GACKTがPOPOPO株式会社の取締役に就任。本日3月18日に行われた、新規スマートフォンアプリ・POPOPOの詳細を初公開する「POPOPO サービス発表会」に登壇した。
POPOPOは“カメラのいらないテレビ電話”という新しいコミュニケーション体験を提案するサービス。アバターを使うことで、顔出しせずとも対面で会話をしているような体験ができる通話アプリだ。「普通の会話をエンタメに」をコンセプトに掲げており、笑い声を検知するとアバターが笑顔になり、通話画面では映画のようにカット割りが自動的に切り替わる。通話には30人まで参加でき、会話の様子を生配信することも可能。ユーザーがまとうスーツは400種類以上で、会話のシチュエーションは5つ用意されている。アプリBGMはアソビシステム協力のもと、同社所属アーティストの楽曲を一部使用できる。
GACKTは同じく取締役に就任した実業家の西村博之、映画監督・プロデューサーの庵野秀明、ドワンゴ創業者の川上量生、POPOPO代表取締役社長の矢倉純之介氏とともに登壇した。庵野、GACKT、西村という業界がバラバラの3人は、本アプリに出資する川上から声をかけられ、プロジェクトに携わることに。庵野はキャラクターやビジュアルの監修を務めた。川上は自身がニコニコ動画を立ち上げた頃を振り返り「ニコニコ動画は画面にコメントが出るなんてありえないと思ったけど、使ってみるとだんだん気持ちよくなった。POPOPOも同じ要素があるんです。テレビ電話って、あまり使いたくないじゃないですか。生理的に気持ちよくなってくる要素、そこに賭けてみようと思って始めたプロジェクトです」と説明した。
GACKTはアプリ制作段階で、ファンクラブを持つアーティストとしての立場から見たSNSの在り方や課題についての意見を提供したと言い、「POPOPOはボクらみたいなアーティストやクリエイターが表現をするのにいいコミュニティが作れる場所になると思います」とコメント。そんな役員陣は取締役会をこの日初めて行ったそうだが、盛り上がったのはアプリについてではなくほとんど雑談だったという。「ご覧の通り、まとまらない」と記者陣の笑いを誘ったGACKTは、「でも、それぞれ好き勝手なコトを言っているから面白いコトができると思う」と所感を語った。
発表会後、GACKTは囲み取材に対応した。アーティストやアイドルには、ファンクラブを持ちながらSNSを更新することへのジレンマが常にあるという見解を示し、「これからたくさんのアーティストがいろんな使い方を発見していくと思います」とアプリの可能性に言及。ファンとの交流が可能な機能もあることから、「自身がPOPOPOで話してみたい憧れの人は?」と聞かれると、「声優さんの中に入って話してみたいですね。ガンダムフリークなので」と答えた。また種類豊富なアバターのスーツに話題が及ぶと、コスチューム好きのGACKTは「大トロを着てしゃべってみたい」とコメント。最後に「今までにないSNSなので、ぜひ一度試してみてほしい。使ってみたら『なるほど』と感じるはずですし、『もっとこうしたら』という意見も反映されやすいと思います」とアピールした。
また発表会には佐藤健がゲスト出演。普段からSNSのライブ配信を活用している佐藤は「定点でなくカメラワークが加わるだけで会話に引き込まれるなと思いました」とアプリの新しさを強調した。カット割りを監修したのはビジュアリストの手塚眞。彼は発表会にて「カメラワークの法則にのっとりながら、会話の邪魔をしないような流れを作ることに苦心しました」とそのこだわりを明かした。POPOPOは本日3月18日15:00にサービススタート。なお、この発表会の模様はYouTubeやXで生配信された。現在アーカイブを観ることができる。


