幾田りらの楽曲「Sign」のミュージックビデオが、明日10月7日22:00にYouTubeで公開される。
9月に配信リリースされた「Sign」は、ABEMAで配信中の福原遥主演のサスペンスドラマ「透明なわたしたち」の主題歌。ドラマで描かれる現代の若者たちが感じる孤独が、スローテンポの曲調に乗せて表現されている。MVは「透明なわたしたち」と同様に松本優作が監督を務め、ドラマのアナザーストーリーを描く。さらにこのMVにはドラマキャストである菊地姫奈、小川未祐が出演。幾田はこのMVについて「同じ世界線で描いていただいたことで、私が作品に触れて生んだ詞たちが、元の場所へ形を変えて還っていく感覚がありました。このような得難い経験をさせていただけたことに心から感謝しています」とコメントしている。
なお、MV公開後の10月7日23:00より、ドラマの第4話が配信される。
幾田りらコメント
制作期間、作中のとあるサクラのセリフが頭から離れず、その放った言葉の咀嚼を繰り返していました。
彼女たちが人生をどう捉え、どんな答えに辿り着いたのか。否定でも肯定でもなく、二人が選んだ一つの道筋が、私自身を内省し、詞を紡いでいくきっかけになりました。
誰しもがそれぞれの場所で、別の形で傷を負いながら耐え続け生きている。ひとりひとりに正義があり、時に間違いながら何者かになりたくてもがく。まるで透明のような、居場所の見つからない、どこにも辿り着けない自分の存在意義を、社会との接点を、自分が確かにここに存在しているという”Sign”を、探し続けていく。
今回「透明なわたしたち」監督の松本優作さん率いるチームの皆さんが、そんな楽曲に込めた想いを一つ一つ丁寧に噛み砕き、映像として表現してくださいました。
同じ世界線で描いていただいたことで、私が作品に触れて生んだ詞たちが、元の場所へ形を変えて還っていく感覚がありました。このような得難い経験をさせていただけたことに心から感謝しています。
監督はじめチームの皆さま、ご出演いただいた菊地姫奈さん、小川未祐さん、本当にありがとうございました!
菊地姫奈 コメント
この度、幾田りらさんの新楽曲「Sign」のMVに出演させていただきました。 この曲を初めて聴いた時、切なく儚さがありつつも、優しくふわっと包み込まれるようなそんな気持ちになりました。 小川未祐さんとはMVで2度目の共演となり、また小川さんと同じ世界観を生きられることにとても嬉しさを感じています。 サクラとユリの本編では描かれていない、2人だけの世界が歌に乗って皆さんの元へ届きますように。
小川未祐 コメント
「透明なわたしたち」では描かれなかった2人の物語を、素晴らしい楽曲のなかで演じられる機会を頂き、とても嬉しく思います。 このMVと合わせてドラマをご覧頂けると、また深く物語を感じられると思います。 儚く、刹那的なふたりの時間を、是非お楽しみください!