秦基博が3月7日に全国公開される映画「35年目のラブレター」の主題歌を担当する。
「35年目のラブレター」は戦時中に生まれ、読み書きができないまま大人になった西畑保が支え続けてくれた最愛の妻・皎子へのラブレターを書くために奮闘する姿を描く映画。保を笑福亭鶴瓶、皎子を原田知世、若かりし頃の西畑夫妻を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。
秦はこの映画のために主題歌「ずっと作りかけのラブソング」を制作。脚本を読んだうえで作詞作曲したという彼は「主人公の西畑保さんは何度も何度も手紙を書き直します。その度に変化していく気持ちもありながら、深まり強くなっていく奥さんへの想いをどんどん更新しながらお手紙を書かれていました。その姿は、自分が歌を作ることにも置き換えられると思い、歌うことにリンクする部分を感じながら曲を作りました」とコメントしている。
YouTubeでは主題歌「35年目のラブレター」が流れる映画の予告映像が公開された。
秦基博 コメント
最初に脚本を読ませていただいて、すごく身近にありそうで、それでいて特別なお話だなと思いました。
それに対して自分が主題歌を歌わせていただけるというのは、とても嬉しかったです。
主人公の西畑保さんは何度も何度も手紙を書き直します。その度に変化していく気持ちもありながら、深まり強くなっていく奥さんへの想いをどんどん更新しながらお手紙を書かれていました。その姿は、自分が歌を作ることにも置き換えられると思い、歌うことにリンクする部分を感じながら曲を作りました。
完成した映画を観させてもらい、何箇所も泣いてしまいましたが、特に印象に残っているのが、若かりし保が皎子に初めてお寿司を振る舞うシーンです。字が書ける・書けないということや、言葉にする・しないということを超えて、気持ちや想いそのものがお寿司を通じて伝わっていると思え、心に響きました。