KISS OF LIFEが12月14日に東京・高輪ゲートウェイシティ前のTAKANAWA Gateway Parkでサプライズライブを行った。
KISS OF LIFEは韓国で2023年7月に1stミニアルバム「KISS OF LIFE」でデビューしたS2エンターテインメント所属の4人組ガールズグループ。12月10日より初の日本ツアー「KISS OF LIFE Japan Debut Tour [Lucky Day]」を開催し、16日に東京・東京ガーデンシアターで最終公演を行った。
KISS OF LIFEのサプライズライブは、TAKANAWA Gateway Parkで行われていたK-POPランダムプレイダンスの一環として突然スタート。将来有望な若手ダンサーたちによるパフォーマンスが繰り広げられている中、白い上下のジャージにサングラスをかけたJULIE、NATTY、BELLE、HANEULが現れると、驚き混じりの歓声があちこちで沸き起こった。ライブが始まった15:00台は、吐く息が白くなるほどの寒さではあったが、メンバーはキレのある動きで「Igloo」をパフォーマンス。曲の終盤ではサングラスを外し、目の前の観客に笑いかける場面も。トークパートでは「寒い?」「大丈夫?」と観客を気遣い、ダンス中とは異なる人懐っこい一面をのぞかせた。
「始まるまで緊張しました!」と口々に語っていたメンバーだったが、「ステージに上がったら緊張が解けました」「皆さんのおかげで本当に力が湧いてきました」と温かな空気を作り出した観客に感謝の思いを伝える。さらに「日本の皆さん、本当にかわいい。目が合うたびにふっと笑ってくれるのが愛おしいです」と目を細め、K-POPランダムプレイダンスに参加していたダンサーたちのクオリティの高さにも言及。その言葉にダンサーたちは感激の表情を浮かべていた。
「私たちが日本デビューしたのを知ってますよね? いろんなカラーのKISS OF LIFEを感じられる作品なので、聴いてくださいね」「皆さん、今日ここで会えたのは“Lucky”ですよね?」というメンバーの言葉に続いたのは、11月にリリースされた日本1stミニアルバム「TOKYO MISSION START」のリード曲「Lucky」。軽やかなビートをベースにしたトラックに乗せて、蠱惑的にパフォーマンスをする4人にオーディエンスも沸き立つ。
その後、「Lips Hips Kiss」を披露し終えたところでステージを去る予定だったKISS OF LIFEの4人だったが、急遽スタッフにアンコールとして「Lucky」の“おかわり”を提案。K-POPランダムプレイダンスに参加していた8歳の少女ダンサーに声をかけ、5人編成による「Lucky」を披露して集まったオーディエンスを感嘆させた。その後、KISS OF LIFEは3回目の「Lucky」を幸運にもその場に居合わせた観客にプレゼントし、寒さをものともせず笑顔で去っていった。
なお、KISS OF LIFEのサプライズライブの模様は、後日YouTubeチャンネル「dingo」および、ライブ映像を「推しカメラ(チッケム)」で楽しめるアプリ「Chikemoo」にて配信される。


