ENHYPEN、大阪で3都市ドームツアーに幕「2025年は特別な年になる」

ENHYPENにとって3回目のワールドツアーの日本公演「ENHYPEN WORLD TOUR 'WALK THE LINE' IN JAPAN」が、昨日1月26日に大阪・京セラドーム大阪で幕を閉じた。

「ENHYPEN WORLD TOUR 'WALK THE LINE' IN JAPAN」は、2024年11月に埼玉・ベルーナドーム公演で開幕。福岡・みずほPayPayドーム福岡、そして京セラドーム大阪と3都市を巡り、約19万人を動員した。このツアーでENHYPENは昨年リリースした「ROMANCE: UNTOLD」「ROMANCE: UNTOLD -daydream-」の収録曲をはじめ、人気曲の数々を披露。また本公演はライブビューイングと配信も行われ、来場が叶わなかった世界中のENGENE（ENHYPENファンの呼称）も彼らのステージを楽しんだ。

オープニングで「Brought The Heat Back」をエネルギッシュにパフォーマンスした7人は、関西弁を交えながら自己紹介。カメラの向こうでライブを楽しむ世界中のENGENEにも挨拶をした。その後ENHYPENは「Future Perfect (Pass the MIC)」「Given-Taken」「Bite Me」の日本語バージョンやTikTokで大ヒットした「Sweet Venom」などをライブならではのアレンジを加えて披露。「Fatal Trouble」では、ENHYPENが得意とするしなやかながらもキレのあるダンスでENGENEを魅了した。

メンバー全員が楽曲制作に参加した初のファンソング「Highway 1009」では「ENGENEも一緒に歌ってください」と呼びかけ、会場に大きなシンガロングを巻き起こす。その後のトークコーナーで彼らはユニット曲「Lucifer」を歌うJAY、JAKE、SUNGHOONのチームと、「Teeth」を歌うJUNGWON、HEESEUNG、SUNOO、NI-KIの2チームに分かれ、ランダムで流れる楽曲に掛け声を入れ、どちらが大きかったか勝負する「掛け声コーナー」を実施。各チームのメンバーに振り分けられた会場のENGENEたちは大きな掛け声をステージに送った。会場の熱気を高めたENHYPENは「Your Eyes Only」をトロッコに乗って歌唱。会場を巡りながらENGENEとコミュニケーションを図った。

月の映像を背景にした幻想的な「Moonstruck」のステージを終えると、JAKEは「ここ京セラドーム大阪は、僕たちが初めて単独ドーム公演をした場所ですよね」と2023年1月に初めてドーム公演を行った思い出の地でツアーの日本公演を終える感慨を述べる。SUNGHOONは「京セラドーム大阪は僕にとって成長の機会を与えてくれた場所です」と、この日を迎えるまでの過程を振り返った。SUNOOは「ENGENEの皆さんといるとエネルギーが充電される。本当に必要な存在です」とENGENEへの思いを語り、JAYは「今年は僕たちENHYPENが次のステップに進む1年にしたいと思っています」と今年の抱負を述べた。

その後、ENHYPENはHEESEUNGのピアノ演奏から「XO (Only If You Say Yes) (Japanese Ver.) 」を披露。本編を最新曲「No Doubt (Japanese Ver.) 」で締めくくった。

アンコールではNI-KIが「2025年は僕たちにとってもENGENEにとっても特別な年になる予定であることご存知ですか？」と来場者に呼びかけ、リーダーのJUNGWONは「今年の夏！ ENHYPENの日本初スタジアム公演が決定しました！」と、スタジアム公演を行うことを発表。HEESEUNGは「ENGENEの多くの愛と応援で夢に描いたスタジアムでのステージができるようになりました！」と夢のステージに立つ喜びと感謝を伝え、会場は大歓声に包まれた。ダブルアンコールを含め、全26曲をパフォーマンスしたENHYPENは「夏にまた会いましょう！」とENGENEに再会を約束し、ステージを去った。

今夏、日本の2都市で開催されるスタジアム公演の日程や会場などの詳細は、後日ENHYPEN公式ホームページやSNSを通じて発表される。