに新たな興奮をもたらす。

MIYAVIとの情熱コラボを経て「すべてはこの景色を見るため」

続くゲストのMIYAVIは自身の楽曲「DAY 1」をアグレッシブに演奏したのち、THE RAMPAGEとともに「ROUND UP feat. MIYAVI」「VIP」「SWAG & PRIDE」をパフォーマンス。熱のこもったコラボで場内のテンションをさらに上昇させた。観客が一斉にタオルを振り回した「Shangri-La」、そして「WELCOME 2 PARADISE」のあとはグループを代表して5人が挨拶。RIKUは「9月も中盤ですけど引くほど暑いですよ! RAVERSの気合のおかげです。皆さんの笑顔を見るたびに『生きててよかった、幸せだな』と思います」と笑顔を見せ、吉野は「僕らって自分たちで言うのもなんだけど、めちゃくちゃ苦労してここまで来ました。16人で誰も欠けることなく大きいステージに帰ってこれたことは当たり前じゃないと思います」と感慨深そうに語った。

LIKIYAは声を詰まらせつつ「僕らは決して器用ではないですけど、どうやったら僕らの愛が伝わるかとがんばってきました。これからも夢を叶えていきたい」と熱弁。陣も「苦しいときもあったけど、すべてはこの景色を見るためでした。10年後、今日のこの東京ドームも『まだ序章やったね』と言えるようにまだまだ突っ走っていきます」と語る。最後に川村は2021年の初の東京ドームを「あのときは半分のキャパシティで(観客が)声も出せなかったけど、皆さんのパワーは半分に見えなかったんですよね。そして今日は正真正銘のフルフルで素敵な景色を見せてもらえています」と振り返り、「まだまだ終わりじゃないので必ず次につながるように、これからも力を貸していただけたら」という言葉を添えて本編ラストの楽曲「Seasons」を披露した。

アンコールでドーベル、EXILE登場「さっさと行こうぜ全国ドーム!」

アンコール1曲目、最新シングルの「24karats GOLD GENESIS」からは“24karatsシリーズ”の楽曲が連投される。ステージに現れたDOBERMAN INFINITYが“24karats”の精神をTHE RAMPAGEに継承するかのように「24karats -type EX-」でコラボレーションしたあとは、EXILEの楽曲「24karats STAY GOLD」へ。ここで登場したのはEXILEからAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIだ。大先輩6名とDOBERMAN INFINITYに挑みかかるように、THE RAMPAGEは力強いラップやダンスの応酬を繰り広げてドームをこの日一番の熱狂へ導いた。約3時間にわたるステージを締めくくったラストナンバーは「100degrees」。川村はイントロで「希望が絶望に変わっちまう前に、さっさと行こうぜ全国ドーム!」と叫び、THE RAMPAGEが進み出した新たな一歩を印象付けた。

セットリスト

「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR at TOKYO DOME」2024年9月12日 東京ドーム

01. THROW YA FIST
02. Lightning
03. FULLMETAL TRIGGER
04. 16BOOSTERZ
05. The Typhoon Eye
06. HARD HIT
07. DRUM TAO Performance
08. Summer Riot~熱帯夜~
09. LA FIESTA
10. Fandango
11. HEATWAVE
12. FEARS
13. INVISIBLE LOVE
14. Knocking Knocking
15. One More Kiss
16. Lost Moments~置き忘れた時間~
17. MY PRAYER
18. INTO THE LIGHT
19. KADOKAWA DREAMS Performance
20. PERFORMER'S SOUL
21. SOLDIER LOVE
22. STRAIGHT UP
23. MIYAVI Performance(DAY 1)
24. ROUND UP feat. MIYAVI
25. VIP
26. SWAG & PRIDE
27. DREAM YELL
28. Dream On
29. Jump
30. Shangri-La
31. WELCOME 2 PARADISE
32. Seasons
<アンコール>
33. 24karats GOLD GENESIS
34. 24karats -type EX-
35. 24karats STAY GOLD
36. 100degrees

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