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伊野尾慧、舞台版「四畳半神話大系」で冴えない大学生になる

伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)
3か月前2026年01月10日 19:06

伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)が5月から6月にかけて東京・新国立劇場 中劇場と大阪・東京建物Brillia HALL 箕面で上演される舞台「四畳半神話大系」の主演を務める。

「四畳半神話大系」は京都を舞台にした森見登美彦の同名小説を初舞台化する作品。バラ色のキャンパスライフを想像していたのにもかかわらず、冴えない大学3回生として生活している主人公“私”が、「1回生に戻ってやり直したい」という思いのもと複数の並行世界で物語を繰り広げる青春ストーリーだ。脚本および演出は、2010年にフジテレビ系ノイタミナ枠で放送されたアニメ「四畳半神話大系」と同じくヨーロッパ企画の上田誠が担当する。上田は森見の小説「夜は短し歩けよ乙女」を原作としたアニメ映画の脚本、そして2021年に上演された同作の舞台版の脚本と演出も手がけた。

このたび伊野尾は自身のイメージとかけ離れた冴えない大学生役に挑む。伊野尾はこの発表に際して「僕が演じる主人公の『私』はかなり悶々としているのですが、学生の頃に誰しもが抱えていたであろうあの気持ちは、僕も大学に通っていたのでわかる気がします。35歳、大学生役、頑張ります!」とコメントしている。

伊野尾慧 コメント

初めてミュージカルに挑戦した「ハネムーン・イン・ベガス」から、2年ぶりの舞台出演になります。
「なんか楽しみだな」という気持ちが大きいですね。
やっぱりヨーロッパ企画・上田誠さんの舞台に出るというところももちろんそうですし、原作の作品世界がすごく素敵で。加えて個人的にタイムリープものが大好きなので、そういった作品に自分も参加できるのがすごく楽しみです。勢いというか、力強さを感じつつ、原作やアニメのスピード感、あの独特な森見さんワールドを演じるのは楽しみでもあり、難しいところなのかなと、ドキドキワクワクしています。
本で描かれていた作品が、アニメで視覚的な情報になって、今度は舞台で“体験”になる——その段階を踏んでいるのが面白いなと思っています。
僕が演じる主人公の「私」はかなり悶々としているのですが、学生の頃に誰しもが抱えていたであろうあの気持ちは、僕も大学に通っていたのでわかる気がします。

35歳、大学生役、頑張ります!

脚本・演出 上田誠 コメント

ちょっとどうなるか分からない。責任者は私である。
「四畳半神話大系」という、たいへんに内向的な青春小説を舞台化する。森見登美彦先生の煩悩汁や妄想汁や青春汁、あらゆる汁が沁みこんだ万年畳のような小説である。内面はたいへん騒がしく面白いことになっているが、普通に舞台化すれば、主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。

アニメ脚本のオファーをいただいたのは15年前。「えっ『夜は短し歩けよ乙女』のほうじゃないの?」と訝しんだし、このほとんど下宿で一人語りするだけのような小説がどうやったらアニメになるんだろう、と思いながら引き受けた。
そうすると驚くべきサイケデリックでグロテスクでロマンチックな作品がぐりん!とできた。湯浅政明監督の慧眼と手腕に震えたし、ぐりん!は、むっつりした主人公を四次元的に裏表ひっくりかえした音だった。

そのぐりん!を自分もやってみようと思った。
小説とアニメを除いては、舞台に限ってそれが可能のように思えたし、伊野尾慧さんという主役を得たことも大きい。その涼やかな外見の中に、煩悩や邪悪や面白をたくさん渦巻かせていそうな、ぐりん!しがいのある人だ。

主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。
その内面ではのべつずらずらと妄想や他責志向や自省が語られ、登場人物たちは色眼鏡によって自在に歪められ、怪物や聖女や悪女になる。無生物がしゃべり出すしジョニーが意思を持つ。そんな阿呆学生宇宙を舞台にぐりん!と現出させられたら、という目論見である。
うまくいったら宇宙創成の神話になる。

舞台「四畳半神話大系」

2026年5月17日(日)~5月31日(日)東京都 新国立劇場 中劇場
2026年6月4日(木)~6月9日(火)大阪府 東京建物 Brillia HALL 箕面

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