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第3期BiSの歴史を振り返る|ラストツアー密着レポートも掲載

2024年6月のUNIT公演より涙と笑顔のBiS。(撮影:大橋祐希)
7か月前2025年01月10日 13:05

2019年6月に始動した第3期BiSが、2025年1月12日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのラストライブ「Finale of third BiS」をもって解散する。本コラムでは、第3期BiSの約5年7カ月におよぶ活動を振り返る。また後半には2024年10月から12月にかけて行われたラストツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」の密着レポートも掲載する。

文 / 田中和宏

2019年 / 本格始動直前にいきなりメンバー脱退の波乱

オリジナルメンバーはトギー、ネオ・トゥリーズ、イトー・ムセンシティ部、チャントモンキー、マナコ・チー・マナコの5人。2019年8月に1stアルバム「Brand-new idol Society」の発売前日にマナコが脱退し、波乱含みのスタートを切った。その後、10月に新メンバーとしてズズ・デス加入が発表されるも、家庭の事情により1週間で脱退したため素顔が公開されることはなかった。

2020年 / 始動半年でLIQUIDROOMワンマン成功もコロナ禍へ

BiSは音源のリリースをしつつ、ライブを重ねて着実に動員を伸ばし、2020年2月には東京・LIQUIDROOMでのワンマンライブを成功させる。しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりその後のライブ活動が見送られ、本格始動から約半年で通常のライブ活動ができない状態となった。このためBiSは新曲を無料配信したり、“ネット上のどこか”で音源をゲリラリリースしたり、さらには無観客ライブを行ったりと、インターネットを軸にした活動を展開。10月に有観客ライブを再開させるも、コロナ禍における観客のソーシャルディスタンスの確保や、声出しの禁止など制限のある中での再出発だった。同年12月にはクレーンゲームの景品として新曲CD「COLD CAKE」を発表するなど、独自の作品リリースの手法も継続して行った。

2021年 / バンドツアー、ZOCコラボ、ナノ3加入

2021年の夏、BiSは初のバンド編成でのツアーを開催。ヒダカトオル(G / THE STARBEMS)、津田紀昭(B / KEMURI、THE REDEMPTION)、RONZI(Dr / BRAHMAN、OAU)をバンドメンバーに迎え、東北のライブハウスを回った。10月にZOCとのスプリットシングル「割礼GIRL / BEGGiNG」を発表し、11月には東名阪で対バンツアーを開催した。12月に1990年代の邦楽ロックカバーアルバム「BiS DiVE into ROCKS」をリリースし、そのリリースライブのアンコールにて新メンバーのナノ3が加入。CDデビューから続くトギー、ネオ、イトー、チャントモンキーの4人体制が終わり、グループに新たな息吹が吹き込まれた。

2022年前半 / 精力的な活動見せるもチャントモンキー脱退

2022年1月、BiSは新体制で東名阪ツアー「NEW GENERATiON BiS TOUR」を開催。ツアー初日でナノ3は「今年はいっぱいライブをしてたくさん研究員(BiSファンの呼称)に会いたいです!」と意気込んだ。その言葉通り、彼女たちは同年にバンド編成での東北ツアーを再び行ったほか、5月から7月にかけて「BUiLD our STRENGTH TOUR」、8月から11月にかけて「ROAD of EVOLUTiONS TOUR」、さらにはGANG PARADE、豆柴の大群とのスリーマンツアーなど複数のツアーで全国各地を回った。しかし順風満帆とはいかず、2月にトギーが活動を休止し、7月にオリジナルメンバーのチャントモンキーがグループを脱退。その後、トギーは8月の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」で復帰した。

2022年後半 / ヒューガー加入で再スタートと思った矢先……

10月には新メンバーとして、「WACK合同オーディション」の合宿での脱落を2度経験したヒューガーの加入が発表された。オーディション合宿での奮闘ぶりから研究員の多くが彼女の存在を認知している中、11月に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで行われたWACK所属グループによるライブイベント「Even without BiSH, this is WACK」にてお披露目された。

BiSはトギー、ナノ3、ネオ、イトー、ヒューガーの5人体制で2023年1月に東京・日比谷野音でのワンマンライブを行うことが決定していたこともあり、勢いをつけて2023年を駆け抜ける予定だった。しかし2022年12月、オリジナルメンバーのネオ、イトーが1月の日比谷野音公演をもって脱退することが突然アナウンスされた。

2023年前半 / 一時は3人体制になるも新メンバー迎え再起を図る

2023年1月にネオとイトーが脱退し、5人体制が終了。BiSはオリジナルメンバーのトギー、加入から1年1カ月(当時)のナノ3、加入から3カ月(当時)のヒューガーという3人体制で、WACK主催ツアーや、香川県で開催された音楽フェス「SANUKI ROCK COLOSSEUM 2023」などに出演した。同時期にコロナ禍におけるライブハウスでの行動制限が緩和され、観客の声出しが可能に。3月下旬には「WACK合同オーディション」により、クレナイ・ワールズエンド、イコ・ムゲンノカナタ、シオンエピックの3名が新メンバーとして加入。6人体制となったBiSは、5月に東京・中野heavysick ZEROで新体制初ライブを行い、何度目かの再スタートを切った。なお当時WACK代表だった渡辺淳之介はこのライブを観覧し、終演後のメンバーに向けて「2点」と言い放った。そんな厳しい評価が下されたあと、7月にはLIQUIDROOMで2度目のワンマンライブが行われ、チケットは完売に。これによりBiSは2020年2月のコロナ禍直前までの勢いを取り戻したかのように見えた。

2023年後半 / 豪華プロデューサー参加曲で話題に

2023年7月に中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUND)プロデュースによるシングル「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」をリリース。9月にはフルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースによる「LAZY DANCE」をライブで初披露するなど、豪華アーティストをプロデューサーに迎えた楽曲の発表が続く。11月に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のファイナルを開催。6人体制で最大キャパの会場でのワンマンライブとなったが、チケット完売とはいかず、グループとして苦境に立たされていることが浮き彫りとなっていた。

2024年前半 / “自給自足アイドル”へ

2024年1月にBiSは東京・UNITで24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」を開催。6人体制で持ち曲の全74曲を披露した。2月に中野雅之、フルカワユタカ、ナカコーこと中村弘二(LAMA、iLL、NYANTORA、ex. スーパーカー)、Age Factory、AxSxE、fOULらのプロデュース曲を含むアルバム「NEVER MiND」を発表するも、その後3月にシオンエピックがグループを脱退したため、5人体制になった。5月から関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の開催を控えていたBiSだったが、4月にはメンバーおよびスタッフ間での話し合いの末に、メンバーがマネージメント業務を兼ねる“自給自足アイドル”として活動することに。このタイミングからマネージャーはおらず、メンバーが事務作業やライブのブッキングを含むすべての業務を担当する。これによりアイドルとしての表立った活動以外の雑務もメンバーが手分けして行うことになった。

自給自足での活動の第1弾として、BiSは4月に中野heavysick ZEROで「自給自足LiVE-vol.1-」を開催。多少のトラブルなどが起こりつつも、5人はできることを懸命に行い、なんとかイベントを終えることができた。

2024年夏、解散を発表

5月スタートの「We Gotta Go BiS TOUR」では、公演ごとにセットリストにテーマを設けるなど、メンバーが工夫を凝らして集客を図る。また会場では5人が物販ブースに立ってグッズを販売した。6月に東京・UNITで迎えたツアーファイナルでは、メンバーが会場予約などすべての業務を担当した5都市ワンマンツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」を9月から行うことを発表。次のツアーを発表できた安堵感からか、普段あまり涙を見せないメンバーたちがステージで泣きながら感情を分かち合う姿が印象的だった。

6月以降も自主企画「自給自足LiVE」が継続して行われていたが、8月2日の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」、8月3日の東狂アルゴリズムとのツーマンライブを終えたあたりを境にメンバーのSNSの更新が途絶える。そして8月9日、「これ以上の活動継続は難しい」として解散することが発表された。解散発表の文言通り、この時点でのBiSは、いつ崩壊してもおかしくない状況にあったと思われる。以降のBiSはすでに決まっていたライブについて一部を除き予定通り出演し、8月下旬にはWACK主催ライブイベントのイギリス・ロンドン公演にも出演した。そして2025年1月12日に日比谷野音でのライブをもって解散することが決まった。

研究員が涙した最後の仙台公演

9月には5都市ツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」初日にあたる大阪公演が台風の影響で延期になるも、彼女たちは10月6日の宮城・enn 2nd公演から同ツアーをスタートさせた。約1年ぶりの仙台公演を喜ぶ研究員がいる一方、解散が決まっていることから複雑な気持ちの研究員がいたことも確か。メンバーもそんな研究員の思いを受け止めながらステージに立っており、心身ともにギリギリの状態。ライブ本編が終わった時点でナノ3は楽屋に倒れ込み、ヒューガーに支えられていた。

アンコールで満身創痍のナノ3は「いろいろなことを思いながらここに来てくれたと思うんですけど、ライブをしているこの時間は何にも替えられない。研究員の存在の大きさを改めて感じました。たくさんの元気をもらいました。みんなにとって今日が大切な日になっていたらうれしいです。私たちとライブのこの時間をともにして、『明日からがんばろう』って気持ちにならなくても別にいいんです。でもちょっとでもみんなに力を与えられていたらいいなって思います」と胸中を明かす。また解散ライブに向けて「1月12日まで全力で駆け抜けていこうと思っています。どんな感情を持っていてもいいので、今日みたいにちょっとでも楽しいって思う瞬間も、ちょっと寂しくなるような瞬間も、BiSを好きでいてくれるみんなと駆け抜けていきたいなって思います」との思いも口にした。そんな言葉のあとに披露された楽曲「リフレイン」では、涙する研究員の姿も多数。終演後、メンバーは仙台の余韻を味わいながら、夜行バスへと乗り込んだ。

クレナイ凱旋で号泣、最後の小倉公演

10月26日に行われたツアー2公演目の福岡・小倉FUSE公演では、福岡出身のクレナイが凱旋を果たし、研究員からの祝福の花が会場に飾られた。小倉FUSEの竹村店長は、図らずも最後となったBiSの来場を歓迎。メンバーは会場予約時からやりとりを重ねていた店長をはじめ会場スタッフと会えたことを喜んだ。ライブは熱狂に次ぐ熱狂といった激しさで、BiSも研究員も汗だくだった。クレナイは福岡にBiSとして来るのはこれが最後であることを話してから、「正直とっても寂しいです。ただ、自分の生まれ育った街で、BiSのことを愛してくれる研究員に囲まれてライブができて本当に幸せです」と悲喜こもごもの感情を明かす。

さらに彼女はファンに向けて、「いろんな思いを大切にしてほしいし、感情を共有することでライブもよりよくなっていくと思います。これからもみんなといろんな感情を共有して、最高のライブを作っていきたい」と続けた。そして「『今は今しかない』って言葉があるんですけど、まさにその通りだと思っています。研究員には本当に感謝しています。今までたくさんの愛をもらって……」と話しているうちにポロポロと涙を流し始める。いつしか堰を切ったように大泣きしていたクレナイだったが、「最後の最後までBiSを応援してほしい」「今日で最後の人がいるとかは嫌なので、1月12日の日比谷野音のライブで待っています」と本音を語った。なお終演後の物販販売などを経て、メンバーは小倉FUSEの竹村店長に招かれて、九州名物であるもつ鍋の店へ。地方都市独特のアットホームな雰囲気は、地元であるクレナイの柔和な雰囲気と通ずる部分でもあった。

ラストツアー折り返しの名古屋で見せた熱狂

11月3日に行われたツアー3公演目の舞台は、愛知・栄R.A.D。夜行バスで現地入りしたメンバーは、午前中に会場入りし、物販や特典会を行い、17:00に開演を迎えた。3曲目を終えた時点でメンバーのみならず、研究員も汗だく。フロアは熱気のあまり汗でビショビショになるほど。「体調が悪かったら無理をしないで」と観客に気を配りつつ、「そうじゃなかったら死ぬほど楽しもうぜ!」と呼びかけたトギーの言葉通り、熱狂的なライブが繰り広げられた。アンコールのMCではイコがマイクを握り、挨拶。「どんなセットリストにしたら研究員が喜んでくれるのか」をメンバーで考えて曲目を選んだことを明かし、「こうやってライブでみんなと目を合わせられるのがすごく楽しくて、大好きだと改めて感じました」と喜びを伝えた。

さらにイコは「解散が決まって、残りの時間が少なくなっていることを実感しながら生きている毎日です」「研究員への愛がどんどん増していっている中、1月12日の解散ライブは愛でいっぱいのライブになると思っています」と来たるラストライブへの思いを馳せる。続けて「正直寂しい気持ちもある」と偽りのない言葉を発し、「私がBiSでいられる時間、研究員と過ごせる時間を噛み締めて、今までたくさんの愛をくれた研究員に恩返しがしたい」とコメント。そして「みんながBiSのおかげで元気がもらえていると言ってくれるけど、私たちはそんなみんなに100倍元気をもらっています。こんな素敵な“お互い様”な関係でいられたことを感謝しています。これからも明るく元気に笑顔キラキラインフィニティで生きていこうってお互いに約束しましょう」とはにかみながらも思いの丈をぶつけた。なお終演後、メンバーは名古屋名物の台湾ラーメンの店・味仙に足を運び、BiSとしてのラスト名古屋を堪能。夜行バスに揺られて東京へと戻った。

大阪最後の夜、凱旋のヒューガーはいつも以上のコテコテ関西弁

ツアーも残すところ2公演。名古屋公演からやや日を空けて12月26日、セミファイナルにあたる大阪・LIVE HOUSE Pangea公演が開催された。もともと本公演は9月1日に行われる予定だったが、台風の影響で延期に。スケジュールの組み直しもメンバーが行っており、解散を控える中、ツアーファイナルまでの日程で運よくこの日が空いていたという。古着店などが数多く立ち並ぶ通りにあるPangeaの店先には大阪出身のヒューガーの凱旋を祝福する青をモチーフにしたバルーンのスタンド花が飾られた。大阪の夜もこれまでに負けじと熱かった。ライブ序盤から興奮状態のフロアに向けて、イコが「ちょっと関西の人うるさいかもね」と笑う。ナノ3が「いい意味でね! めちゃめちゃ褒め言葉だよ!」とフォローに入るも、「大阪と言えばめちゃめちゃ暑苦しい?」と毒気のある冗談を飛ばし、ヒューガーが「厚かましい?」とボケを重ねた。普段からコテコテの関西弁を話すヒューガーだが「生まれ故郷に帰ってこれてうれしいです。なんかな、リビングでライブしてるみたいやわ」とこの日は、いつにも増して関西弁が強く出ていた。

アンコールでは、凱旋を祝福する青いペンライトに感極まった表情を見せたヒューガーが挨拶し、「BiSは大阪でワンマンをするのが本当にひさしぶり。5人でライブができて本当にうれしい」と話す。そしてグループとしての終わりが近付く中、無理に明るく振る舞う必要はなく、それぞれの感情に素直に向き合って、いつでも楽しければ楽しみ、泣きたければ泣いていいとの思いを来場者に伝え、「私たちも自分の気持ちに正直になってライブをします。研究員がいなかったら今の私たちはここにいないから、できる限りの恩返しをしていきたい。最後の最後まで楽しませられるようにがんばるので、1月12日の解散ライブで会えたらうれしいです」と語った。この日、メンバーが食べたのは、大阪名物のたこ焼きや、りくろーおじさんのチーズケーキなど。トギーはねぎ塩ポン酢など変わり種にはあまり興味がなく、「ソースたこ焼き一択」だった。

“第3期BiS史上最高”を更新した東京ツアーファイナル

大阪公演から2日後、12月28日に東京・新宿MARZでツアーファイナルが行われた。第3期BiSによるライブハウスでの最後の公演ということもあり、研究員の熱量も類を見ないほどのものだった。BiSを含むWACK所属グループのライブではダイブ、リフト、サーフなどの危険行為が禁止されており、ライブハウスでの公演も例外ではない。そのため、そういった行為は決して“是”でもなければ“称賛されること”にも値しない。しかしフロアの盛り上がりはおそらく過去最高潮で、BiSに向ける研究員の抑えきれない感情が爆発し、とてつもない興奮が渦巻いていた。メンバーはステージに押し寄せる研究員に向けて注意喚起を促しながらも、配慮をしたうえで全力で楽しむように呼びかけた。

アンコールでは第3期BiSで唯一のオリジナルメンバー・トギーが挨拶。BiSには過去5人のオリジナルメンバーがいたが、最後までBiSとしての活動を続けたのはトギーただ1人ということになる。そんなトギーが言っていたのは、解散が決まる前と後でBiSとの向き合い方に変化があったという話。具体的には解散前は「売れたい。もっと好きになってほしい」といった前のめりな思いが強かったが、解散が決まってしばらく経った時点では「研究員に楽しんでもらうために、(私たちが)BiSを全力で楽しむこと」が一番大切だという思いに至ったのだという。また研究員に向けては、「解散すると言ってから、もしかしたら研究員の中には『もっと自分にできることはなかったのかな』『もっと(ライブに)行けばよかったかな』と思った人がいるかもしれないけど、本当に十分にたくさんのものをもらってきたと思っています。今日こうやってライブに来てくれること、BiSを好きでいてくれること、それが本当にうれしいです。ありがとう」と話し、「BiSが終わるときに『BiS楽しかったな、BiSだった人生でよかったな』ってそう思えるように残りの時間を過ごしていきたいと思っています」と続けた。

さらにトギーは「1回でもBiSのライブを観たら、1回でもBiSのことを好きになったら研究員だからね。みんなも『研究員でよかった』って思えるような、そんなBiSでいられるように、あと2週間がんばっていきたいと思っています」と、解散に向けた思いを伝えた。終演後、特典会および物販を終えた5人は、帰り支度をし、マイクや衣装、物販など大きな荷物を抱えてライブハウスをあとにした。

BiSの残るライブは明日1月11日に日比谷野音で行われるWACKのイベントツアー「Could you still be WACKiNG TOUR」の初日公演、そして1月12日の解散ライブ「Finale of third BiS」の2公演。「これまでで一番いいライブにする」と最後まで駆け抜ける決意を抱いた5人が見せるフィナーレに注目だ。WACKツアーのチケットはチケットぴあ、解散ライブのチケットはローソンチケットで販売されている。なお1月13日にはBiS最後の特典会が東京・日本クラウンで行われる。

公演情報

Could you still be WACKiNG TOUR初日公演

2025年1月11日(土)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)
<出演者>
ASP / BiS / BiTE A SHOCK / ExWHYZ / GANG PARADE / KiSS KiSS / 豆柴の大群

Finale of third BiS

2025年1月12日(日)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

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