BREIMENのワンマンツアー「AVEANTING 2026」の千秋楽となる追加公演が本日4月28日に東京・duo MUSIC EXCHANGEにて行われた。
客入れBGMが流れることなくじんわりとした熱をたたえた会場が、突如暗闇に包まれる。そこに高木祥太(Vo, B)、サトウカツシロ(G)、いけだゆうた(Key)、ジョージ林(Sax)、So Kanno(Dr)の5人が姿を現し、「ナイトクルージング」でライブをスタート。グルーヴィなサウンドでフロアの揺れを徐々に大きくしていき、演奏が終わるやいなやさっそく大きな歓声を浴びる。さらに5人は「乱痴気」「IWBYL」を畳みかけ、オーディエンスの体を縦に横にと動かし続ける。高木が「duo MUSIC EXCHANGE」という会場名に掛けて「俺とお前の音楽を交換しようぜ!」と告げると、力強いシンガロングが発生。ステージと客席がひとつになったところで演奏のボルテージも上昇し、早くも1つ目のハイライトが形作られた。
その熱をクールダウンさせるように、BREIMENは「yonaki」をプレイ。しっとりとした妖艶なパフォーマンスで観客を酔いしれさせ、音楽性の幅広さを提示する。かと思えばテクノミュージックのような快楽性やプログレッシブな複雑さが大胆に入り混じったアレンジの「あんたがたどこさ」が演奏され、会場は興奮に包まれていった。さまざまなトーンの楽曲が次々と繰り出されるが、どんな楽曲でもBREIMENは肉体的アンサンブルを奏で届ける。「ODORANAI」ではミラーボールのもとでオーディエンスが一心不乱に飛び跳ね、会場がひと際強い高揚感に包まれた。
ライブ後半、キラーチューン「ブレイクスルー」が披露され、ドライブ感たっぷりの演奏が届けられる。間奏では高木と林がステージ中央で向かい合って音を鳴らすなど自由闊達なセッションで観客を魅了。パフォーマンスが終わると同時に拍手、歓声、指笛が鳴り響くほどの熱狂状態へと会場を導いた。ここまでぶっ続けで10曲を演奏したBREIMENは、この日初のMCで、5月13日に新曲「めんどいな…」をリリースすることを発表し、さらなる拍手を浴びる。そして「今年はアルバムを発売することが決まってますが、まずはこのライブを楽しんでいきましょう」と告げてライブを再開。「A・T・M」でサトウがハンドマイク片手に会場のムードを盛り立てたり、Kannoが華麗なドラムプレイで観客の視線を釘付けにしたりと、再びステージの空気を白熱させていく。
そこからメロウなミドルバラード「ラブコメディ」がシームレスに奏でられ、会場はしばし優雅な空気に。TOMOOとのコラボ曲「ソングライター」の5人バージョンでは、乾いたアコースティックギターの音色や切実な歌声が響き、これまでとは異なるシリアスな空気が顔を覗かせる。その後「銀河」へと移った5人は激しく明滅するストロボの光の中で、ノイジーなサウンドを轟かせ熱狂の渦を作り出す。そしてラストに5人は、高木のベースの弾き語りから「MUSICA」を演奏。別れの挨拶の代わりに「奏でていれば 歌っていれば また会えるかな」というフレーズをオーディエンスへと届け、にぎやかながらも感傷的な空気の中でライブの幕を下ろした。
セットリスト
BREIMEN「AVEANTING 2026」2026年4月28日 duo MUSIC EXCHANGE
01. ナイトクルージング
02. 乱痴気
03. IWBYL
04. yonaki
05. CATWALK
06. あんたがたどこさ
07. 満員電ス
08. ODORANAI
09. Rolling Stone
10. ブレイクスルー
11. A・T・M
12. ラブコメディ
13. ソングライター
14. 銀河
15. MUSICA


