Vtuberのピーナッツくんが本日11月23日18:00からHulu、全国の映画館で生配信されるバーチャルライブ「PQ」を開催。本公演の冒頭部分がYouTubeで無料配信される。
「PQ」はピーナッツくんがトータルプロデュースを手がけるバーチャルライブ。3D技術を駆使した演出を取り入れ、バーチャルライブの常識を塗り替えることに挑む。本公演にはゲストとして漢 a.k.a. GAMI、Daoko、PUNPEE、幾田りら、轟はじめの全5組が出演。監督をグラフィックデザイナー兼VJのShun Nagasawa(PARMEL)、制作をnabekatsu(釣部東京)、狸豆建設、バーチャルライブプロダクションのREZ&が務める。
ピーナッツくんはSNSで「おうちの人も映画館の人も盛り上がってくださいナッツ」「YouTube冒頭無料配信もありますナッツ!! ぜひ!!!」と告知。Huluでは「PQ」全編をリアルタイムおよび2026年1月12日23:59までアーカイブ視聴できるチケットが、3900円で販売されている。
なお「PQ」の開催に向けて、ピーナッツくんとVtuber・ぽんぽこは協力して1年がかりで準備をしてきた。本公演の開催を前に、ピーナッツくんは「過去最高に緊張している」とのこと。ピーナッツくんも出演するVtuber・ぽんぽこのYouTubeチャンネル「ぽんぽこちゃんねる」では、ぽんぽこが「私たちはバーチャルYouTuberなんです。今一度、バーチャルのキャラクターと向き合っているんです。(『PQ』は)そのひとつの到達点です。ぽこピーはこのライブに全財産、全人脈、すべてをかけてるんです」と熱くコメント。ピーナッツくんは「お前が観なかったら誰が観るんだよ! 僕を信じろ! かかってこいや!」「お前の期待以上を見せてやるよ!」と期待を煽った。
さらにピーナッツくんは「ピーナッツくんのちょっとズレた話」と題して、「PQ」に向けた思いをX(Twitter)に投稿した。「PQは映画でも演劇でもなく生配信の音楽ライブナッツ。生配信ならではの動きや声の生々しさにこそQuantum(量子)は宿ると思ってるナッツ」と公演内容について触れ、「Vtuberのライブにはもっとできることはあるナッツ。ずっとそう思ってきたから、PQをやるナッツ」「重要だと思うのはVtuberが持つアーティスト性を存分に発揮することナッツ」「その瞬間に発動するスパーク!みたいなものを大事にしたいナッツ」などと思いを発信。Vtuberへの帰属意識があることを表明しつつ、「着ぐるD(着ぐるみ)じゃなくて3Dのバーチャルな姿じゃないと伝えられないスパーク!があるナッツ。もしぼくの思ってるスパーク!がPQで最大限に発揮できたら、それは音楽ライブ、映画や演劇の枠を越えて、ピーナッツくんの表現として新しいアートフォームを作れる!とも思ってるナッツ」とVtuber界を牽引する存在としての自負もにじませている。


