JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

みのミュージック著書「みののミュージック」刊行、700枚超のレコードコレクション掲載

みの「みののミュージック」書影
3か月前2025年04月25日 9:05

音楽系YouTubeチャンネル「みのミュージック」のクリエイター・みの(ミノタウロス)の著書「みののミュージック」が6月9日の“ロックの日”に合わせて刊行される。

本書は、みのが所有する膨大なレコードコレクションの中から、“100年先も聴き継がれるべき私的名盤”をテーマにセレクトしたディスクガイド。7inchレコードと同じサイズの判型(180×180mm)に、700枚超のレコードについての記事が全ページオールカラーで掲載されている。みのは自身の音楽の原体験となったThe Beatlesや、衝撃を受けたというモノラルシングル盤、ロックの隠れた名作、日本の音楽史における“自作自演+コンセプトアルバム”、オルタナティブなジャンルとして注目しているという民謡、近年再評価が進むシティポップの名盤について紹介。幅広いトピックが彼自身のエピソードとともに収録されている。

オンラインストア・BITTERSでは購入者特典として、先着順でレコード帯デザインの特製しおりがもらえる。また発売記念Tシャツ付きの受注生産アイテムも用意される。

編集担当・尾藤雅哉(BITTERS)コメント

古今東西の音楽に精通する音楽クリエイターの「みの」。発売された年代やジャンルを問わず、すべての音楽作品に狂熱的な愛情を注ぎ続ける彼の中には、いったいどのようなサウンドが鳴り響いているのだろうか?── そんな好奇心から本書の企画はスタートしました。
制作を進めていくと、彼の所有するレコード・コレクションの膨大な量にたちまち圧倒されることとなります。華やかな時代を彩った名作から、時代の影でマニアたちに愛され続けてきた隠れた名作、希少なレア盤などが次から次へと登場します。本書に収録されているレコード作品の撮影は1日で終わらず……長い年月をかけて収集したコレクションをすべて撮り終えるのに撮影日を複数回に分けながら数カ月もの時間を要しました。本書に収録された作品群を見れば、彼の中に息づく膨大な知識量にも納得することは間違いないでしょう。
そして彼は生粋の「音楽プレイヤー」でもあります。自ら音楽を作り、ステージ表現する「音楽家」です。聴くだけでなく、演奏したことで気付いた発見など、楽器プレイヤーの視点からも作品の魅力を紹介した濃厚な内容のディスク・ガイドが完成しました。本書を読むことで、すでに聴いたことのある名作アルバムは「ひと味違う」魅力を放つ作品になることでしょう。そして、あなたの知らない素敵な音楽作品との出会いもあるはずです。
ぜひ本書をサウンドトラックに、素敵なミュージック・ライフを楽しんでください。

みの「みののミュージック」目次

SIDE A

OVER SEA / 海外名盤

01. THE BEATLES / ビートルズ
02. MOTOWN & MONO VIYNL / モータウンとモノラル・レコード
03. THE BEACH BOYS / ザ・ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』
04. PHIL SPECTOR’S WORKS / フィル・スペクターと“ウォール・オブ・サウンド”
05. THE ROLLING STONES / 転がり続けるロックンロール・バンドの魅力
06. BRITISH INVASION / ブリティッシュ・インヴェイジョン
07. 1960'S US ROCK / 1960年代のUSロック
08. HARD & PROGRESSIVE / ハード&プログレッシブ・ロック
09. 1970'S HARD ROCK / 絢爛豪華なロック黄金期
10. JEFF BECK / ジェフ・ベック
11. BLUES & JAZZ / ブルースとジャズ

SIDE B

DOMESTIC / 国内名盤

12. HAPPY END / はっぴいえんどと日本語詞
13. ELECTRIC INSTRUMENTAL & GROUP SOUNDS / エレキ・インストとGS
14. DOMESTIC ROCK MUSIC / 1970年代の邦楽ロック
15. JAPANESE PROGRESSIVE ROCK / 日本におけるプログレッシブ・ロック考
16. JAPANESE RARE GROOVE / 民謡
17. FEMALE SINGERS / 女性シンガー
18. CITY POP / 山下達郎とシティ・ポップ

関連記事

山下達郎

山下達郎が「ポケモンコンシェルジュ」主題歌担当、新曲「オノマトペISLAND」流れる予告公開

6日
佐藤良成の音楽履歴書

佐藤良成(ハンバート ハンバート)の音楽履歴書|物持ちがいい“音楽職人”の揺るぎないリスナー遍歴

6日
みののミュージック

みのと鈴木茂がギター片手に対談、2人が語る私的名盤の魅力とは

6日
山下達郎

山下達郎、11都市26公演の全国ホールツアー開催

15日
「~松本 隆 作詞活動55周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ 風街ぽえてぃっく2025」キービジュアル

松本隆の作詞活動55周年コンサート「風街ぽえてぃっく2025」開催決定、出演24組と曲目発表

21日
フジロック&サマソニで観ておきたいアーティスト2025

フジロック&サマソニで観ておきたいアーティスト2025

27日
GLAY

GLAYの軌跡をKDDI新企画「REPLAY PROJECT」でたどる、メンバー全員登場クロストークも

約1か月
竹内まりや(撮影:能美潤一郎)

竹内まりや、11年ぶりの全国ツアー閉幕「声が続く限り歌い続けたいと思います」

約1か月
「FUJI ROCK FESTIVAL '25」ラインナップ

JJJ「フジロック」出演決定、功績称え特別な形で実現

約2か月
「BSロックの日 ザ・プロファイラー選 忌野清志郎 キングオブ・ロックの憂鬱」より、忌野清志郎。©NHK

NHK BS「ロックの日」に忌野清志郎やTHE ALFEE、ビートルズ、クイーン番組を再放送

約2か月