後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が設立した音楽賞「APPLE VINEGAR -Music Award-」第8回で大賞を受賞したMONO NO AWAREとDos Monosへのインタビューが、「APPLE VINEGAR -Music Award-」のオフィシャルサイトで公開された。
「APPLE VINEGAR -Music Award-」は新進気鋭のミュージシャンがキャリア初期に発表したアルバムへと贈られる作品賞。第8回となる2025年の大賞は、MONO NO AWAREの「ザ・ビュッフェ」とDos Monosの「Dos Atomos」の2作品が同時受賞した。バンド・グループが大賞を受賞するのは、今回が初となる。
受賞インタビューはMONO NO AWAREの玉置周啓(Vo, G)と加藤成順(G, Cho)、Dos Monosの荘子itとTaiTan、そして後藤による座談会形式で行われた。人気ポッドキャスト番組「奇奇怪怪」のパーソナリティとしても知られるTaiTanと玉置を含め、受賞者として登場した4人は全員1993年生まれの同世代。これまで音楽的に交わる機会はなかったという2組だったが、話が進むに連れ、それぞれの到達点と共鳴し合う部分が浮かび上がり、最後にはある約束を交わす。
また2アーティストへの大賞授与に関して、後藤は「デビュー時の新人を持ち上げて煽るようなやり方じゃなくて、アーティストがマイルストーンみたいな作品を打ち立てたときにそれをちゃんと評価する賞でありたいと思っていた」「思い描いたかたちで称賛できたことが嬉しかった」と語った。なお6月11日公開されるポッドキャスト「APPLE VINEGAR -Music&Talk-」では賞の総括が語られる。
