FANTASTICSの堀夏喜と田辺桃子が主演を務めるテレビ朝日・TELASAの連続ドラマ「きみは面倒な婚約者」が3月3日にスタートすることが発表された。
「きみは面倒な婚約者」は、椎野翠と兎山もなかによる同名マンガを実写化した作品。老舗の洋菓子メーカー「加治屋フーズ」の社長令嬢にして入社4年目の広報部員である加治屋紫乃と、彼女の父親が政略結婚のために決めた婚約者にして会社の営業部のエース・橘はじめの“すれ違いまくりのオフィスラブ”が描かれる。紫乃を田辺が、橘を堀が演じる。
橘は容姿、性格、スペック完璧の“シゴデキ王子様”というキャラクター。これについて堀は「(ビジュアル撮影のときに)王子様みたいと言っていただいたのですが、言われ慣れていなくてすでにプレッシャーを感じています(笑)」と役柄への重圧を口にする。しかしながら、役柄のイメージ像はしっかりと作り込んでいるそうで「お話をいただいた段階から『腹筋は割っといてください』と言われていますので、腹筋は割って臨みます」と語った。
TELASAでは3月3日より「ダイヤ編」を全6話の連続ドラマで配信。テレビ朝日では3月28日に「ダイヤ編」の特別編集版を放送するほか、ドラマ撮影の裏側やキャストからのコメントを含めた「プラチナ編」もオンエアする。
堀夏喜 コメント
これまで少女漫画ってあまり読んだことがなかったのですが、こんなにもキュンキュンするものなのかと、キュンキュンしすぎて倒れそうでした(笑)。1個1個のセリフが頭に残るものが多いし、とにかく主人公2人がまっすぐなんですよね。そこにとても魅力を感じています。
どんな役作りをして撮影に臨むか
橘はじめは本当に完璧な男で、今日のビジュアル撮影でも皆さんに「王子様みたい」と言っていただいたのですが、言われ慣れていないのでもうすでにプレッシャーを感じています(笑)。
でもやはり、そのイメージ像は作っていきたいと思いますし、お話をいただいた段階から「腹筋は割っといてください」と言われていますので、腹筋は割って臨みます!
情報解禁ビジュアルを撮影して
原作の表紙ビジュアルが実写になるというだけでなく、僕らの人間性もふまえて、原作の世界観が現実になったらいいなと思います。
紫乃の魅力は
紫乃さんって本当にピュアでまっすぐで、でもどこか抜けているところもあって(笑)。自分に正直なところとか、挙げたらきりがないんですけど、そういうところに僕はすごく心を打たれました。頭の中でいろいろ考えちゃって、考えすぎてわかんなくなっちゃって……っていう人間味溢れるところがすごく共感できます。
お互いの印象は
以前仕事でご一緒してから気づけば4年くらい経っているのですが、こうやってしっかり一緒にお芝居をするのは初めてなので緊張します(笑)。
今作への意気込み
とても素敵な原作をドラマ化します。原作の魅力を引き出しつつ、ドラマならではの良さが伝わるように僕らものびのびと役を演じさせてもらいながら頑張りたいと思います!
田辺桃子 コメント
私が演じる紫乃は、どこか自分を客観視していて、語り部のような部分があるんですけど、彼女のその視点がとても面白いなと思っています。劇中でも漫画を読むシーンが多いのですが、その影響もあってか、語り部の口調も漫画っぽいのがすごくギャップがあって、それが面白さにつながっている気がします。
どんな役作りをして撮影に臨むか
紫乃はいい意味であまり気負っていない、でもただ優しいだけじゃない素直さがとても素敵だなと思ったので、そういう面と、その優しさを見せている反面、気持ちで身体が動いている、というその2面性や温度感を作れたらいいなと思っています。
情報解禁ビジュアルを撮影して
原作のファンの方々にも楽しんでいただきたいので、漫画の要素も大切にしたいと思っていました。脚本もすごく原作に沿っていて、伝えたいことをとても大切に抽出してくださっているのでそこを大事にして、堀さんと私が橘と紫乃を演じるということで、いい化学反応が生まれるといいなと思っています。
橘の魅力は
私、けっこう橘さんのセリフ好きなんです。聞いててちょっと耳が熱くなるというか、恥ずかしくなるようなセリフも多いんですけど、でもそれが恥ずかしいだけじゃなくて思っていることをそのまま伝えてくれている優しさを感じて……。こんなこと言われたらいいなって思いながら読んでたんですけど、伝えるときの言葉選びはすごく素敵だなって思いました。
お互いの印象は
4年ほど前にご一緒して以来なんですけど、そのときは直接的な関わりがあまりなくて……。お互い高校生の役だったのが、今回は社会人になり、婚約者になりました(笑)。
今作への意気込み
橘と紫乃、2人の不器用ながらにお互いを思い合っている、そんな時間がとても愛おしい時間になると思いますので、このチームで作り上げた優しさ、温かさを皆さんにお届けできたらと思っています。
椎野翠(原作)コメント
ドラマ化が決まったときの思い
率直にうれしすぎて泣きました!!
堀夏喜、田辺桃子の印象
堀夏喜さんも田辺桃子さんも「二次元が三次元に出てくるとこうなるのかー!」という美しさでドキドキしました。橘さんと紫乃さんとして動いて喋ってくださるのが楽しみで仕方ありません!
原作ファンやドラマを楽しみにしている人へメッセージ
まずは本当にありがとうございます。
兎山先生が紡いでくださった素晴らしい原作小説、私の表現が加わったコミカライズ、そして熱意と愛情を持って取り組んでくださっている制作チームの皆さまによってまた新しい魅力が加わる今回のドラマ化、と、作品が広がっていくのを一緒に楽しんでいただければ幸いです。
新しく作品を知ってくださる皆さまにも、お気に入りのひとつになったらいいなと願っております。
兎山もなか(原作)コメント
ドラマ化が決まったときの思い
物語を作る中でドラマ化は1つの夢でしたので、率直にとてもうれしかったです!
堀夏喜、田辺桃子の印象
堀夏喜さんは“完成された美!”という印象のお姿と可愛らしさとの振り幅が、ハイスペックなのに中身はとても人間らしい橘の二面性にぴったりだなぁと感じました。
田辺桃子さんは一目でぐっとご本人の世界観に引き込まれてしまうような不思議な魅力をお持ちで、紫乃のたくましさや心の内をどう表現してくださるのかとても楽しみです。
原作ファンやドラマを楽しみにしている人へメッセージ
なんと「きみは面倒な婚約者」の実写化が実現しました! コミックス3巻の帯で「ドラマ化しないかなぁ…」と書いていたのがついに……! これもひとえに読者さま、作品に関わってくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
原作を大事にしてくださるドラマスタッフの皆さまのもと、椎野先生が創り上げてくださった漫画の可愛らしい世界観がどのように表現されるのか私自身も大変ワクワクしております。一緒に楽しんでいただけますと幸いです。
TELASA「きみは面倒な婚約者 ダイヤ編」
2025年3月3日(月)12:00~配信スタート
テレビ朝日「きみは面倒な婚約者 プラチナ編」
2025年3月28日(金)25:30~
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