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JO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEが大航海を繰り広げた「LAPOSTA 2025」閉幕

「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT/(c)LAPONE GIRLS
16分前2025年02月02日 14:07

1月31日から2月2日までの3日間、東京・東京ドームでLAPONEグループ所属のJO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEによる合同ライブ「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」が開催された。この記事では最終日の模様をレポートする。

帆を掲げて大海へ

LAPONEグループは「ADVENTURE OF HEARTS」をコンセプトに、東京ドームとその周辺施設を舞台に1月27日から2月2日まで約1週間にわたってさまざまな企画を行ってきた。期間中はTOKYO DOME CITY HALL、ホテル、飲食店、アトラクションエリアなど東京ドームシティ全体をジャック。東京ドームシティエリアのフードショップではさまざまなコラボレーションフードが提供され、IMM THEATER、シアターGロッソ、後楽園ホールにてJO1、INIのメンバープロデュースによるイベントも行われた。そのフィナーレをを飾る東京ドーム公演。オープニングでは5隻の船がJO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEのロゴの入った帆を掲げて大海を勇ましく進んでいく映像が映し出された。

まずは地鳴りのような歓声に包まれながら代わる代わるグループが登場し、挨拶代わりにパフォーマンスを披露。「盛り上がっていけますか? LAPONEと一緒に新しい時代を作っていきましょう!」というリーダーのMOMONAの言葉をきっかけに、ME:Iは「想像以上(ME:I Ver.)」を勢いよく届けて観客を大航海へと誘う。続いてDXTEENが「Dance On Open World」を軽快に披露したあと、回転式のセンターステージに姿を現したINIが「Rocketeer」を力強く歌い踊った。IS:SUEは「Breaking Thru the Line」で一糸乱れぬダンスでオーディエンスを魅了。大きな爆発音を合図に姿を現したJO1は「無限大」でドームにすさまじいエネルギーの渦を巻き起こした。

挨拶を経てJO1、INI、DXTEENは「LAPOSTA 2025」のテーマソング「LOVE ALL STAR」をにぎやかに歌う。與那城奨が許豊凡をバックハグするなど、グループを越えたやりとりに会場が大きく沸く場面もあった。ME:IとIS:SUEはセンターステージでサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のテーマ曲「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」を披露。2組は思い出深い“始まりの歌”を弾けるような笑顔で一緒に歌い踊った。

5組が見せたそれぞれの魅力

ここからは1組ずつグループごとにパフォーマンスを展開。DXTEENはヒップホップナンバー「Handle」をグルーヴ感たっぷりに届けたあと、「Good Vibes」で軽やかにステップを踏む。IS:SUEは「CONNECT」「THE FLASH GIRL」といった楽曲で高いダンススキルを発揮し、力強く前へと進んでいく意思を表現した。ME:Iは2台のトロッコに乗り込み、オーディエンスの近くで「&ME(ME:I Ver.)」 を伸びやかに歌う。バックステージにたどり着くと公式キャラクターME:EYEと一緒にデビュー曲「Click」をキュートに踊り、映画「モアナと伝説の海2」日本版エンドソング「ビヨンド~越えてゆこう~」では澄み渡るような美しい歌声を響かせた。

バックステージに降り立ったINIはギラついた眼差しで「MORE」を踊り、「TELEVISION」では後藤威尊が高塚大夢をお姫様抱っこするなど楽しげなやりとりも見せる。「BOMBARDA」では鶴房汐恩がデザインしたイベントのキャラクター・シャチョーも加わり、12人でのコラボパフォーマンスが行われた。INIがメインステージの回転扉の向こう側へと去っていくと、入れ替わってその扉から姿を現したのはJO1。昨年リリースされた人気ナンバー「ICY」ではクールなメンバーの視線と一挙一動に会場が大きく沸き立った。11人が花道を歩きながら「Love seeker」を歌うと、客席から弾けるようなコールが飛ぶ。「JOin us!!」ではメンバーが見せるキュートな表情とポップな世界観がオーディエンスの心を奪った。

グループの垣根を越えた「Switch & Match」

ライブ中盤には「Switch & Match」というグループごとの楽曲シャッフルコーナーが設けられた。INIはME:Iの「Click」をチャーミングに届け、ファンタスティックな空間を生み出す。ME:Iは幻想的な空気をまといながらINIの「Brighter」を歌い上げたあと、JO1の「OH-EH-OH」で“ジャケットダンス”を鮮やかに繰り広げた。JO1が披露したのはME:Iのサマーソング「Cookie Party」。11人の元気いっぱいのパフォーマンスがオーディエンスに笑顔をもたらした。

さらに出演者の41人がPearl Grace、Diamond Brilliance、Ruby Flame、Emerald Spark、Sapphire Mystiqueの5チームに分かれて海賊のごとくバトルを展開した。まずは與那城、木村柾哉、谷口太一、MOMONA、NANOの“5リーダーズ”が「GrandMaster」で戦いの火蓋を切る。大平祥生、木全翔也、白岩瑠姫、與那城、後藤、佐野雄大、田島将吾、藤牧京介、大久保波留、福田歩汰からなるPearl GraceはJO1の「Brand New Day」をさわやかに踊り、川尻蓮、金城碧海、佐藤景瑚、豆原一成、尾崎匠海、木村、西洸人、田中笑太郎、寺尾香信によるDiamond Brillianceは力強い眼差しでJO1の「Trigger」をパフォーマンス。川西拓実、河野純喜、鶴房汐恩、池崎理人、許、高塚、松田迅、谷口 一、平本健からなるRuby FlameはINIの「LOUD」で迫力のあるダンスを繰り広げた。MIU、MOMONA、SHIZUKU、KEIKO、SUZU、RINOは「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」ファイナルステージの課題曲「CHOPPY CHOPPY」を勢いよく届ける。当時もう1つの課題曲「想像以上」のメンバーだったRINOが「CHOPPY CHOPPY」を歌うというレアな光景にドームが歓声に包まれた。

さらにPearl GraceはJO1の「SuperCali」で鮮やかなフォーメーションダンスを展開する。COCORO、RAN、AYANE、KOKONA、RINON、NANO、YUUKIからなるSapphire Mystiqueが披露したのは「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」コンセプトバトルの課題曲だった「TOXIC」。当時のメンバーだったRAN、AYANE、KOKONA、YUUKI、NANOが再び「TOXIC」をともに踊ることになり、会場はエモーショナルな空気に包まれた。Diamond BrillianceがINIの「10 THINGS」を爽快に歌い上げたあと、Ruby FlameによるINIの「BOMBARDA」では「全員出てこいや!」という池崎の言葉を合図にほかの4グループもステージへ。ここから41人が総出で会場をさらなる熱気で満たしていく。メインステージ、センターステージ、バックステージ、トロッコと会場の至るところに散らばり、5組の楽曲を次々と歌唱した。ラストナンバー「Test Drive」では全員がメインステージに集結。JO1のリーダー與那城は「今日来てくださった皆様、本当にありがとうございます! これから僕たちはどんどん成長していきますので、ずっと見守っていただけたらうれしいです!」と感謝の思いを伝えた。

最後に明かされたシャチョーの正体は……

アンコールではJO1と一緒にシャチョーも登場し、「無限大」を踊り始める。観客の視線を浴びながらシャチョーが被り物を外すと、その正体はなんと「PRODUCE 101 JAPAN」国民プロデューサー代表のナインティナイン岡村隆史だった。岡村はJO1とともに見事なシンクロダンスを披露。パフォーマンスを終えると、JO1のメンバーから「なんで脱いじゃうんですか?」「約束したじゃないですか!」と勝手に正体を明かしたことを責められていた。この日何度かシャチョーがステージに出る場面があったが、最初からずっと岡村が踊っていたという。さらにナインティナイン矢部浩之も中継で登場し、「ごめんやで、JO1のみんな。申し訳ない」と岡村が被り物を取ってしまったことを謝罪した。岡村がやりたかったというJO1のおなじみの挨拶「Go to the TOP! JO1です!」を12人で繰り広げつつ、岡村を加えた”J岡1”はH Jungle with tの「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)」をパフォーマンス。岡村主導のロボットダンスなどを取り入れた独特のダンスも展開された。最後には川尻が岡村のカツラを取ってしまう場面も。岡村は慌ててカツラを被り直し、盛大な“隆史コール”に見送られながらステージを去って行った。

ラストは5組が横一列になって「LAPOSTA 2025」のテーマソング「LOVE ALL STAR」を歌唱。温かな空気に包まれながら、「LAPOSTA 2025」に笑顔で幕を下ろした。

セットリスト

「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」2025年2月2日 東京ドーム

01. 想像以上(ME:I Ver.) / ME:I
02. Dance On Open World / DXTEEN
03. Rocketeer / INI
04. Breaking Thru the Line / IS:SUE
05. 無限大 / JO1→ALL
06. LOVE ALL STAR / JO1、INI、DXTEEN
07. LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~ / ME:I、IS:SUE
08. Handle / DXTEEN
09. Snowin’ / DXTEEN
10. Good Vibes / DXTEEN
11. CONNECT / IS:SUE
12. THE FLASH GIRL / IS:SUE
13. STATIC / IS:SUE
14. &ME(ME:I Ver.) / ME:I
15. Click / ME:I
16. Hi-Five / ME:I
17. ビヨンド~越えてゆこう~(日本版エンドソング) / ME:I
18. MORE / INI
19. TELEVISION / INI
20. DROP / INI
21. BOMBARDA / INI
22. WMDA(Where My Drums At) / INI
23. ICY / JO1
24. Phobia / JO1
25. Love seeker / JO1
26. JOin us!! / JO1
27. Click / INI
28. Brighter / ME:I
29. OH-EH-OH / ME:I
30. Cookie Party / JO1
31. GrandMaster / 5リーダーズ(與那城奨、木村柾哉、谷口太一、MOMONA、NANO)
32. Brand New Day / Pearl Grace(大平祥生、木全翔也、白岩瑠姫、與那城、後藤威尊、佐野雄大、田島将吾、藤牧京介、大久保波留、福田歩汰)
33. Trigger / Diamond Brilliance(川尻蓮、金城碧海、佐藤景瑚、豆原一成、尾崎匠海、木村、西洸人、田中笑太郎、寺尾香信)
34. LOUD / Ruby Flame(川西拓実、河野純喜、鶴房汐恩、池崎理人、許豊凡、高塚大夢、松田迅、谷口 一、平本健)
35. CHOPPY CHOPPY / Emerald Spark(MIU、MOMONA、SHIZUKU、KEIKO、SUZU、RINO)
36. SuperCali / Pearl Grace(大平祥生、木全翔也、白岩瑠姫、與那城、後藤威尊、佐野雄大、田島将吾、藤牧京介、大久保波留、福田歩汰)
37. TOXIC / Sapphire Mystique(COCORO、RAN、AYANE、KOKONA、RINON、NANO、YUUKI)
38. 10 THINGS / Diamond Brilliance(川尻蓮、金城碧海、佐藤景瑚、豆原一成、尾崎匠海、木村、西洸人、田中笑太郎、寺尾香信)
39. BOMBARDA / Ruby Flame(川西拓実、河野純喜、鶴房汐恩、池崎理人、許豊凡、高塚大夢、松田迅、谷口 一、平本健)
40. FANFARE / ALL
41. HAPPY UNBIRTHDAY / ALL
42. Our Diary / ALL
43. Tiny Step / ALL
44. Do What You Like / ALL
45. RadioVision / ALL
46. DREAMLIKE / ALL
47. HERO / ALL
48. Test Drive / ALL
<アンコール>
49. 無限大 / JO1
50. WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.) / JO1~ALL
51. LOVE ALL STAR / ALL

※高塚大夢の「高」ははしご高が正式表記。
※池崎理人の「崎」は立つ崎が正式表記。

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