Da-iCEが本日12月8日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で、アリーナツアー「Da-iCE 10th Anniversary Arena Tour 2024 -MUSi-aM-」の最終公演を開催した。
ライブは、10月にリリースされたアルバム「MUSi-aM」のリード曲「TAKE IT BACK」でスタート。ステージ下からメンバーが勢いよく飛び出すジャンプアップでの登場で、会場は一瞬にして熱気に包まれた。その後、5人は「Funky Jumping」「Kartell」とライブの定番曲を披露し、続けて「Entrance 6」を左右に花道が伸びるセンターステージでパフォーマンスすると会場の一体感はさらに高まった。
ライブ中盤では、「atmosphere」「Whale Tail」「Never」と、メンバーそれぞれがプロデュースした「MUSi-aM」の収録曲が続々と披露された。和田颯が作詞作曲を担当した「Aware」では、和田が自らギターを演奏をする場面もあり、その姿に会場からは大きな拍手が沸き起こる。
4月にリリースされるや自身最速でストリーミング1.7億回を突破した新たな代表曲「I wonder」やAmazon Originalドラマ『【推しの子】』第3話の主題歌である「オレンジユース」など、話題曲も次々と披露したDa-iCE。「オレンジユース」では「ララライ ララライ」というフレーズがキャッチーな手振りダンスを、一緒に踊りながら楽しむファンの姿が多く見られた。
ライブ終盤のMCでは、ボーカルの花村想太が「僕たちはこれまで多くの夢を掲げてきて、叶わないことも多かったけれど、今になってどんどん夢が叶ってきました。皆さんも、夢を笑われたり無理だと言われたりしても、がんばっていればいつか絶対にその夢が叶う日が来ると、音楽を通して伝えていきたいと思います」と、これまで応援してきてくれたファンに対する感謝の気持ちと、これからの音楽活動への意気込みを語った。
アンコールはヒットナンバー「スターマイン」でスタート。ステージ下からスライドアップでメンバー4人が登場する中、花村だけがステージ上にいないという、Da-iCEらしいユーモアがあふれるハプニング演出も。続く「Live goes on」のラストには「Da-iCE 10周年おめでとう!!」と書かれたメッセージカードを会場中のファンが掲げるサプライズが実行された。このカードの裏面は、Da-iCEの「NHK紅白歌合戦」初出場を祝福する紅白カラーになっており、ファンはダブルの祝福をメンバーへ贈った。
セットリスト
「Da-iCE 10th Anniversary Arena Tour 2024 -MUSi-aM-」2024年12月8日 国立代々木競技場 第一体育館
01. TAKE IT BACK
02. Funky Jumping
03. Kartell
04. Entrance 6
05. Clap and Clap
06. A2Z
07. atmosphere
08. Ride or Die
09. ナイモノネダリ
10. Whale Tail
11. Codependency
12. Never
13. Aware
14. I wonder
15. CITRUS
16. Your Turn
17. イミテーション
18. オレンジユース
19. DREAMIN' ON
20. My baby
21. I'll be your HERO
22. Story
23. BACK TO BACK
<アンコール>
24. スターマイン
25. Live goes on