乃木坂46に加入した6期生のお披露目イベント「乃木坂46 初披露の会 『はじめまして、6期生です』」が本日4月6日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。
緊張のあまり涙を浮かべるメンバーも
2024年の春と夏に実施された6期生オーディション。春オーディションで合格した春組5名と、夏オーディションで合格した夏組6名の計11人が乃木坂46に加入することが決定し、今年2月より紹介動画や撮り下ろし写真、本人による手書きプロフィールが順に公開されてきた。本日のイベントではキャプテン梅澤美波と副キャプテン菅原咲月が司会進行を務める中、6期生が満を持して初のステージへ。5期生の菅原にとって後輩ができるのはこれが初めてで、司会の2人は「推し変しないでくださいね」とファンに呼びかけつつ、6期生メンバー11人を客前に呼び込んだ。
表情に緊張の色をにじませた6期生は、まず1人ずつ1分間の自己紹介に挑戦。小津玲奈が魔法使いの帽子を被って杖を手にしたり、鈴木佑捺が巫女の姿で登場したりと、それぞれ工夫を凝らした自己紹介でファンに自身の存在を印象付ける。森平麗心は緊張のあまり涙してしまうが、観客の温かな拍手を受けて笑顔を客席に向けた。
11人それぞれの個性的な特技
初々しい自己紹介が終わると、今度は特技披露の時間へ。乃木坂46が結成された2011年に生まれた東京出身14歳の川端晃菜は、お手玉をしながら乃木坂46のシングルのタイトルをリリース順にすべて言うという特技で拍手を浴びる。兵庫県出身18歳の海邉朱莉は平原綾香「Jupiter」を歌って高い歌唱力と美声で観客の心をつかみ、東京出身16歳の森平は乃木坂46「ここにはないもの」に合わせてバレエダンスを華麗に踊った。事前に用意してきた豪勢な生け花を持ち込んだ兵庫出身19歳の愛宕心響は、ステージ上で最後のひと花を添え、その完成度の高さで梅澤と菅原を驚かせる。秋田県出身17歳の矢田萌華は和装で登場し、秋田の羽後町に伝わる盆踊りを披露。4歳の頃から書道を習っていたという静岡出身20歳の大越ひなのは大書のパフォーマンスを繰り広げ、威勢のいい掛け声とともに「舞」の文字をダイナミックにしたためた。
5歳からバレエ、中学と高校時代にダンスを習っていた東京出身17歳の小津は、乃木坂46「Actually…」に乗せて創作ダンスを披露し、“小津ジャン”と自ら命名したしなやかなジャンプで注目を浴びる。大阪出身15歳の増田三莉音はコックの姿で登場し、片手での卵割りに挑戦。自信満々な笑顔を浮かべながらも失敗してしまうが、2回目のチャレンジで無事成功させて喝采を浴びた。北海道出身17歳の長嶋凛桜は乃木坂46「裸足でSummer」に合わせてフラダンスを披露。山梨出身18歳の鈴木佑捺はキャプテンの梅澤に乃木坂46の楽曲を使ったイントロクイズの勝負を申し込み、見事勝利した。最後に出番を迎えた鹿児島出身19歳の瀬戸口心月は方言が残る話し方で挨拶したのち、乃木坂46「他人のそら似」に合わせてキレのいいチアダンスをパフォーマンスし、さわやかな笑顔で「レッツゴー乃木坂!」と叫んだ。
いよいよ6期生初パフォーマンスへ
そしてイベントの後半、ステージにそろった6期生メンバー11人が初のパフォーマンスを披露。「おひとりさま天国」「制服のマネキン」「インフルエンサー」「歩道橋」といったシングル表題曲4曲を歌い踊り、高いクオリティのライブを届けてみせた。パフォーマンス中、客席からはメンバーの背中を押す盛大なコールが発生。矢田は「毎日毎日不安でいっぱいでしたが、今ここの会場にいる皆さんの声援を聞いて、そして配信をご覧になっている皆さんの応援を受けて、自然に笑顔になることができました」と感謝の思いを伝えた。
最後に彼女たちが披露したのは、乃木坂46の最新シングル「ネーブルオレンジ」TYPE-Bに収録されている初の6期生楽曲「タイムリミット片想い」。センターの矢田を中心に、11人は初ライブを堂々と完遂した。パフォーマンス後にステージに駆け付けたキャプテンの梅澤は「6期生のみんなに伝えたいのは、このグループをどれだけ自分が愛して思いを寄せられるかで返ってくるものが全然違ってくること。どんなときも乃木坂を強く思ってがんばっていってほしいなと思います」と6期生にエールを送った。
セットリスト
「乃木坂46 初披露の会 『はじめまして、6期生です』」2025年4月6日 ぴあアリーナMM
01. おひとりさま天国
02. 制服のマネキン
03. インフルエンサー
04. 歩道橋
05. タイムリミット片想い
