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KEY TO LIT中村嶺亜の個展が本日オープン、アートへの強い思いとこだわりを明かす

中村嶺亜(KEY TO LIT)
3か月前2026年04月02日 19:04

中村嶺亜(KEY TO LIT)の初の個展「REIA NAKAMURA 1st EXHIBITION ReBELiUM@SHIBUYA」が本日4月3日から19日にかけて東京・LAIDOUT SHIBUYAで開催される。それに先駆けて、昨日4月2日に囲み取材と内覧会が行われた。

こだわりが詰まった初の個展

中村は幼少期から油絵を学び、大学でも芸術学部で油絵を専攻。ほかにも水彩画、スプレーアート、デジタルアートなど多彩な表現で作品制作に取り組み、テレビ番組などへの出演を通して芸術センスを高く評価されてきた。昨年行われたKEY TO LITのライブツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL」ではロゴのデザインも手がけた。

STARTO ENTERTAINMENTのジュニアメンバーが個展を開催するのは中村が初。会場では本展のために描き下ろされた新作はもちろんのこと、これまで中村が描き溜めてきた“和×サイバーパンク”で織りなすキャンバス作品、タイトルにもなっている「ReBELiUM」の世界観を象徴するキャラクターの立体造形、 22本のスケートボードアートまで渾身の作品が70点以上展示される。

会場に登場した中村は「僕は小さな頃から両親のおかげで絵を描くことが大好きで、近所の絵画教室で習わせていただいたり、芸術学部のある大学に行かせていただいたりしたんです。それから『プレバト!!』さんに出させてもらったり、ライブロゴを描かせてもらったりする中で、アートを仕事にするのが好きだなということに気付きました。それで会社の大人の方に自分の作品をファイルにしてプレゼンして、『個展をやりたいんです』と何度かお伝えさせてもらって、叶えていただきました」と個展開催に至った経緯を語り、「ド直球にめちゃくちゃうれしいです。個展の施工だったり、さまざまな準備が間に合ったことに今すごくホッとしています。個展の開催自体も目標にしていたのですが、それをいつも応援してくれてるファンの皆様に楽しんでいただいて成功させることが一番の目標なので、そのためのステップを確実に踏めているのはうれしい。絶対に成功させたいです」と意気込んだ。

個展開催を目指して数年にわたって作品を作り続けていたという中村。昨年の春頃に個展の開催が決まり、打ち合わせや会場の下見を始めたという。「個展の準備をしていて大変だったことは?」という質問を受け、中村は「個展をやるということは、グッズ、ホームページ、媒体さんに向けてのテキストだったり、さまざまなものが発生する。僕はアートのことになるとこだわりが強いので、全部に関わりたいと思ってやらせていただいて。グッズの裏に使う紙の素材からシールの素材まで、皆さまが想像できる範囲を超えてチェックさせてもらいました。こんなにやることがあるのかと、すごく大変でしたね。ただ、それだけこだわりを詰められたので、愛も深くなっています。皆さまに手に取っていただいたり、見ていただけたりするのが楽しみです」と目を輝かせた。

20代で一番華やかな年にしたい

個展の舞台となっているのは監獄都市・クラクシア。「既存の物理常識に反逆する合金」であるリベリウムを中心とした物語や、さまざまな組織やキャラクターが描かれている。会場の施工は内覧会の前日まで行われていたそうで、中村は「作品やキャプションの配置、照明、汚しの垂れ具合、錆び具合について施工チームの方々にお伝えして、皆さんと一緒に僕も作業していきました」と振り返った。内覧会が行われた4月2日は中村の29歳の誕生日。日付が変わる瞬間は、個展の施工からの帰り道に、タクシーの運転手と2人で迎えたという。中村は「自分のこれまでの人生の中でもいいスタートダッシュを切れている誕生日。29歳の1年は、20代で一番華やかな年にしたい。いろんなことにたくさん挑戦していきたいなと思っています!」と声を弾ませた。

70点以上の作品の中でも、特に力を込めて描いたのは、特大サイズのF120キャンバスを2枚つなげて描いた作品だという。中村は「自分の人生で描いてきた中でも圧倒的に大きな作品。愛着もありますし、世界に広まれという思いも強いです」と語る。さらに彼は、個展の中でも重要なキャラクターである正体不明のストリートアーティスト・リビルの立体像もアピールした。これらの作品には1つひとつ、中村によるキャプションが添えられている。中村は「世界観の説明をバーッと書いているんですけど、キャプションの文字が多すぎて削らなければいけなくなって、削りに削って今の形になった。なのでまだ説明しきれていない情報もあるのですが、僕が与えた情報で皆さんに想像してほしいなと思っています」と期待を寄せた。

「個展を開いてみて、自分自身をどのような人間だと感じたか」と聞かれた中村は「めちゃくちゃ厨二病だなって(笑)。なんで僕はこういうことだとこんなにスラスラとストーリーが浮かぶんだろうって。まだ登場していない組織やキャラクター、街もあるんです。奥まで作ったほうが解像度が高まるので。ポンポンと思い浮かぶのは、ある意味自分の才能だなと思いました。小さい頃から想像することが大好きで。怪物に追われている想像をしながら、マンションの長い廊下を走って帰っていた。そのまま大人になっちゃったなと思います」と楽しげに述べた。

千賀健永からのアドバイス

これまで個展を行った千賀健永(Kis-My-Ft2)や松島聡(timelesz)といった事務所の先輩の背中を見てきた中村。彼は「個展をやりたいという気持ちが具体的に決まったのは、千賀くんの個展『FiNGAiSM』を見に行かせていただいたとき。スケボーアートのエリアの入り口に飾った1本目は、『FiNGAiSM』を見に行った日に描きました。あの日、『僕は絶対に個展がやりたい』という意思が固まって、『こういうふうにやっていきたい』『自分のルーツを大切にしたい』と思った。そこがスタートですね」と回顧した。また個展の準備期間中も、キャラクターを作るうえで千賀からアドバイスをもらっていたそうで、中村は「去年の春に個展の開催が決まったはいいものの、個展作りのやり方が右も左もわからない状態だった。どういうところから作っていったほうがいいのか、どういうところを意識したほうがいいのかというところからお聞きしました」と千賀とのやりとりを振り返る。そして「世界観の設定を読んでいただいたときに『わかりやすいキャラクターを作ったほうがいいよ』『主役にしたい子をピックアップしてあげたら、今後自分をすごく助けてくれるよ』と千賀くんがおっしゃってくださって。それで今回実際、ホームページだったり各所でリビルくんが大活躍してくれた。本当に千賀くんのアドバイスに助けられました」と感謝の思いを述べ、「絶対見に来てほしいです。連絡したところ、来てくれると言っていたので、感想を楽しみにしています」と千賀に呼びかけた。

さらに松島の個展では、立体空間を使った展示の仕方を学んだという。中村は「聡ちゃんの立体空間を使った展示がすごく楽しかったので、自分も空間作りを大切にしたいなと思って。会場の奥のほうの世界観は、聡ちゃんの個展を見た経験があったからこそ作れました。事務所の先輩方が作ってきてくれた道で得られたものは大きい」としみじみと言葉にした。

KEY TO LITのメンバーの反応を尋ねられると、中村は「僕はみんなでいるときも、ずっとタブレットで絵を描いていて。メンバーはそれを見るたびに『めっちゃ楽しみになってきたわ』って言ってくれた」と顔をほころばせ、「個展を作るときに、自分の中で20通りくらいの選択肢ある中で3通りくらいまで選ぶときに、例えば(井上)瑞稀に『どっちの色が好き?』って聞いたりした。メンバーの意見が反映されているところもあります」と明かした。

最後に「自分にとってアートとはどういうものか?」と聞かれた中村は「“自由に楽しむもの”というのは、大きくなっても変わらない。アートは楽しいものであり、自分のエゴを注ぎ込むもの。エゴを乗せたうえで、誰かの心を動かす可能性を持っている表現。僕はアイドルという仕事でも、アートにおいても、とにかくひとを前向きにするエネルギーを持っていたい。アートがなかったらただの厨二病男なので、アウトプットできるものがあってよかったです」と微笑みながら語った。

REIA NAKAMURA 1st EXHIBITION ReBELiUM @SHIBUYA

2026年4月3日(金)~19日(日)東京都 LAIDOUT SHIBUYA

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